真昼の月

創作?現実? ちょっとHな虚実不明のお話です。
女の子の本音・・・覗いてみませんか?

風俗ジプシー

2004-08-25 21:12:50 | Weblog
比較的短期間にお店を転々とする子を、俗に”風俗ジプシー”または”転々虫”などと呼ぶ。
これはお店側からもお客側からも、あまり良い意味で使われない。
お店を転々とする=性格的・仕事的に何らかの問題があるとみなされる場合が多いからだ。
事実そういった子が多い。

が、風俗ジプシーが、そういった問題の多い子ばかりかというと、そうでも無い場合もある。
というか、最近は何の問題も無い、それどころかどこのお店も喉から手が出るような売れっ子の優等生なのに、お店を転々としている子もいる。
これはなぜなのか?

お店を代わる理由には前向きな理由と後ろ向きな理由があるからだ。

いわゆる風俗ジプシーの場合は、稼げないから他のお店へ(といってもこの場合本人の理由で稼げないので、どこへ行っても同じ)とか、女の子や従業員との不仲、ぶっちゃけ肩たたきetc.
と、あまり人に言えない理由だったりする。
ところが、良い子なのに転々とする場合は、運が悪いというかなんと言うか・・・うっかり悪質なお店に入店してしまい、移籍するが、それもまた悪質店だったとか、ストーカー避けで転々とする場合、人気嬢であるがゆえにイジメに遭い、それをお店側がフォローしきれなかった場合など等。
要は女の子自身は悪くないのに、結果的に転々とせざるをえなかった場合だ。

残念ながら、こういう理由で転々とする子は、以前よりも増えている傾向がある。
それというのも”優良店”と言えるお店が全国的に見ても減っている傾向があるからではないだろうか?

優良店が減っているといっても、悪質ボッタなお店が増えているわけではない。
これだけネット情報が氾濫している現代、そういったお店は淘汰され易い運命にあるから。

では、なぜそれなのに優良店が減っていると言えるのか?
それは”お客側”からみての優良店と”嬢側”からみての優良店が違うからだろう。
お客側から見ての優良店は、教育の行き届いた子を揃えていたり、若くてルックスの良い子を揃えていたりして、ボーイさんの対応もそつなく丁寧なお店で、価格も良心的なお店。
嬢からみて良心的なお店は、きちんと稼がせてくれて、衛生面でも行き届き、料金相応のハード(お店や個室)を備え、出勤その他の相談にも応じてくれるお店ではないだろうか?

最近の傾向として、ルックスの良い子や若い子を集めるには長けていても、教育が行き届いていないお店が多くないだろうか?
店舗の責任者も、女の子が行き詰まった時や悩み事がある時に、安心して相談できる人物が減ってはいないだろうか?
これだけ店舗数が増えれば、そんな人材が不足するのは当然といえば当然なのだが、それにしても全体のレベルが下がっている気がするのは私の気のせい? だといいんだけど。。。

卵が先か鶏が先かって話になっちゃうけど、提供する中身が薄っぺらになりつつあり、求めるものも薄っぺらになりつつある。
というか、それしか知らないのだから当然なのか?

昔は良かった・・・なんて言い方は大嫌いなんだけど、優良嬢が安心して、腰を落ち着けて働ける、そんなお店が増えて欲しいものです。


回る回る 花びら回転♪

2004-08-22 07:04:06 | Weblog
ピンクサロン・・・キャンパブともセクキャバとも、勿論ファッションヘルスとも違う淫靡な響き。
私はこの淫靡さが非常に好きである。

この場合のピンサロは、勿論最近の”女の子つきっぱ”の極めてOPENなヘルスもどきとは違って、あくまで古式ゆかしき花びら回転でなくてはダメだ。
そう、女の子が複数テーブルを掛け持ち、なおかつヘルプはノーサービスの蛇の生殺し状態に限りたい。
一昔も二昔も前のアイドル歌手のような、ごくごく安っぽいドレスを身に纏い、チープで場末な雰囲気のミュールを履き、源氏名だけでなくコールナンバーなんてのも付いてて、勿論フロントではなくリストでは賑やかな独特のリストコールなんてのも付けて欲しい。

室内はあくまで薄暗く、勿論本サロでもなく、男と女の駆け引きが飽くことなく繰り返され、我に返ったらこっぱずかしくなるようなとんでもない体勢で、狭いソファーでくんずほぐれつする・・・そんな淫靡で独特な世界が無性に好きなのだ。

はっきり言って働きたいとかでは無い。
他業種を知った後では、あまりにも不衛生極まりないこの環境。
イソジンでうがいをするとはいえ、花びら回転をするって事は、それだけ罹患者がいれば感染確立が増えるって事でもある。
おまけにテーブル掛け持ちすれば、それだけ急いでサービスしなくちゃいけない事になる。
忙しい時など「いらっしゃいませ、失礼しまーす」、別テーブルでは「おまたせー、モゴモゴ ちょっと失礼しまーす」と言って嗽に直行。その後はまた別テーブルで「お待たせしましたぁ。 あ、そろそろお時間ですぅ」ってな事にもなりかねない。

当然お客も空いてる子を指名しようとする。
ここが駆け引きの面白いところ。
OPENな空間で指名変えなんかされたら、女の子だって面白いワケがない。
かといってヘルプとしたら売り込みには余念が無い。
空いてる子を指名したからといって必ずしもつきっぱになって貰えるとも限らないし、タイミングが悪ければ空いてるはずの子にチェンジした後に、さっきまで大忙しだったご指名の女の子をヘルプに付けられたりして針のむしろ なんて事もあったりするのがピンサロの醍醐味!
ここまで運が悪くなくても、指名が変われば、本来お目当てだった女の子が、目の前の席で他の男とくんずほぐれつ・・・なんて事もあるわけで、そんな時には女の子もわざと濃厚にいちゃいちゃして見せつけ、ジェラシーさせたくもなるわけだ。
そう、例え別にお気に入りの客じゃなくても、本来自分の物でも無い男でも。

クリーンでもお洒落でも、勿論洗練されてもいないけど、こんな淫靡な風俗はそうそう無いんじゃないだろうか?
ソープが風俗の究極なら、ピンサロは入門編。
入門編でありながら、この類稀なる淫靡さ。

女の子だってワケありであって欲しい。
シングルマザーや家出娘や、どうしようもないヒモ亭主がいたり。
こんな”世間様の風俗のイメージ”を絵に描いたような業種もあってもいいんじゃない?
残念ながら風俗が開けっぴろげになってきてる昨今(いや、それ自体は賛成なんだけど)、こういった淫靡な業種は、もっと明るいキャンパブやヘルス、セクキャバに取って変わられ消滅しつつあるようで。

ピンサロで指名の女の子を変える時のお決まりのリストコール
「○○ちゃん、○番シートからはっするニッコリ~♪」
意味無く明るい なにが”ハッスル”で何が”ニッコリ”何だか良く分からないが、意味不明に湧き立つこのコール

ピンサロよ、郷愁と共に、がんがんハッスルニッコリで行ってくれ!

風俗嬢とお金 その2

2004-08-19 18:23:07 | Weblog
切っても切れない”風俗嬢”と”お金”だけど、案外お金に縁が無いのも風俗嬢。
ホスト通いや借金の返済、ヒモや扶養家族がいる、なんてのならまだ分かるんだけど、どういう理由か”無駄使いしてないのにお金が無いのぉ~”って、いつも口にする女の子が非常ーーに多いんだよね。

無駄使いしてないって言っても、盗まれたんでも無い限り、何らかの形で使ったに決まってるんだけど、大きな金額を使ったんでもないのに、気がついたら無くなってる・・・
こんな現象に悩まされてるそこの風嬢の君!
試しに1円単位から家計簿でもつけてみよう。
大して必要でも無いのに、チョコチョコと無駄使いした金額のあまりの多さに眩暈がする事でしょう。。。って人の事言えんけど(--;

無駄使い これってやっぱり一番の原因は”お給料が日払い”って事だと思うんだよね。
今日お財布が軽くなっちゃっても”明日稼げばいいじゃん”っていう。
週単位や月単位の支払いのお店だと、でっかい買い物はしても、コンビニやゲーセンで無駄使いする金額はずっと減るはず。

勿論マジメにコツコツと貯金して、賢くさっさと上がる風嬢もいるけれど、そのつもりで入ったのに、日銭の魔力につかまって、いつまでも上がれない風嬢は数知れず(そういう私もか?)

そう、風嬢っていう人種は紛れも無く”金持ち貧乏”なのだ。
いや、最近じゃー金持ちとは限らないけど(^^;
まぁ時給換算して、普通に定職についてるぐらい働けたらお金持ってるはずなので。。。

若さと体とプライドと、その他いろんなものを犠牲にして手に入れたお金。
取り返しがつかなくなる前に、コツコツ貯めて辞めてからの事を考えながら働こう。
じゃなきゃ一生この道突き進めぇ!(笑)

風俗嬢とお金

2004-08-17 20:49:57 | Weblog
昨日・一昨日と”お客様いろいろ”で来たんだから、今日もそれでいこうかと思ったんだけど、まぁ別に「風俗用語解説」でも無いし、気が向いた時に気が向いた事を書きますわ♪

風俗嬢とお金 これ最強の組み合わせ。 っていうか、この組み合わせ無しにはたぶん風俗嬢というものは(個人営業とかも含めて)発生しないでしょう。
ごく稀に、プロフィールに”Hが好きだから”とか書いてある場合もあるけど、あれもどうなんだろね?
私はその人じゃないので、絶対に嘘だとは言い切れないけど、大抵は嘘だろね。

だって、ただHが好きなら無料で相手を探せば手っ取り早く見つかるでしょ。 おまけに自分好みのHを追求できるし。
気持ち良さだけを追求するなら、無料で相手を探すか、逆にこっちがプロの相手も買える世の中なんだから。

んなわけで、当然の事ながら風俗嬢になる理由・続けてる理由ってのはほぼ”お金”が理由だと思って良いでしょう。

風俗嬢だって、産まれた時から風俗嬢だったわきゃー無いので、余程特殊な環境か恵まれた環境で産まれ育ってない限り、ごくまっとうな金銭感覚を持ってたはずなんです。
時給800円とか日給7千円とか、月給15万とかね。
anなんか見れば分かるけど、日給で1万いったらもう”目玉バイト”でしょ。
それが一度風俗って仕事で美味しい汁を吸っちゃうと、”たかが1万”になっちゃうんだな。

たかが1万、されど1万。
時給800円貰ってファーストフードでバイトしてたような頃なら、どう見ても一通り揃ってる注文(ドリンク・ポテト・バーガー・サラダ・デザートとか)に、更に「ご一緒に○○はいかがですか?」って聞かなきゃいけない接客マニュアルを恨めしく思ったりしたもんなのに、あら不思議。
これが風俗というミラクルワールドに足を踏み入れてしまったら、チップで5千円頂いても”ラッキー” 一日働かなきゃいけない金額を支払ってもらっても”ラッキー” 差し入れやプレゼントに至っては、モノによっちゃー”気が利かねーな”になっちゃうのだ。

これは一概に女の子が悪いとも言えないんだけどね。
この”超個人的デフレ”現象は、味わってみれば分かるだろうけど、かなーり魔力強いです。
”私は大丈夫”と思う方、試しに酷く貨幣価値の違う発展途上国の、ことさら貧しいと言われてる場所にでも住んでみて下さい。
1万円どころか、人によっちゃー千円出さなくても、体どころか命まで張ったサービスを(性的な事に限らず)提供してくれる事でしょう。
そう、その場所では、あなたは金にモノを言わせる事ができる王様なんです。
風俗の場合は、金にモノ言わせるのはお客様なので、そのままあてはまるわけじゃないけど、その国の他の人たちの年収が、もしも日本円で千円にも満たなかったら・・・いつまで誘惑に勝つ事ができますか?
いつまで優越感を感じずにいられますか?

お金っていうのはそういうものなんです。
無くても困るけど、ありすぎても面倒。(いや、私は欲しいけどね 物凄く(^^;)


お客様いろいろ 盆暮れさん その2

2004-08-16 17:42:43 | Weblog
盆暮れさんといっても色々で、一つに括ってしまうのは無理があるんだけど、本物の盆暮れさんと、準盆暮れさん・・・つまりはなっからお盆や暮れに、単純に”遊び”として来るつもりしか無い人と、何かのきっかけがあれば通いたいんだけど、なかなか勇気が無かったり資金が無かったりで、盆暮れにしか来れない人とに大別できる。

モノホンの盆暮れさんは、比較的に普通の人が多くて、奥さんやら彼女やら、外界でも女性との接触があるし、扱いも慣れている人が多い・・・気がする。
”気がする”っていうのは、やっぱそうでない人も多々いるわけで、最近は”良いお客さん”って人種自体が減りつつある、嘆かわしい状況だったりするからなんだけど。

このタイプの盆暮れさんは、出した金額分だけのモトは取ろうとする傾向がある。
当たり前だけどねぇ。 出しただけの満足度は無きゃねぇ。
その満足度ってのが、女の子の容姿・年齢・サービス内容の限度etc.
まぁあまり”恋人気分”とかそういったモノは要求していないわけで、その割には”あわよくば今後外で遊び相手にならないものか”と思っているのもこのタイプだったりするのが非常に困ったもんなのだ。

もうひとつの盆暮れさん。 準盆暮れさんって人は、”常連予備軍”の要素がある、潜在的には有難い人たち。
でも、常連になれるのになってないっていうのには、大抵何らかの理由があって、これが大問題。
大体この”準盆暮れさん”ってのは日ごろ女性と接触が無いか、女性と付き合った事が無かったりする。
要は”扱いにくい” ある意味”イタイ”人が多いのである。

こういった人はモテない。 普通ーーーにモテないのみならず、飲み屋や風俗でもまずモテない。
なぜなら料金以上の内容を求めすぎるうえに、扱いにくいから。
こういう人って根本的に自分に自信が無いから、帰り際に女の子が名刺をくれなかったってだけで「僕はまたお店に行ってもいいんでしょうか? 名刺くれなかったって事は来るなって事なんでしょうか? 行く場合はなんてお話すればいいんでしょう? お土産って何がいいのかなぁ?」などなど、数限りない”んなこた自分で考えろや”って内容を、ネットに投稿しまくって鬱陶しがられてたりする。

これって究極の選択だ。
普通だけど仕事の満足度への要求は強くってリピーターにはなりにくいのと、イタイけどリピーターになる可能性はあるが、リピーターになったらなったで鬱陶しいことこのうえないタイプ。(--;

こう書いてくると”あーそうかい、盆暮れはそんなにダメなのか! 風俗なんか行くもんかい”と思う人がいるかもしれないけど、あくまでこりゃー極論ですぜ、旦那(笑)
私自身は、こんな書き方してる割には、どちらのタイプも有難く思ってますので。

だってさ、本物の盆暮れさんはリピートはしなくても、数少ない”風俗遊び”の相手になるわけで、ってことは外したくは無いでしょう?
だったら”良い思いで”として貰いたいじゃない。
それにたまには”リピート”じゃなくても、大満足して貰ってれば”口コミ客”が来る場合もあるんだしさ♪

準盆暮れさんは、勿論リピーターになる可能性があるんだから美味しい相手だし、このタイプはのめりこむと通いつめるまで行く場合が多いしね。
ただし・・・上手く夢見せてあげないと 刺されるから気をつけよう(^^;

そんなお盆も終わったとこだけど、もっと遊び上手・遊ばせ上手が増えて欲しいものだわね。

お客様いろいろ 盆暮れさん その1

2004-08-15 20:49:31 | Weblog
18歳以上の日本人ならば、大抵は受け入れてくれる風俗業界だけあって、女の子もお客様も信じられないぐらい雑多な人たちがいる。
女の子も勿論いろんな子がいるが、それにも増して変わったニンゲンってヤツを沢山見られるのが”お客様”って人種だ。

”お客様” そう、”様”がついちゃうんだ。
よく”何様のつもりだ?”ってセリフがあるけれど、はなっから”お客様”様なのである。
威張ろうが本音丸出しだろうが許される状況で、外界では普通の人でも、自分の”変なヤツ”の部分をさらけ出せるのだ。

そんな中の一種が”お客様目盆暮れ科” いわゆる”盆暮れさん”と言われる人達。
その名の通り、主にお盆や年末、あとはGWなんかの長期休暇やボーナス時などにのみ発生し、まずリピーターとなる事はまず無い。
リピーターになる可能性が低いという事は、指名を返したい子やお店からすると、はっきりいってプライオリティーは低い客だ。
間違っても”お店きっての人気者”を紹介してくれる確立は低い。
しかしこの”盆暮れさん”の人出をアテにもしているワケで、有料店なら別にぞんざいな扱いなどはしないのでご安心を。

初めまして Yurikaです。

2004-08-14 19:42:50 | Weblog
初めまして 今日から始まった「真昼の月」 作者であり登場人物でもある(?)Yurikaです。

現実か虚構か・・・不明の世界で語られる”本音”のお話 読んでみませんか?
もしかしたら、あなたの知ってる誰かが、実はYurikaかもしれません?!

風俗の世界で生きている沢山の”Yurikaたち”
特殊で、実は普通の毎日をお届けします。

とりあえず今日は”Introduction" あまりDeepに語らないでおきますね(^_-)-☆