広島ヒッポのせっちゃんから
これからヒッポに参加しようとする人や
これからホストにチャレンジしようとする人に向けて
ホストとしての体験を書いて欲しいというリクエストがあり
書いてみました。
以下がその原稿です。
ルナがステイしたのは5年前。
私が所属する丸亀ヒッポのMemberのおうちにステイする予定でした。
ところが、当日の夕方になって体調が悪くなり、私にホストチェンジの依頼がありました。
私は困っているMemberを助けたい一心でホストチェンジを受けました。
当時、うちの子どもたちは長女が14歳、長男は11歳、次男は9歳、三男は1歳。
長女は英語は少しわかる?程度。男子たちは日本語オンリー。
でも、ルナはすぐに私達の家族になってくれました。
子どもたちも主人もことばを超えてウエルカム♡
ちょうど流行っていた恋ダンスを子ども達と踊ったり、みんなでボードゲームをしたりして楽しみました。
うちのペットのちょろ(犬)もすごく懐いて、ルナから離れません。ルナも抱っこしてくれたり寒い中喜んで散歩に行ってくれたりしました。いつもはCDから流れてくるそのこのストーリーを生でうたってくれて、子どもたちは
興味津々!また、彼女は絵を描くのが得意で、愛用の絵の具を使って絵を描いてみせてくれたりもしました。
私が仕事で留守の間は、彼女が香川で行ってみたいところにヒッポのみんなに連れて行ってもらったり、ルナが一人で冒険しに行ったりして香川を堪能していた頃、彼女が突然体調を崩してしまったのです。
休日の夕方で困っていたら、近所で開院されているヒッポメンバーのご好意で臨時で診察してもらえて…。
処方してもらったお薬を飲んで休んだらすぐに元気になれました。
こうしてルナはうちでのステイを終え、日本で予定していた次の目的地へと旅立って行きました。
ルナとは手紙やLINEで今も交流が続いています。先日の手紙の中に
「うちで体調が悪くなった時に思った事やお礼を書いていた手紙が出てきたので、今頃になりましたが…。」
というメモがつけられていました。
そう言えばそんな事があったなぁって思い出しつつ…。
世界中で猛威を奮っているコロナウイルスの影響で、人と人との距離は大きくなっていく今の状況ですが、遠く離れているルナと家族のようなお付き合いをずっと続けることができているのは、こんな風にルナのホームステイを楽しく終えられたからだと思います。
ヒッポの受け入れはヒッポのみんなでゲストを迎えられ、何より自分達が気負うことなく楽しむことができます。
当時は、中国語に全く興味がなかった次男やまだ小さかった三男が、
今になって中国語に興味が出てきて、聞こえた音を真似っこしたりしています。ルナと過ごした時間が彼らの中に楽しかった体験として溶け込んでいるんだろうなぁ・・・と思います。
今回はルナのことだけを書きましたが、他にもたくさんのゲストがうちにステイに来てくれました。
主人がゲストにプレゼントした手書きのイラストでゲストを集合させたものです。
おうちの中で多言語が流れている環境ってこんな感じかなぁ・・・。
言葉で出逢いが拡がるってきっとこのことですね。