和貴の『 以 和 為 貴 』

【論語 三十四日目】 異端を攻むるは害のみ


異端を攻(おさ)むるは害のみ


「子曰わく、異端を攻むるは、斯れ害のみ。 」


■その意味は?

本筋から外れた学問をするのは害があるだけだ。

(「論語」一日一言より)


■なぜ好きか?

以前、私はある御人に、「学問には大きく分けて、二つの意義があります。ひとつは本学、ふたつめは末学です。」と教わったことがある。

ようするに、今回の句の中にある "異端" とは末学のことをいっているのではないだろうか。

さらに御人曰く、「政治学や経済学や法学といった専門的な学問は、全て末学となります。まずは本学(基本的な学問)を取り入れ、その後末学(専門的な学問)へと発展させていかなければなりません。」
  
例として、論語を規範とし、わが国における経済発展の基礎を築かれた渋沢栄一氏を思い出すことができた。


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