蓮咲く
2024年07月03日 | 花
おばんでがんす
我家の風呂桶の池に蓮が咲き出した、去年桶をひっくり返して植替えてやれなかったので今年は元気が悪い
背丈も短いし葉っぱも小さい、自然は期待して手を加えてやればやっただけ答えて呉れる決して嘘は憑かない
先ず今年は自然の花々にとって良い環境と謂う訳には行かない、気象が悪い状況だ
雨も少ない早くから温度も高い、いつの間にか日本の誇る四季がなくなって、二季に近くなって来た
今年はあまり花が咲いてくれないだろうと想像している
蓮の葉は仏の台座を守る基礎であり蓮の花は仏の悟りを開くための座して瞑想する台座だ
下の池の中のどろどろの真っ黒の土の中から出てくる、すがすがしい色の茎と葉だ
蓮の茎とか髄と呼ばれる物は中空だ、これで仏は下の地獄を観察し救えるものは救って天界へ救い上げる
蓮の髄から天井を望むのは狭い範囲しか見例えだが、蓮の髄から下界を覗けば大きな広い世界が見える
洋の東西を問わず天界と地界はある、人間は例え地界に落ちても現生で何かしら善行をして居れば救われる
其れは未だ寒さが感じられる時期に覆いをして寒さを除け、初夏早くにトマトを生らしてそれを食べる
其の事は極々普通の事でもトマトはなるが
早くにいろいろと手を施して早く家族に食べさせるということ自体が善行なのだ、そうした努力こそが
御仏が認める何かを持っていると考えている、善行とは、なにも皆から称賛を浴びる事ばかりではない
そうした善行の果てに先日トマトを食べた、仏壇に進ぜてからお下げして戴く、
そのことは神仏共に、同じ奉祝なのだ、
そうそう長くない余生をこうした心で過ごせる事こそ幸せの極みであろう
少し説明っぽくなっってしまった。
そんじゃあ又話すべえ
遊童子
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