思うて学ばざれば則(すなわ)ち殆(あやう)し
「子 曰わく、学びて思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)く、思うて学ばざれば則ち殆し。 」
■その意味は?
学ぶだけで深く考えなければ、本当の意味がわからない。考えるのみで学ばなければ、独断に陥って危ない。
(「論語」一日一言より)
■感想
まさに "学ぶ" ということの基本的な考えである。先生の仰ったことをただただ書面に書き写し、ただただ試験合格のために知識を詰め込むだけでは、本当の "学び" とはならない。
得た知識をさらに深く考える能力、いわゆる感性を養うということが本来の "学ぶ" ということではないだろうか。