扉

扉はいくつもあるようだけど
肝心な扉はそう多くない。

外へ出る扉
中へ入る扉

帰る場所があるから外へ出る。
外に出たら帰る場所に戻る。

生きる為に必要な扉はそれだけなのかも。

手

　手には人を幸せに出来る力があるんだ。

手と手をつないで握りあう事と握手と言います。
握手をしていると手のぬくもりが伝わって、
その手のぬくもりで相手の事と自分の事を考えて
考える事や思う事が出来るんだ。

些細な事なんて思わない。
そう教えてくれた人が居ますから。

土

土のぬくもり
土のにおい
土の力

段々記憶から遠ざかって
風化される物になるのは
避けるべきではないだろうか

土には生きる源の一つであると言う事実
それを覆してはならないと言う掟があるから。

地

　地の上を歩く
地の下を歩く

どちらも珍しい事ではないけれど
どうせなら地の上の方が良い。

それが本来の姿だから。

太陽や月や空の光を受けて
大きな地で過ごしているから。

旅

　旅に出よう

一歩足を踏み出して歩き始めると
新しい発見があるんだよ。

毎日同じ目的地に行って
その目的地から帰っても
必ず気付く事はあるから

空

　空にもいくつか顔がある。
朝の顔、昼の顔、夜の顔
天気の良い日も悪い日も
いろんな顔を見せてくれます。

空を見上げてみよう。
いろんな現実の中で
生きているのは同じだよ。

背

　背で感じる事
人の大きさ、たくましさ、哀愁、
いろんな事を感じる事が出来るんだ。
どれだけその人と接したかはともかく
背の真ん中にある背中っていつだって
無言で何かを伝えているのでしょうね。

素

　飾らず　気取らず　ありのままに

人前に出る事は勇気が要るかも知れない
だけど必ず一度はその機会はあるとしたら
思い切るしかないんだろうね。

信

　信じる。
人と言との組み合わせで信じる。
人は何かを言い合う事無しでは
生きていけないのでしょう。

どちらかの一方だけで意思の疎通は出来ないし
お互い様は言い合って分かり合えるものだもの

幸あれ

　幸せってなんだろう？
必要な時に必要な物を必要以上に手に入れる事
なんて事になっていないだろうか…？
もしも仮に何かをそうして手にしたら
それで満足するだろうか…？

『感じる』と言う事忘れてはいけないね。
幸多き事を願います。