ゆみなのteatime

飼い猫なっちゃんの写真 淀川長治映画友の会で育った映画好き 全国一の宮神社巡り などなど・・・

人生フルーツ

2017年05月27日 | 映画
  
「人生フルーツ」

 制作 東海テレビ放送
 ドキュメンタリー映画
 2016年制作のドキュメンタリー映画です

 

 建築家の津端修一さんと奥さんの英子さんの
 何気ない淡々とした日常を追って
 時々 樹木希林のナレーションが入ります

 「風が吹けば枯葉が落ちる
  枯葉が落ちれば土が肥える
  土が肥えれば 果実が実る
  こつこつ ゆっくり
   人生 フルーツ」


 生命は巡りめぐって
  私達に 戻ってくる・・

 私達もまた 土にかえり
  果実を 実らせてゆく・・

  そんな感じを受けました
 ゆったり ほっこり 
 急がずに でも着実に~

 人間て 素敵だなあ と
 夫婦って いいなあ と

 こんな風に年を重ねられたら
 幸せです

 若い人にも見ても欲しいし
 年配のご夫婦にも見て欲しい

 そんな記録映画です。
 去年からのロングランのようですが
 まだ やっているところがあるようです

 私も小さなミニシアターでみてきました

 お近くにこれがかかっていたら
 お出かけください

 足元の小さな幸せ 小さな命の喜びに
 目が 届きます

 たまには こんな映画で

 ほっとしましょ!

 

 

 
 

 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄道小説

2017年05月18日 | 読書

  最近 鉄道の小説にはまってます。

  ・・・で お勧めの文庫をあげて
  
  みました!

  「女流阿房列車」 酒井順子著
    新潮文庫  490円


   内田百閒の 阿房列車 を真似て
   著者が 秘境駅を訪れたり
   一日24時間 鈍行列車に乗って
   どこまで行けるか? に挑戦したり
   結構 面白くて 乗った気になりました。

   「旅屋 おかえり」 原田マハ著
     集英社文庫 600円


    これを読んで原田マハが好きになり
    一時 原田マハの物を読み続けた記憶が
    あります。
    失敗ばかりの売れないタレントの丘えりか
    が依頼人の代理で 秋田の角舘へ
    或は愛媛県内子町へ 旅をして人々を
    笑顔でつないでゆくという・・

    ローカルの鉄道の魅力と
    あたたかい雰囲の読後感がお勧め
    大好きな1冊です。

   「鉄道少年」 佐川光春著
      実行之日本社文庫 620円


    これはちょっとミステリー感覚の小説
    謎に包まれたひとりの鉄道少年の生い立ちを
    探りながら青函連絡船 中央線 東海道線
    そして 私も乗った事のある相模線
    相模の国一宮の寒川神社も出てきます
    DD51形やキハ81.20系の客車など
    鉄道の知識にも触れて 面白いです。

   「ローカル線で行こう」 真保裕一著
     講談社文庫 880円


   

   真保裕一は数々の賞を受賞した強者ですから
   面白くないはずがありません。
   ちなみに2017年本屋大賞も取ってると思います
   舞台は宮城県の赤字ローカル線もりはら鉄道を
   再生しようと立ち上がる主人公たちの活躍を
   描いて 事件あり 笑いあり 涙ありの
   盛りだくさん! 面白くて途中で降りられなく
   なる事 必至です。

   「D列車で行こう」 阿川大樹著
     徳間文庫 629円

   著者は東京大学在学中に野田秀樹らと劇団を
   立ち上げた経歴を持ち その後半導体集積回路
   のエンジニアになってシリコンバレーに行ったり
   している人 それを頭に入れて読むとなるほどと
   思う箇所も出てきそう。 ストーリーは上記の
   「ローカル線で行こう」と良く似ていて地方の
    廃線が決まっている赤字のローカル線に
    一方的に肩入れして なんとか再興してしまおう
    というお話。 真保裕一にはちょっとかなわない
    けど こちらも楽しい。

   「終電の神様」 阿川大樹著
     実業之日本社文庫 593円


   終電に乗る人達のそれぞれの人生を浮かび
   あがらせて 感動的に つないでゆく
   阿川大樹は D列車で行こう よりこちらの
   ほうが 好き。 帯には感動のヒューマン
   ミステリーと書いてある
   なかなか良いです 心温まる1冊です。

   
   近頃 一宮に出かけるとローカル線に乗るので
   ローカルの魅力にはまってます。
   鉄道に乗りたいなあという気持ちを
   刺激してくれる 小説たち

   乗り鉄ファンのあなたに お勧めの文庫です


  
  
  
    

      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イップマン継承

2017年05月01日 | 映画
    「イップマン 継承」
 2015年 中国 香港
 キャスト ドニー・イエン
      マックス・チャン
      マイク・タイソン

 監督 ウイルソン・イップ
 アクション監督 ユエン・ウーピン
 音楽      川井 憲次

 さて 待ちに待った イップマンです!
 先週の22日から公開されていますが
 またまた 町内会の集まりで土日はダメ
 泣く泣く 昨日の日曜に行ってきました。

 テレビでイップマン1と2を放送して
 宣伝したのにも関わらず 上映する劇場は
 東京で 2箇所 神奈川県で1箇所

 東京は立川のシネマシティ2と新宿武蔵野館
 神奈川は 横浜の小さな映画館 ジャック&ベティ

 何ていう事でしょうか!
 どうして こんなに少ないの?

 ほんとに わからない・・

 怒ってる暇に映画は終わってしまいそうだから

 立川シネマシティに行ってきました。

 立川はあの「マッドマックス怒りのデスロード」を
 
 長い事 爆音上映していたので有名です。

 その時初めて行ったのですが 映画好きが集まる

 雰囲気の映画館で 豪華なスピーカーがどーんと

 スクリーンの前や横にあります。音の臨場感は

 迫力があり 座席も階段状になっていて見やすい

 加えて 観客の質が良い! わざわざここまで足を

 のばして映画を観に来ようというのだから当然かも

 しれないけれど・・・。いいですねえ!

 昔のテアトル東京や有楽座に比べればそりゃ落ちるけど

 今はもう そんな大劇場はないのだもの・・寂しい

 せめて 映画好きの人達に囲まれて映画を楽しみたい

 ものです・・そういう映画ファンなら この連休に

 是非是非  お出かけください

 たまには 南武線の電車に乗って 時間をかけて

 一日楽しみながら 出かけてください

 極上の映画空間が あなたを待っています。

 イップマンのドニーイェンはいいですよ~!

 前作より少し年を取りました。53歳になったんですって

 でも まだ 品とかっこよさ そして優しい表情が

 強さの中に滲み出て 魅力的です。

 アクション監督が サモハンキンポーから

 ユエン・ウーピンになり 少し雰囲気が変わったような

 気もしますが ユエン・ピ―ンは知る人ぞ知る

 当代きっての殺陣師 マトリックス やキルビル
 
 グリーンディスティニー などで活躍して

 あのジャッキーチェンをブレイクさせたのも彼!

 そしてまたドニーイェンを見出したのも彼!

 スターウオーズのドニーイェンもかっこよかったですね

 マイク・タイソンはそれ程 出てきません。

 ホントの対決は ラスト 詠春拳の正当性を主張する

 チョン・ティンチ(マックスチャン)との闘いです。

 この闘いは武器が出てきて 最初は長い棒です

 ヒーローでのドニーイェンも長槍を使ってました!

 
 グリーンデイスティニーのミシェルヨーの闘いを

 思い出せるシーンです・・

 ユエンの殺陣を楽しめますよ~!

 でも イップマンは 只のアクション映画ではなく

 夫婦の情愛も優しく描いてくれます

 強くて正義の人だけど 何よりも家族想いの人

 泣ける場面もあるので 

 (ストーリーは書きませんが 見終わったら

  飯星景子がブログで 撮影の裏話やらネタを

  沢山 書いているので のぞいてみると面白い)

  ブログは ケイコママのバクダン酒場 です。

  これが 女性ファンにも受ける理由だろうと思います

  女性の一人見も結構 いらして 若い人から年配まで

  イップマンは 勿論 何回見ても楽しいのだけど

  この立川シネマシティの頑張りようは応援したくなります

  筋金入りの映画ファン!

  立川へ 行くべし! 遠いけど 映画館を出た後は

  きっと「来てよかったあ!」 と思う事間違いなしです。

  私の中では 今年前半の映画ベストワン!

  映画はエンターテインメントと言った淀川さんの

  言葉にぴったり 楽しい時間をあなたにもあげたい!

  

  

 

 

 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする