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6日目前半:エヴォラ散策

2010-10-30 | travel

翌日はすっきり快晴!
2Fのテラスで朝ご飯を頂きました。
ちょっと寒いけど、気持ち良い~(^^)
朝日が家の白壁に反射してまぶしい。
改めて美しい街です。

ポルトガルの朝食はすごくシンプルで、何処のホテルも決まってパン・チーズ(ヨーグルト)、ハムとコーヒーで、
ちょっと良いホテルだとそれに果物があるって感じです。
サラダとかないのね…


昨日行ったカテドラルにもう一回行ってみました。
礼拝堂や天正遣欧少年使節団が演奏したというパイプオルガンが有名らしいです。
オルガンはもう弾かれないのかな…(壁にくっついてた


やはりここまで来たからには行かねばと。
『サン・フランシスコ教会』の人骨堂です。
5000体の人骨が使われてるとか…!
世界遺産の番組で見ててすごいなーと思ってましたが、ほんとに圧巻です:(;゛゜'ω゜'):
柱のしゃれこうべが飾りに見える。。
ニーアの7号君みたいなのもぶら下ってました、なんだ…アレ。
さむいぼたちます。
これ後で写真見たら何か変なのも写ってたりしないかなーと思ったけど特に何もありませんでした。
※ちなみに撮影代はしっかり撮られます(1ユーロ

ナムナムしながら見学してきました。


エヴォラも一通り周った所で、最後に行くと決めていた地、
モンサラナーシュへ…

またまたバス移動です。
(バス旅に慣れてきました)

5日目:エヴォラ散策

2010-10-29 | travel

エヴォラまではリスボンで乗り継いでお昼頃到着しました。
この日は天気が大荒れで(折り畳み傘が折れた)歩くのも大変だったんですが、何とかエヴォラの街に到着!
2重の城壁にぐるっと囲まれた世界遺産の街です。
天正遣欧少年使節が滞在した街としても有名らしいですよ。

『ジラルド広場』
ホテルに向かう途中だったので素通り…
お花がとても綺麗でした。
雨のせいで(大通りなのに)人が少な…!

ホテルで荷物を置いてから街の散策。
この街、すごく可愛かったです!
ざっと街並みを見た感じ、白と黄が家の定番色の様です。
あるお家の壁のお花ディスプレイがすっごく可愛かったー*

雨が酷くなってきたのでアーケード下を歩いていたら、前から歩いてきたおじさんに
いきなり「ジャポネ◎☆△※??」と聞かれる。
なんだ~??と思って聞いていたら、どうやら日本人が珍しいらしく(折角来たんだし)案内してくれるとの事。
是非を問わず、いきなり手を握られひっぱられ。。
なんばしょっとねーーこのおっさんー!て抵抗しかけたけど、気にせずズンズン歩いてくおっさん。

まぁ大通りだし(若干怪しいけど)おじいさんだから大丈夫だろと、そのまま諦めて付いていく事に。
手つなぎやめてクレ…と言えなかった ←がっちり握られて振りほどけなかった

やたらボニ-タとか繰り返し言ってるので、どうやら綺麗な場所に連れて行ってくれるらしい。
と勝手に解釈。
ポルトガル語しか解らないおじさんだったので、手差しポルトガル本を出して身振り手振り会話。
すごく本に感動された*
バスの運転手さんだったという事で、流石ポルトガルにお詳しい。
街の通りがかりにも色んな人に声かけられてるし、いかにも地元の人っぽい。
これは何か色々と…期待できるかな?

『アグア・デ・ラプラタ送水路』
行こうと思ってた所ですが、まさかおじさんと見ることになるとわ。。
着いたら、おじさんが(俺を)撮ってくれ!と言ったので一緒にとってあげました。
何故に…まぁいいけど。
デジカメを初めて見たようで、目を丸くされていた。
それはいいとしてソニーを知らなかった…
そんなものですか

『エヴォラ大聖堂』
ここおじさんと会う前に通りがかった時、コンサートで閉まってたので諦めてたんですが、
おじさんが門の前に立ってたお兄さんに、どういう事情を言ったのか入れてもらえました*
おじさんGJっ-!
お兄さんが「内緒ですからネー」と口に手をシーってしたのに萌えた(笑

教会内はライトアップされていて、6人位の聖楽隊がミサ曲を歌っていました。
教会で生歌が聞けるとは…美しい…
ほんとは写真撮っちゃいけないんだろうけど…すみません
目の前で歌ってもらって、感動したもんで撮らずにはいられなかった(日本人

入ったのが終盤だったらしく30分もしない内に終わりましたが、ほんとに素晴らしかったです!
帰り際、門のお兄さんに、すごく良かったです!ありがとう!って言ったら
こちらの興奮が伝わったのか、すごい良い笑顔でバイバイしてくれました*
おじさんも情熱的に握手してて、兄さん照れてたのが微笑ましかった(^^)

こういうのも旅の醍醐味ですなぁ。。

日が落ちてきたので夕飯前にホテルに戻ることに。
おじさんとはこのまま夕飯まで一緒になりそうだったので、ここでさよならしました。
初めてアディオス!って言えたのが何だか嬉しかった(今までバイバイばっかり

『Pensao Residencial Policarpo』

このホテル、色んな意味で面白かったです。
元々貴族の邸宅だったのを改装して作られたペンサオとの事。
一番安い部屋にしたら、鍵は閉まらないわベットに蟻がはってるわ、窓を開けたら下が納屋だったりするわ
…どう見ても元使用人の部屋です、本当にry
みたいな感じでしたが、居心地は悪く無かったです。
インテリアは悪くなかったのに、ポリバケツなゴミ箱が残念。
共用シャワーは出が悪くて困りました。

掃除のおばちゃんに無理言って撮らせてもらった、赤いベットがある部屋がすごく可愛かったです*
共有スペースもまた可愛い(*´∀`*)タイルも良いなぁ~
PCが置いてあるんですが、1台しかなかったのでなかなかの争奪戦です(笑)
結局使えなかったけど。。


ちょっと休んだ後、夕飯を食べに外出。
適当に入ろうと思って、宛ても特になく歩いてたのですが結構な街中なのに食堂がない
日中通りかかって目をつけていたお店は予約がないとダメとの事数件。
買って食べても良いかなと思ってたのに、スーパーらしきものもない。
コンビニとか期待してないけど、もっとこう食品店とかないのー?

直ぐ見つかるだろうと思ってたのに、まさかの食堂探索ですっかり夜に…
『ディアナ神殿』がライトアップされてるよ…綺麗だなぁ
若干夕飯抜きを諦めてトボトボ歩いてたら、街の外れに小さいけど良さげなレストランが!
結構お客さんいたのに予約無くてOKだった…!
ほんとウエイターのおじさんが輝いて見えた。

『Portao do Pastor』
硬かったけど美味しいステーキと、マテウス。
量は丁度良かったです。
付け合せのマッシュポテトがうまーでした!
でもフライドポテトと組み合わせたりとか、どんだけ芋好きやん…


4日目後半:ファティマ

2010-10-24 | travel
コインブラからバスで移動。
夕日が美しい*
ファティマまでは2時間位です。
ポルトガルは結構事故の多い国って聞いてましたが、確かに運ちゃんのスピードめっちゃ早いです。
あとフロントガラスが割れてるバスを普通に使っててびびります。

夜の9時前に到着。
ファティマは小さい町なのでとりあえず中心にある『バジリカ』を目指して移動します。
夜なのに結構な人が同じ方向に向かって歩いていきます。
「聖母出現の奇跡の地」として世界的にも有名なキリスト教の聖地、
自分の様な観光客っぽい人やローブを着たいかにもな巡礼者さんも…

ホテルにチェックインした後、荷物を置いて早速夜のバジリカ散策へ。

ちっぽけな写真で凄さがイマイチ伝わらないのが残念ですが、このバジリカとにかく広大
ライトアップされた聖堂と像が綺麗ー!
丁度9時の鐘の音が響き渡って辺りも厳粛な雰囲気に。
特に信仰を持たない自分ですが、とても感じ入る心が澄み渡る様な良い空気です。

礼拝堂に至るまで大きな広場があるのですが、数十万の巡礼者が収容できるとあって、本当に広い!
願いが叶うという言い伝えから、バジリカまで膝をついて歩いてる人が結構いましたが(200m~?
すごく…大変そうです。

ガイドには9時まで…とありましたが中は明るく、まだまだ結構な人がいました。
閉める気配も無いどころか続々と人が集まってきてる感じ。
何かあるのかな…?


正面礼拝の大きな絵画がとても美しかったです。
マリア様がファティマの地に出現し、3人の子供に残された3つの予言。
第一次大戦の終結/子供の死者の国への旅立ち/教皇の受難
その後、その通り夭折した二人の子供(兄妹)がここに埋蔵されていました。
幼くして死を予言された子供…(´・ω・)哀

外を出たらば、長い蝋燭を沢山の人が持ってバジリカに集まってきてる…!
人数がはんぱないので遠めに見たら、礼拝堂がイルミネーションで飾られたみたいです。
ふわーと思いながら眺めていました。
ファンタスティック・:*:・(*´∀`*)・:*:!
ミサ曲?がまた良くて動画で撮ってたら長すぎて電池がなくなった;

広場中央にある「出現の礼拝堂」の祭壇に神父様が立ち、何やら教義が始まりました。
熱心に祈りを捧げている人と、それを眺めて写真をバシャバシャ撮る自分含む観光客陣。。
不敬ですみません;

このまま日付が変わるまでミサが続きそうだったので、いい所でホテルに戻りました。
長距離移動もあって、夕飯もとらずにそのまま爆睡。
疲れたけど、強行でファティマくんだりまで来て良かったと思える良い夜でした。
満足!

明日も日曜礼拝もあって人が多そうです。
翌日、大雨
昨日の穏やかな夜が嘘の様に大荒れでした。
昨日のうちに(ほぼ)見るとこみれてよかった…
ファティマはぶっちゃけ見所がバジリカだけなので、さくっと朝ご飯後にもう一度お参りしてから、早々にリスボンに戻ることにしました。
午後にはまた違う地方に行っていなければならないので(;´`)
リスボンまでバス、それからまたバス移動。。

印象深いファティマの夜でした。

お次はアレンテージョ地方のエヴォラまで一気にGO!

2010-10-23 | days
ちょっと用事があって実家(島根)に帰ってました。
東京からの引越し準備もはじめナ。。
服の整理がハンパなく大変です。
本も…
8年間こっちにいた分おっきいです。


旅日記また再開します*

4日目前半:コインブラ散策

2010-10-16 | travel
リスボン~ポルトは鉄道で一気に行きましたが、今度の戻り南下はバスで都市を周る事に。
ポルトガル大手のバス会社(RE社)を使えば大方の街は行くので便利です。
早速ポルトのバスターミナルからコインブラへGO!
およそ1時間半程で着きます。

コインブラは大学を中心とした学園都市で、リスボン・ポルトに次ぐ規模の都市です。
こじんまりとした街で、モンデゴ川という川が街を横断してます。
坂の多さもですがリスボンやポルトといい、どことなく似たとこありますね(・∀・)
ここも歩いて観光です。

まずは重い荷物をどこかに預けなくてはいけなかったので、駅員さんにそれとなく聞いてみたんですが、コインロッカー的なものも預けるサービスもしてないと…!
そしたら駅迎いのカフェに預けなさいと慣れた風に言うおばちゃん。
「地球の歩き方」にも書いてあった通り同じカフェ。
ほんとに無いんだなぁ。。ポルトも無かったけど
カフェに行ったら荷物を見て慣れた感じでお姉さんが預かってくれました。
4時間で€2とはありがたい…。
荷物だけ預けるのもと思って、ビッカ(エスプレッソみたいなの)を注文して休んだ後、お勘定しようとしたら、いいですよって(*´∀`)
ありがとう~お姉さん*

まずは大学の前に橋を渡って対岸の観光スポットへ
「サンタ・クララ橋」
橋から大学を見ると小高い丘に建物がこんもり犇めき合って建ってて面白いです。

大通りに沿って歩いていくと「旧サンタ・クララ修道院」
なんでか閉鎖されてた…ので遠くから見。
そのまま歩いていくと「ミニ・ポルトガル」に
ポルトガルのミニチュア建築物とか再現された遊園地?みたいです。
子供や親子連ればかりで入りづらい。
(ちょっと入りたかった)

ここからちょっと歩いた所に『涙の館』という素敵な響きのスポットがあるのですが、あんまりガイドブックにもお薦めされてないなと思ったら、今は廃墟になってるみたいで林の中のひっそりとした場所にありました。
朽ちかけた門をくぐると、ちょっと開けた所に泉が静かな音で流れています。

モンデゴの妖精たちは涙を流し続け
彼女の悲しい死を記憶に刻み込んだ
そして永遠の記憶を求めて
流された涙は美しい泉となった


昔結婚を許されなかった王子ぺドロと侍女イネスの悲しいお話に纏わる場所なんですが、そのイネスさんが殺された泉だという、何とも…雰囲気のある所です。
というか(一応観光スポットなのに)何で誰もいないん。。
肌寒くなってきた))))
お祈りして次に行こう。


今度は大学側にUターン。
『サンタ・クルス修道院』
コインブラでも賑やかな5月8日広場のど真ん中にある修道院です。
中に入ると別世界です。
結構歩く事が多いので、至る所にある教会や修道院は丁度いい休憩場です。
癒されながら、地図を見て計画を立てるという具合。

修道院を出て大学に向かう途中のパン屋さんで気になるものが目に飛び込んできました。
何か見たことあるようなお菓子だけど・・・でかあぁ(゜Д゜)!
すごく気になったので買って食べてみました。
あ、あま---!
外はパリっとした砂糖菓子で中はたっぷりの生クリームと砂糖が溶けたような…
甘すぎてクリームは半分残しました。
ペプシじゃなくて、超ブラックなコーヒーを頼めば良かったですね。

それにしてもここも結構な勾配ある街です。
大学はまだか・・・
ちょっと疲れた所で、上に伸びる場違いなピカピカエレベーターが!
リスボンで見たサンタ・ジェスタ現代版みたいなのがありました。
これで大学までショートカットかぁ~
でも誰も乗ってない上に、乗り方がイマイチ解らなかったのでスルーしました。

途中、上のマンションでウロウロしていたわんちゃんが可愛い!と思って目が合った時にパシャっと撮ったら、すごい勢いで吠えられた。
可愛い顔してこわいワンコだ…。


ようやく大学近くなってきたっぽい街並。
大学生のマントとか制服が売られているお店にいたコインブラ学生ルックなお人形。
平日だし、何処かでマント姿の学生さんに会えると思ってワクワクしてたんですが、結局会わなかったなぁ…残念。
学部ごとにカラーがあったり、マントの裾が切れてる程モテてるとか・・・素敵だなぁ(^ω^)
坂を上がって、長い階段を登りきるとやっと大学に到着ー!
『コインブラ大学』
重々しい像が入り口に建ってます。
よく見ると像が持ってる青い紐がそのまま首を絞めてる;何だ?
・・・学生さんの悪戯かな?

「鉄の門」をくぐると中庭に出ます。
真っ白な時計塔とラテン回廊、図書館が広がります。
ずいぶん高い所なのでこの広場から街が一望出来ます。
とても気持ち良い!
ここは図書館が有名なのですが、ツアーの時間が微妙に合わなかったので入れませんでした。。
ガイド無くても、自由閲覧でも良いじゃない..
一人寂しく入口で写真を撮ってたら、不憫に思われたのか同じく一人旅っぽい韓国人男子(旗つけてた)が撮ってくれました。
撮り返してあげました(´`)
アジア人ならとりあえず親近感湧いてしまう位、アジア人観光客が少ない。


『新カテドラル』
同じ大学敷地内にあるイエスズ会に纏わる教会。
新といっても420年程前のものですが、それにしても美しい外観です。。
パイプオルガンと祭壇脇のずらーっと並べられた宗教画がとても壮麗です。
元気な男の子が祭壇周りを駆け回って親に叱られてたのが微笑ましかった(^^)

結局4時間でコインブラ散策は充分でした。
カフェで荷物を受け取ってまたバスターミナルへ。
ホントは一泊したかったのですが、(明日の事も考えて)少しでもリスボンに近い方がいいかなと、さらに南下したファティマで宿はとっていたので夕方またバスで移動。
予定どうり、良いペースです。

夜。聖地ファティマへ