今日のいろいろ1001 【企業型ＤＣの放置。他】

こんばんは。

今日は、北朝鮮が午前と午後の２回に分けて、各複数発の短距離弾道ミサイルを発射しました。また、同時に海上に向けての砲撃も行ったとのことです。

１日に２回の発射もめずらしいですが、午前の発射では１発が日本海上の南北境界線である北方限界線を越えた公海上に落下。韓国領の島に空襲警報が出たそうです。

ロシアのウクライナ侵略後、国連の安全保障理事会は当事者のロシアが拒否権を持って居るため機能不全に陥り、対ロシアに対する決議だけでなく、対北朝鮮制裁などの決議もできない状態で、ここぞとばかりに北朝鮮が好き放題やっている感じです。

そんな北朝鮮が、韓国の大統領が変わって、米韓軍事演習、日米間軍事演習に反発して「中止」を要求するなどナンセンス。

先日も、黄海方面で、北朝鮮船が北方限界線を越えて、韓国軍が威嚇射撃をし、北朝鮮も対抗しての砲撃訓練を行うなど、きなくさい雰囲気。

日本は、北にロシア（北方領土など）、西に中国、そして北朝鮮。いつ何が起こるか、心構えは必要です。

【企業型ＤＣの放置】

今日、企業型ＤＣ（企業型確定拠出年金）の退職、転職により放置されている分が、人数にして約１１２万人分、金額にして約２６００億円分あるとのニュースが流れました。

企業型ＤＣは、建付け上、企業が従業員に代わって負担し、年齢６０歳になるまで拠出、社員が運用先を選択することができ、受取は６０歳になってからという運用型の年金で、国民基礎年金、厚生年金と合わせて３層構造の年金制度といえるものです。

ただ、企業型ＤＣに加入していて、転職した場合、転職先企業に企業型ＤＣがあれば引き継ぐ手続きが必要です。また、転職先に企業型ＤＣがない場合、または、６０歳未満で退職した場合は、個人型確定拠出年金（iDeCo）に移す手続きが必要です。

この手続きを行わなかった場合、半年後に「国民年金基金連合会」に自動移管され、運用されなくなります。つまり、増えなくなります。更には、その移管費用とし４３４８円、その後毎月５２円の手数料が引かれることになり、目減りしてしまうというものです。

更には、この移管の期間は加入期間にカウントされず、６０歳を迎え支給される際に開始期間の遅れが生じる可能性があるようです。

自動移管される前に本人に通知がいくとのことですが、それでも、約１１２万人の方が手続きをしていないということです。

おそらく、加入時に十分な説明がされていたのか、加入者が十分に制度を理解していたのかという問題かと思います。

私は、自分自身は勤務していた会社にこの制度はなく、iDeCoも関心はなかったので何もしていませんが、もう何年前になるか、お客様の親会社（本体）がこの制度を導入することになり、そのシステムの開発を行いました。

本体に対してこの制度の窓口を務めたのがＮ生命保険。何度も打合せをしたのですが、実は、全体の制度、仕組みを統括しているのは別で、Ｎ生命保険は窓口として手数料をとっているだけでシステム上の事は理解できておらず、正直、運用を開始してからも「話が違う」ということが多々発生して大変だったことを覚えています。

企業型確定拠出年金には「給与型」と「賞与型」があり、本体が選択したのは「賞与型」でした。

「賞与型」では、賞与が支給される際に、最大３３万円まで拠出額を社員が設定できます。１か月最低額３０００円から５５０００円までから選択でき、その６カ月分（×６）の額を賞与から差し引き、会社の方でいったん預かります。そして、毎月社員が選択した額分を確定拠出年金として拠出します。

また、休職などで賞与が無い場合は、最低額の３０００円×６カ月分を会社が立替したり、６カ月分の途中で退職した場合は残りを返却したり、立替分がある状態で退職したら、退職金から引いたり、引けない場合は本人に請求したりと、システムの仕組みもいろいろ大変で。

もう、あれから何年も経過しているので運用も安定してきてはいますが、今後もずっと運用されていくシステムになります。

これだけ自動移管され放置されている状況。もっと利用者に丁寧な説明が必要なのでしょうね。

【堅苦しい話だったので】

堅苦しい話になってしまったので、少しソフトに。

以前の「どん兵衛」のＣＭは、このふたりでした。

＃10【どんぎつねＣＭまとめ】吉岡里帆・星野源 どん兵衛

星野源さんが結婚して、今は、アニメＣＭの。

これまでは、このバージョンでした。

どんぎつねさん復活！？まさかのアニメ化であの2人が再び　日清のどん兵衛 新TVCM『どんぎつねシーズン2 秋祭 篇』

そして、今は「耳そこなんですか？編」です。

小野賢章＆早見沙織によるアニメ”どんぎつね”シーズン２！ 　日清のどん兵衛新TVCM『どんぎつねシーズン２ 耳そこなんですか？ 篇』

では、また。