天国へと続く門には2つの岐路があるという。
一方はそのまま天国へ、もう一方は地獄へと続く道。
だが、誰に分かるのだろう? どちらが天国でどちらか地獄か。
”楽園”という言葉がある。 楽しくて浮かれ暮らせる場所が天国なのだろうか?
美しい景色、柔らかな音曲、穏やかな気候、心優しい人々、そんな人達に囲まれて、神の恩恵を受けながら暮らす事が天国なのだろうか?
僕には分からない。
もし、あの時彼女が「一緒に堕ちてくれ」と言ったなら、いや、言わなかったとしても、僕は彼女と共に堕ちていく事をこそ望んでいた。
もしもそれが地獄だというのなら、地獄とはなんと甘美で、なんと狂おしく、そして至高の喜びを与えてくれる場所なのだろうか。
確かに彼女は天使だった。 そして他の者達は彼女を悪魔だと言う。
悪魔も元は天使だった事を忘れていないかい?
誰もが、彼女本人さえも彼女を「悪魔」と呼ぶのなら、僕は彼女を「堕天使」と呼ぼう。
地上を愚かに這い回る僕のために、天界から堕ちてくれたのだと思えば、その邪悪ささせも限りなくいとおしい。
Heaven's Gate・・・いつかはくぐる場所なのだろうか? それとももう通ってしまった場所なのだろうか?
だが僕は、未だにどちらへの選択もしてはいない。
愚かに揺れる魂を抱えながら、まだ僕は地上を彷徨い続けている。。。
一方はそのまま天国へ、もう一方は地獄へと続く道。
だが、誰に分かるのだろう? どちらが天国でどちらか地獄か。
”楽園”という言葉がある。 楽しくて浮かれ暮らせる場所が天国なのだろうか?
美しい景色、柔らかな音曲、穏やかな気候、心優しい人々、そんな人達に囲まれて、神の恩恵を受けながら暮らす事が天国なのだろうか?
僕には分からない。
もし、あの時彼女が「一緒に堕ちてくれ」と言ったなら、いや、言わなかったとしても、僕は彼女と共に堕ちていく事をこそ望んでいた。
もしもそれが地獄だというのなら、地獄とはなんと甘美で、なんと狂おしく、そして至高の喜びを与えてくれる場所なのだろうか。
確かに彼女は天使だった。 そして他の者達は彼女を悪魔だと言う。
悪魔も元は天使だった事を忘れていないかい?
誰もが、彼女本人さえも彼女を「悪魔」と呼ぶのなら、僕は彼女を「堕天使」と呼ぼう。
地上を愚かに這い回る僕のために、天界から堕ちてくれたのだと思えば、その邪悪ささせも限りなくいとおしい。
Heaven's Gate・・・いつかはくぐる場所なのだろうか? それとももう通ってしまった場所なのだろうか?
だが僕は、未だにどちらへの選択もしてはいない。
愚かに揺れる魂を抱えながら、まだ僕は地上を彷徨い続けている。。。
新作ですか?
雰囲気のある文章ですね。
たのしみです。(^^)
新作、やっと始動の予感です(^^;
ボチボチ書いていきますので、宜しくお願いしますm(__)m