そんななかで、会見後に行われたTBSの取材に注目が集まった。同日に放送された『北京オリンピック 羽生結弦インタビュー&カーリング日本VS韓国』では、安住紳一郎アナウンサーがインタビュアーとなり「オリンピックを終えた感想」「五輪連覇後の4年間について」などの質問に回答した羽生選手だったが、「北京滞在中にスケート以外のことを考える時間はあるのか?」という問いには「久しぶりにゲームをしました」と笑顔を見せた。そしてNintendo Switchを愛用していること、最近では『あつまれ どうぶつの森』をプレイしていることを明かし、同年代の若者と変わらない一面をのぞかせた。
さらに羽生選手は「僕の中で一番ゲームとして好きなのは…」と『平成 新・鬼ヶ島』と『エスポトリス伝記II』の2作を紹介。いずれも1990年代に発売されたスーパーファミコンのソフトであり、1994年生まれの羽生選手がプレイしているのはかなり意外である。本人も「すごくマイナーか、分からないかもしれないんですけど…」と語っていたが、「それが僕の原点です」と断言していることからかなり思い入れのあるゲームのようだ。