おばんでがんす
もうこんな時節に成ったのだなあと感心する、
百樹園の山中に野甘草が咲いている
派手派手に、賑やかに、仰々しく、咲く花だが、鄙には稀な美人である、田んぼの土手や藪の縁でも
我儘は言わない,何処だって咲く、庶民派なのだ
そして春先に芽を出して春だ春だと騒ぐ能天気のやつだ、だが新芽の御浸しや、白和え等はお美味しい
然し賑やかに咲くも残念乍ら一日花だ、次々と蕾を膨らませて花は咲く、然し種はできない三倍体です
動物も植物も持っている染色体とは物凄い力を持ったものですね
八重咲の花は自然界には少ないが、此れ等は少ない中の貴重な一種でしょう
同じ親戚の夕菅などはきちんと花が咲いて実が成って苗ができますね
自然界も少し深読みするだけで、楽しい世界ですね、いつもとても楽しんでいます
一軒家さんに戴いた九階草が咲いています
大して増えもせず、さりとて絶えもせず、旧態依然したすがたでいます、小さな園には丁度良い育ち方です
希望はもう少し元気よ、色よく、く咲いてほしいのですが、欲にはきりが無いのでこの位で我慢です
でも時期には時期の花が咲いて一時愉しませてくれるのが何より有り難い
若いころ植物の勉強を多少して措いたのが今に成って生きている、有り難い事です
学ぶ事は幾つに成っても出来るしそして楽しめる、明日も頑張ろうと思える、
そんじゃあ又話すべえ
遊童子
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