アクアラインがETCの利用で通行料が1000円になったので
それを利用して 千葉 上総の国(かずさのくに)一の宮
玉前(たまさき)神社に参拝してきました。
土日のアクアラインという事で渋滞覚悟で出かけましたが
特に混んだところはなく実にタイミング良くドライブ
できて ラッキーな一日となりました。
今回は 吉日と吉方位を選びました
結果・・海ほたるでは駐車場で並ばずにすっと入れて
おみくじは大吉で 美味しいパンやさんを偶然見つけ
露天風呂に入り お城も見て 満開の桜と菜の花も
そして 黄色の車体のいすみ鉄道も見ることができて
良かったあという充実感で 夕方には 自宅に到着
ほんとに短いのに 充実したお出かけでした
玉依姫命(たまよりひめのみこと)のおかげです
感謝です
上総の国(かずさのくに)一の宮の玉前神社は
祭神が 玉依姫命といいます
この玉依姫は 海神の娘で 姉は豊玉姫と言います
古事記では この姉が 山幸彦(神としての名は彦火火見命
ひこほほでのみことと言います)との間に生んだ子を
自分で育てる事ができなくなり 妹に託します
玉依姫はこの子を養育し後にその后となって
神武天皇を生んだと言われています
海神の娘というつながりのせいなのか・・
本殿の前の鳥居は
(明神系)といわれるもので
柱の前後に袖柱(稚児柱、控柱)といわれるものが
ついている形。四脚鳥居、権現鳥居、袖鳥居、
脇差鳥居とも言い 厳島神社に見られる形と同じようです
この鳥居の形は珍しいからそうあちこちで
見られないはず

境内の入り口にある鳥居は普通の形
朱塗りの鳥居は新しいのかもしれない

さて 狛犬の本をみたばかりなので
早速 狛犬さんを観察しました!
沢山の狛犬さんがいましたねえ
石の鳥居の前にすわる入り口の狛犬さんは
平成にできたもので 新しい
カールしたたてがみと太い脚が見事

境内の中 赤鳥居の前にいる狛犬さんは
昭和12年の作 貫禄がついてます
これは古い狛犬の形を模したものですね
こけなんかついてるし 思わず脚に触りたくなる

さて 狛犬は初めは宮殿の中にいて段々外へと
出てきたんでしたね。座敷の中から廊下そして庭へと
本殿の屋根の正面に神様を守護するように乗り出して
いる狛犬さんです。なかなかでしょ
牙をむき出して威嚇してますね

さて本殿の屋根の正面の飾りに注目
ここには能の「高砂」たかさご が彫刻されてます
これは珍しい 玉依命は良縁の神様でもあるんですね
高砂は昔は 結婚式の時には必ず座敷で謡われてました
子供のころ聞いた事があります
高砂のお話はこんなお話です
九州阿蘇宮の神官(ワキ)が播磨の国、高砂の浦に
やってきた。春風駘蕩とする浦には松が美しい。
遠く鐘の音も聞こえる。そこに老夫婦(シテとツレ)
が来て、木陰を掃き清める。老人は古今和歌集の
仮名序を引用して、高砂の松と住吉の松とは相生の松、
離れていても夫婦であるとの伝説を説き、
松の永遠、夫婦相老(相生にかけている)の仲睦まじさ
を述べる。
命あるものは全て、いや自然の全ては和歌の道に心を
寄せるという。ここで老夫婦は自分達は高砂・住吉の
松の精である事を打ち明け、小舟に乗り追風を
はらんで消えて行く。
神官もまた満潮に乗って舟を出し
松の精を追って住吉に辿り着く。
『われ見ても 久しくなりぬ住吉の、
岸の姫松いく代経ぬらん』(伊勢物語)
の歌に返して、住吉明神の御本体が影向(ようごう)
され、美しい月光の下、颯爽と神舞を舞う。
老夫婦が仲睦まじくいて後ろに永遠の命の
象徴である 松の木がありますね

全体を遠くからみるとこうです

両側に狛犬 正面に高砂 わかりますか?
そして全体の写真です
今は 工事中でした

来週あたりお神楽の奉納があるようです
巫女さんが忙しくしてました
最後に裏口にある石段の両側の狛犬さんです
この狛犬は古そうでした
江戸の時代のようで寄進した人達の名前が
時代劇に出てくるよう名前ばかり
けど 唐獅子ぼたん ですよ!
昔の東映の時代劇じゃないけど~

ぼたんに獅子 この尾が立派ですねえ
ほんと・・狛犬にはまりそうだ。
玉前神社はさほど広くはないですが
優しい気に溢れています
玉依姫命の慈愛あふれる気だと感じます
それでは次回 美味しい物をご紹介
それを利用して 千葉 上総の国(かずさのくに)一の宮
玉前(たまさき)神社に参拝してきました。
土日のアクアラインという事で渋滞覚悟で出かけましたが
特に混んだところはなく実にタイミング良くドライブ
できて ラッキーな一日となりました。
今回は 吉日と吉方位を選びました
結果・・海ほたるでは駐車場で並ばずにすっと入れて
おみくじは大吉で 美味しいパンやさんを偶然見つけ
露天風呂に入り お城も見て 満開の桜と菜の花も
そして 黄色の車体のいすみ鉄道も見ることができて
良かったあという充実感で 夕方には 自宅に到着
ほんとに短いのに 充実したお出かけでした
玉依姫命(たまよりひめのみこと)のおかげです
感謝です

上総の国(かずさのくに)一の宮の玉前神社は
祭神が 玉依姫命といいます
この玉依姫は 海神の娘で 姉は豊玉姫と言います
古事記では この姉が 山幸彦(神としての名は彦火火見命
ひこほほでのみことと言います)との間に生んだ子を
自分で育てる事ができなくなり 妹に託します
玉依姫はこの子を養育し後にその后となって
神武天皇を生んだと言われています
海神の娘というつながりのせいなのか・・
本殿の前の鳥居は
(明神系)といわれるもので
柱の前後に袖柱(稚児柱、控柱)といわれるものが
ついている形。四脚鳥居、権現鳥居、袖鳥居、
脇差鳥居とも言い 厳島神社に見られる形と同じようです
この鳥居の形は珍しいからそうあちこちで
見られないはず

境内の入り口にある鳥居は普通の形
朱塗りの鳥居は新しいのかもしれない

さて 狛犬の本をみたばかりなので
早速 狛犬さんを観察しました!
沢山の狛犬さんがいましたねえ
石の鳥居の前にすわる入り口の狛犬さんは
平成にできたもので 新しい
カールしたたてがみと太い脚が見事

境内の中 赤鳥居の前にいる狛犬さんは
昭和12年の作 貫禄がついてます
これは古い狛犬の形を模したものですね
こけなんかついてるし 思わず脚に触りたくなる

さて 狛犬は初めは宮殿の中にいて段々外へと
出てきたんでしたね。座敷の中から廊下そして庭へと
本殿の屋根の正面に神様を守護するように乗り出して
いる狛犬さんです。なかなかでしょ
牙をむき出して威嚇してますね

さて本殿の屋根の正面の飾りに注目
ここには能の「高砂」たかさご が彫刻されてます
これは珍しい 玉依命は良縁の神様でもあるんですね
高砂は昔は 結婚式の時には必ず座敷で謡われてました
子供のころ聞いた事があります
高砂のお話はこんなお話です
九州阿蘇宮の神官(ワキ)が播磨の国、高砂の浦に
やってきた。春風駘蕩とする浦には松が美しい。
遠く鐘の音も聞こえる。そこに老夫婦(シテとツレ)
が来て、木陰を掃き清める。老人は古今和歌集の
仮名序を引用して、高砂の松と住吉の松とは相生の松、
離れていても夫婦であるとの伝説を説き、
松の永遠、夫婦相老(相生にかけている)の仲睦まじさ
を述べる。
命あるものは全て、いや自然の全ては和歌の道に心を
寄せるという。ここで老夫婦は自分達は高砂・住吉の
松の精である事を打ち明け、小舟に乗り追風を
はらんで消えて行く。
神官もまた満潮に乗って舟を出し
松の精を追って住吉に辿り着く。
『われ見ても 久しくなりぬ住吉の、
岸の姫松いく代経ぬらん』(伊勢物語)
の歌に返して、住吉明神の御本体が影向(ようごう)
され、美しい月光の下、颯爽と神舞を舞う。
老夫婦が仲睦まじくいて後ろに永遠の命の
象徴である 松の木がありますね

全体を遠くからみるとこうです

両側に狛犬 正面に高砂 わかりますか?
そして全体の写真です
今は 工事中でした

来週あたりお神楽の奉納があるようです
巫女さんが忙しくしてました
最後に裏口にある石段の両側の狛犬さんです
この狛犬は古そうでした
江戸の時代のようで寄進した人達の名前が
時代劇に出てくるよう名前ばかり
けど 唐獅子ぼたん ですよ!
昔の東映の時代劇じゃないけど~

ぼたんに獅子 この尾が立派ですねえ
ほんと・・狛犬にはまりそうだ。
玉前神社はさほど広くはないですが
優しい気に溢れています
玉依姫命の慈愛あふれる気だと感じます
それでは次回 美味しい物をご紹介