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洋楽フリークス

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【CDレビュー】Soilwork『Natural Born Chaos』

2008年05月11日 23時59分59秒 | 洋楽レビュー(CD・DVD)
NATURAL BORN CHAOS
ソイルワーク,デヴィン・タウンゼンド,ウィッチャーズ,ストリッド,ブローマン
SOUNDHOLIC

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1. Follow the Hollow
2. As We Speak
3. Flameout
4. Natural Born Chaos
5. Mindfields
6. Bringer
7. Black Star Deceiver
8. Mercury Shadow
9. No More Angels
10. Soilwork's Song of the Damned

:お気に入り
:イチオシ!

myspaceで試聴してみましょう、といってもこのアルバムからは#2しかできませんけど→コチラ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ダレが誰だかわかりません・・・が、一応最新に近いかと。

<L to Rになっていませんが・・・>
ビョーン・スピード・ストリッド【Björn "Speed" Strid】(Vo.)→一番アップで写っている方。ツルツルです。
ダニエル・アントンソン【Daniel Antonsson】(G.)→左から3番目の金髪のロン毛の方。2006年から加入、このバンドの肝と言われていたPeter Wichersの後任。
スヴェン・カールソン【Sven Karlsson】(Key.)→右から2番目。
オーラ・フリンク【Ola Flink】(B.)→右から3番目。
ダーク・ヴェルビューレン【Dirk Verbeuren】(Dr.)→一番左。
デイヴィッド・アンダーソン【David Andersson】(G.)→消去法でいくと、左から2番目になるんですが・・・顔まではしらんなぁ。なんせ、前任のOla Frenningが今年の2月18日に脱退したばっかり、それの後任だって言うから。

スウェーデン出身のメロデスバンド。メロデスと言えば日本ではIn Flamesの方が人気あるのかな。でも、全然メロデスっぽくなくて(どうやら途中で方向転換したみたい)、純粋なメタルとしてすごく聴きやすい。グロウル(デス)&シャウトボイスもすごく聴きやすいし、初心者にはもってこいです。

今までに2007年の最新アルバムを含めて7枚のフルレンスアルバムを出していて、このアルバムは4thアルバムに当たります。プロデューサーはデヴィン・タウンゼンド!というか、私はこれがきっかけでこのバンドのファンになったわけです。会社のメタ友に「Strapping Young Ladが好きだったら、コレも好きなんじゃない?っていうか、私の一番好きなバンドなんだけど。」って言われて貸していただいたのが最初。

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まず最初の#1で私の場合ノックアウト。今でも彼らの曲の中では一番好きかも。PowerとSpeed感がてんこ盛り。それでいてギターリフはかっこいいの一言に尽きるし、ドラムの少し変則的リズムがクセになるし、Keyも効果的に聴こえるし。曲の構成がかっこよすぎ。ただライヴで観ると、コーラスが全然なかったりで少し残念だけどビョーンのPowerfulなVocalが楽しめます。ライブで演ってくれるのが超楽しみな1曲。


一方で#2みたいな曲も書けたりするんですね、彼ら。#1のギターソロも哀愁会ったけど、こちらは曲全体が哀愁感たっぷりで(冒頭・サビがミドルテンポってこともあるけど)、Keyのメロディとサビメロのコーラスが日本人の琴線に触れます、きっと。


#3の冒頭のごり押し感たっぷりのシャウト~コーラスで聴かせるサビメロっていう展開はこのバンドの十八番。というか、初めてSoilworkを聴くまでいわゆるメロデスやNu Metalを敬遠していたので(グロウルボイスがどうも苦手で。。。)、こういう曲の展開があるんだぁ、ということを初めて体験しました。それからいろいろなバンドを聞くことになったんだけど、やっぱりこのバンド(の中期)が一番上手いなぁと思う、こういう展開は。やっぱりA~Bメロ→サビメロのつなぎに無理がないってこと、サビメロが印象的であること、ギターリフが素敵であることの3つの条件が揃って、こういう分野の曲って活きてくるんだと思う。

そういう意味でいうとアルバムタイトルチューンの#4も曲の展開がAメロ、Bメロだけで片付けられないほど色とりどり。でも散漫な感じはなく、すごく印象に残る。正直、この曲はデヴィン・タウンゼンドの影響を強く感じるんですけどね。特にサビメロ前のメロディ(コーラス)たっぷりの部分。
あとは#9あたりもDevinの音クサさが感じられる部分があるなぁ、サビメロ前の部分。

激情メタルが好きな私はSpeed感とシャウトしまくるVocalが素敵な#7もおススメだったりします。で、しっかりサビメロはクリーンボイスで歌う、というこれまた十八番な展開。ギターリフがかっこよす。

#5も#6もうまくまとまってるんだよねー、なんていってると全曲おススメになっちゃうんだなぁ。

というか、彼らのアルバムを全部持っているわけじゃないんだけど、このアルバムを一番好んで聴きます。ほぼ、捨て曲ナシのアルバムやと思うわ~。コレより以前のアルバムってもっと荒削りというか、ブルータルな感じらしい(とメタ友も言っている)らしいけど、楽曲がDevinのお陰か、ドラマティックになって、良質な歌メロが(Over Produce感がしないでもないけど)重厚なコーラスで味付けされてて、アルバムとして聴くには、今繰り返し聴いていても飽きない作品だと断言しちゃいます。

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ちなみに、彼らのライヴは5月21日(水)に渋谷O-East、同22日(木)に大阪Big Catで行われます。前座がないみたい(というか発表されていない)なので一球入魂で燃え尽きることができそう。
しかし、21日(水)は大阪ではProtest the Hero/Bullet for my Valentineの2本立てがあるので、その疲れをちゃんと取ってから行かないとエライことになりそう・・・。うぅ、2レンチャン(ある意味3レンチャン)はしんどいよぅ・・・

お気に度:
こんな方におススメ
メロデス好きな方はもちろん、純粋メタルが好きな方。
デス(グロウル)ボイスが苦手で今までコッチ系を敬遠していた方。

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