歯科医物語

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ヒートショック対策

2023-01-25 22:31:10 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
厳しい寒さ続く 冬の入浴中の事故に注意 節電中でもヒートショック対策を

皆さんは「ヒートショック」についてご存じですか?冬に発生しやすい事故の一つで、急な温度変化による身体への負担で発生してしまうものです。ヒートショックの認識と併せて解説していきます。

冬に多いヒートショックとは?







強い寒波の影響で、今朝は全国的にかなり冷え込みました。 この先も寒い日が続く予想ですが、冬に発生しやすい事故の1つである「ヒートショック」について、皆さんご存じでしょうか? ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急な変化が体に与える影響のことです。ヒートショックによって血圧が大きく変動することで心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞などにつながるリスクが高まります。また、ヒートショックによってふらついたり、失神したりすることで、浴槽で倒れて溺れるなど入浴中の事故を引き起こすこともあります。 今回、Yahoo!ニュースの協力を得て、全国のYahoo! JAPANユーザーに「ヒートショック」に関するアンケートを実施しました。アンケート実施日は2023年1月6日です。 アンケート結果から、ヒートショックを「知っている」方は7割以上を占める一方で、「対策をしている」方は半数を下回る結果となりました。ヒートショックについて、認識はしているものの、対策まで十分に行うことができている方は少ないようです。

ヒートショックは冬に起こりやすい 高齢者のおぼれる事故多発







東京消防庁の調査によると、令和元年度中に「おぼれる」事故で救急搬送された都内の高齢者の人数は520人で、中でも12月から2月の冬場の搬送者が276人と、全体の半数以上を占めています。さらに、事故の発生場所については、約9割が家の中の浴槽でした。 冬の時期は、暖房で暖められた居間と寒い脱衣室との温度差が大きいため、他の時期と比べてヒートショックが起こりやすくなります。そのため、高齢者が浴槽でおぼれる事故が多いのではと考えられます。

皆さんのお風呂の温度は?




 



皆さんは、お風呂の温度は何度に設定しているのでしょうか。アンケートの結果から、40℃~42℃に設定している方が最も多く、続いて43℃(7.7%)、44℃(1.8%)、なかには45℃以上(2.4%)という回答もあり、全体的に冬場は高めの温度設定にしている方が多いようでした。 風呂場が寒すぎるのでお風呂を熱めに沸かせて風呂場を暖めたり、熱めにお風呂を沸かさないと冷めてしまったりするため、皆さん高めの温度設定にしているのかもしれません。





入浴時のヒートショック対策 お湯の温度は41℃以下に


ヒートショックを防ぐには、暖かい場所と寒い場所との温度差を小さくして、体への負担を減らすことが大切です。節電により暖房の使用を控える人がいるかもしれませんが、入浴時のヒートショック対策について、主なポイントをご紹介します。





 【入浴前】 脱衣室と浴室を暖かくしておきましょう。脱衣室は衣服を脱いでも寒いと感じないくらいに暖めておくと安心です。お湯はりの時にシャワーを使うと、シャワーの蒸気で浴室全体を暖めることができます。お湯が沸いたら、十分にかき混ぜて蒸気を立て、浴槽のふたを開けておくのも効果があります。 入浴前には、十分に水分を補給しつつ、周囲の人に声をかけておきましょう。万が一、入浴中に体調が悪くなった場合、早く発見してもらうことが大切です。




 【入浴中】 湯船に入る前に必ずかけ湯をしましょう。心臓から遠い足先から徐々にお湯をかけると血圧の急激な変動を防ぐことができます。 浴室との温度差を小さくするために、お湯の温度は41℃以下にしましょう。長時間熱いお湯に浸かると、体温が上昇して意識障害を起こすことがあります。お湯につかる時間は10分を目安にしましょう。

 



 【入浴後】 入浴後もしっかり水分を補給しましょう。入浴中にたくさん汗をかくと脱水症状を起こすことがあります。コップ1杯程度の水やスポーツドリンクなどを飲むと良いでしょう。 寒さが強まると、家の中でも冷え込む場所ができて、部屋と部屋の温度差が大きくなります。ヒートショックを防いで、冬の入浴を安全に楽しむために、すぐにできることからぜひ始めてみてください。
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雪 路面凍結

2023-01-25 22:16:39 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
日本は 冬になると 雪 路面凍結がることはわかっているのに

どうして 雪 路面凍結 があると 慌てるのだろう 

もっと日ごろから 気象情報を よく見ること

雪 路面凍結 水道凍結したらどうするか 日ごろから

考えておくべき 私は 雪国育ちだから 大体わかるが・・・・

 
 




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文芸評論家の目黒考二さん死去 76歳 「本の雑誌」初代編集長

2023-01-25 22:11:12 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
文芸評論家の目黒考二さん死去 76歳 「本の雑誌」初代編集長

目黒考二さん
 文芸評論家の目黒考二(めぐろ・こうじ)さんが19日、肺がんのため死去した。76歳。葬儀は近親者で営む。お別れの会を後日開く予定。喪主は妻有美子(ゆみこ)さん。


 
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終末時計、残り「90秒」

2023-01-25 11:34:44 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
終末時計、残り「90秒」…「人類滅亡まで」過去最短に

人類滅亡まで残り時間90秒を示す「終末時計」=ロイター
米科学誌は24日、人類滅亡までの時間を示す「終末時計」の残り時間が「90秒」だと発表した。ロシアによるウクライナ侵略で核兵器使用のリスクが高まっていることなどから、過去最短だった2020~22年の「100秒」を下回り、公表の始まった1947年以降で最も短くなった。
 終末時計は、世界各国の指導者や市民へ危機感を伝えるために、米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」(原子力科学者会報)が毎年、公表している。科学者や安全保障の専門家らが世界情勢を分析して残り時間を判断している。47年は「7分」で、冷戦終結後の91年は「17分」だった。
 原子力科学者会報のレイチェル・ブロンソン会長は記者会見で、「世界は冷戦以来の危険な核の時代へ突入している」と述べ、各国の指導者に対話を求めた。気候変動や新型コロナウイルスも人類の生存にとっての大きな脅威だと指摘した。



 


 
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顎顔面組織隙

2023-01-25 09:33:20 | ☆歯科医物語
本日は急患で重症の炎症の患者さんがお見えになりました.入院も考慮しないといけないような重症の炎症でしたので,入院施設のある歯科口腔外科に紹介しました.今回は歯が原因でおこりうる重症の炎症性疾患について説明します.
歯性の炎症の多くはむし歯や治療途中の歯を放置したままになることで,骨の中に病変ができ,それがどの方向に波及するかで症状がきまってきます.軽度では口の中の歯ぐきが腫れて,痛みや熱をもつ程度ですが(それでも十分につらい症状ですが),重症化すると口が開かない,飲み込む時の痛みがある,顎の下が腫れてくる,高熱,全身倦怠感のような症状を伴います.
図に炎症がどの方向に広がっていくのかというルートとその場合の診断名を示しています.骨の中に向かって広がれば骨髄炎という診断に至りますし,顎下隙に波及し,膿瘍を形成すればすれば顎下隙膿瘍といった診断になります.炎症が波及しやすい部位とおおよその症状は以下のとおりです.
舌下隙 Sublingual space




顎舌骨筋線よりも上で,下顎骨体とオトガイ舌筋に囲まれた組織隙で舌下隙・顎下隙・咀嚼筋隙と交通します.舌下隙に炎症が波及すると,口底部の発赤・腫脹,二重舌を呈します.
オトガイ下隙 Submental space





左右の顎二腹筋前腹と舌骨体で囲まれた三角形の領域で,上方は顎舌骨筋下面,下方は深頸筋膜浅層.顎下隙と交通します.オトガイ下隙に炎症が波及すると,オトガイ〜前頸部の発赤・腫脹を呈します.
顎下隙 Submandibular space




下顎骨体内側下方で顎舌骨筋より下部,顎下腺と顎下リンパ節の存在する組織隙.舌下隙・オトガイ下隙・咀嚼筋隙と交通します.顎下隙に炎症が波及すると,患側下顎下縁から上頸部の発赤・腫脹,開口障害を呈します.
頬隙 Buccal space



頬筋と咬筋の間にある脂肪組織に富んだ部分で,上方は頬骨側頭隙,後方は咀嚼隙と交通します.頬隙に炎症が波及すると,顔面頬部の発赤・腫脹を生じますが,開口障害は軽度です.
咀嚼筋隙 Masticator space




咀嚼筋隙には下顎枝と咀嚼筋,三叉神経第3枝が含まれており,いわゆる下顎体隙と翼突下顎隙を含みます.下顎体隙頬骨弓より上で側頭隙ともいいます.顎下隙,舌下隙,傍咽頭隙と交通します.咀嚼筋隙に炎症が波及すると,頬部の腫脹や強度の開口障害を呈します.





傍(副)咽頭間隙 Parapharngeal space
内側翼突内面と咽頭収縮筋,後方は頸動脈鞘の間で囲まれた部分.顎下隙や咀嚼筋隙と交通します.傍咽頭隙間が波及すると,強度の開口障害,嚥下痛,口蓋弓,軟口蓋の発赤・腫脹を呈します.気道閉塞をきたすこともあり,注意を要します.
ほとんどの炎症は口の中の腫れを伴っていることが多いのですが,下顎第二大臼歯より後方の歯(親知らず)は解剖学的な問題から口の中にほとんど症状がでずに,いきなり,顎の下や喉のほうに炎症が波及することもありますので要注意です.
季節の変わり目や年末などの疲れがちな時期に急性の炎症でお見えになる患者さんは多いです.早め早めの受診をおすすめします.






 
 

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