♪結婚10年目 ふたりぐらし♪にもう一人☆

同い年の夫と結婚10年目。2回の初期流産後、不育症治療開始。オルガラン注射を打ちながら4度目の妊娠中。

手術を終えました

2011年03月16日 | 凍結胚移植②・③

このたびの東北関東大震災により、甚大な被害に遭われた方々、

今尚、食糧、水分、暖房設備もなく、暗く寒い中、絶望感と不安に押しつぶされそうな

避難所生活を送られている方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

(この後、長文かつ生々しい内容が続きますので、妊娠初期の方など、デリケートな時期の方は、

ご遠慮ください)

 

 

私事に話題は変わりますが、

実は、私、妊娠していました。

過去形です。

 

前回、突然の大出血と激痛で、あっという間に流産してしまった6週3日をハラハラしながら過ごし、

ようやく8週を迎え、妊娠3ヶ月に入って間もなく、

日曜朝から、終日、茶褐色の出血。

今月初めに、「99%流産」という診断をはねのけ、一時は心拍が確認出来たものの、

超音波で、子宮内に出血が確認されたため、安静生活に入り、4日目のことでした。

 

翌日、通っている不妊クリニックに電話したところ、FAXで産婦人科へ紹介状を送ってもらい、

タクシーで、産婦人科を受診。

診察の結果、

お腹の中の赤ちゃんの心臓はすでに止まっていました・・・・・・・。

 

「99%流産」と言われた日に泣き尽くしたからか、現実感が湧かないからか、

どこかで予想できていたのか、あらゆる思考がストップし、涙は出てきませんでした。

 

昼休みに電話をくれた夫の声を聞くなり、堰を切って、涙が溢れてきました。

 

産婦人科の医師と

「前回、突然、出血した時の激痛、そして、麻酔なしでの処置はつらい」と訴えたところ、

次の妊娠のこともあるし、一日も早く、処置をした方が良いことになり、

昨日、処置(そうは手術)してきました。

手術前日に、夫が上司に相談したところ、一日休みを取りなさい、と言ってくれたそうで、

手術当日は、朝から夫が付き添ってくれました。

 

朝食を済ませ、10時前に受付。

子宮口を広げるラミセルを入れる(この段階では、麻酔なし)際、

なかなか入らず、痛さのあまり、手が震え出し、ラミセル挿入後、頭がぐらぐらし出したかと

思うやいなや、激しく嘔吐。

安静室でしばらく横になるも、回復に時間かかり、昼前にタクシーで一時帰宅。

帰宅するなり、横になり、3時間程、死んだように眠り、

16時半前に再度、産婦人科へ。

(この時、挿入されている違和感は全く感じなくなっていました)

 

16時半から、静脈麻酔を始め、

30カウントくらいで意識がなくなり、手術自体は10分程度だったと、

外の待合室で待機していた夫から、後で聞きました。

 

前回、この静脈麻酔で何とも言えない不快感と臨死体験のような幻影を見、

恐ろしい記憶しかなかったので、とにかく今回は何も考えず、

意識がなくなりそうになったら、身を自然に任せようと思いましたが、

意識がなくなりかける過程で、何か大きな力で渦の中に引き込まれるような

恐ろしい感覚には、やはり襲われました。

医師に名前を呼ばれ(返事はもう出来ない)、最初はまだ完全に麻酔が効いていないのか、

一瞬激痛が走り、顔をしかめた記憶はありますが、その後は、

知らないうちに安静室のベッドに移されていました。

麻酔が切れかかるあたりから、またしても吐き気。

朦朧とした意識の中で、口から泡や唾液が出ている感じはわかりました。

朝食は、午前中にほぼ戻しており、昼食は抜いていたので、胃液だけを嘔吐。

側に誰かいるような、誰かが声をかけているような感覚はありますが、

反応が出来ない。

目はうっすら開いているのに、目が見えるような見えないような。

側にいるのが夫とわかるまでには少し時間がかかりました。

誰かが、「大丈夫、大丈夫」「頑張ったね」「うんうん」と何度も繰り返しながら、

口の周りを拭いてくれたり、体中にかいた汗を拭いてくれたりしていたのが、

少しずつ、認識出来ていきました。

 

部屋が電気で明るいことも何となくわかるのですが、

目を開けていても、あまり見えず、側にいる夫を夫と認識出来るまでの時間、

気持ち悪さは勿論のこと、とても孤独で恐ろしかった・・・。

手の平、手の甲に何となく温度を感じ、それが私の手をさすってくれていた夫の手だと

認識出来るようになってから、

現実の世界にいること、おそらく自分は生きていることが実感出来るようになり、

手の温かさをどれだけ心強く感じたか。

 

あなたがいてくれてよかった

 

大学1年の時、合唱団で歌った歌に、こんな歌詞がありました。

2回目の静脈麻酔なのに、今回は、午前中の体力消耗も影響したのか、

だいぶ苦しかったので、一人では乗り越えられなかったと思います。

 

お腹の中を空っぽにしてしまう無残な処置について考える余裕など全くないほど、

言葉には尽くしがたい苦しい処置でした。

処置自体は午前、夕方、それぞれものの10分程のようでしたが、

静脈麻酔は生命の危機を感じるくらいの恐ろしい体験。

「眠っている間に済んじゃうからね」なんて言葉は、私には全く意味はなく、

こんな思いは一度で十分なのに、二度目の処置を終えました。

 

私にとって産婦人科は流産の処置をするところでしかなくなってしまっています。

 

あれだけ願っていた妊娠。

妊娠の「に」の字にすら近づけなかった8年余り。

しかしながら、妊娠しても、結局流産してしまい、

こんな苦しみを味わうのなら、妊娠すること自体がこわくなって

しまいました。

 

去年の2月に初めての採卵、体外受精をしてから、4回の移植をし、

4回のうち、3回妊娠。しかし、1回目はごく初期に化学流産。2回目も6週で流産。

3回目は陰性。最後の凍結胚を移植した今回の4回目も流産。

胚移植による妊娠率は75%と高いのかもしれませんが、

妊娠後の流産率はこれで100%。

 

体外受精による流産率は、自然妊娠によるそれよりも確率がやや上がるそうですが、

2度流産が続き、習慣性流産の検査をすることになりました。

 

ただし、習慣性流産の検査は、あくまで次に妊娠した時に流産を防ぐ、という

妊娠することを想定した検査。

妊娠自体に恐怖を感じ始めている私に必要な検査なのかどうか、今は

考える気持ちの余裕がありませんが、断固拒否する気力もなく、

おそらく受けることになると思います。

 

前回の記事にコメントくださった方々に何の返信も出来ず、ごめんなさい。

しばらくブログを更新していなかったのも、前回のことがあるので、

状態が安定してからご報告をしようと、それまでPC自身から離れていました。

今日は、こんなご報告だけでごめんなさい。


判定から一夜明けて

2010年10月29日 | 凍結胚移植②・③
昨日は、非常に後ろ向きな内容のブログに、
優しいコメントを沢山頂き、ありがとうございました

沢山泣いて、そして、皆さんの優しいメッセージに救われ、
自分なりにまた考え、
少しずつ、前を向いていっています。


昨日のクリニックで、看護師さんが、
「最近、マイナス判定が続いているんですよね・・・。
(妊娠)続く時は本当に続くのに」と。


気温が急降下したり、何かと身体的に厳しい時期なのでしょうか?


まあ、それは置いておいて。


いつも帰宅が23時過ぎる夫。
昨日は、さすがにその時間まで一人でいることに耐えられそうになく、
夕方頃、
「いろんなことに疲れちゃいました」と
暗に「今夜は早く帰って来て欲しい」メール。


すると、18時半頃、帰るメールが


夫も、(2回陽性が続いただけに)今回のマイナス判定は青天の霹靂だったようです。


帰宅後、1時間程、二人でいろいろ話しました。
私があんまり泣いているからか、夫も悲しいからか、
夫も静かに涙をこぼしていました


次の移植は、12月に入ってから(1周期お休みします)ですが、
その間に、今の自分に何か出来る手立てはないのか、
相談に行こう、と言ってくれました。

手立てがあれば、とっくにドクターから話があるだろうし、
相談に行っても、あまり期待出来ることはないんじゃないか、と
ひそかに思ってしまった私ですが、
基本、受身の夫から、そう言ってくれたことが嬉しかったです


学生時代からの大親友が、
妊娠するにも、気力・体力ともにパワーが必要、
疲れてしまった時は、ゆっくり休むことも悪くないんじゃないか、と
メールをくれました

自分が思っている以上に、負担がかかっていたのかな。

体は不調を感じることが出来るけれど、
心は、気合い、忍耐といった根性論で蓋をして、
実際に受けているストレスを把握しづらいところがありますよね


たまには、自分を大目に見てあげよう、と
今日は、仕事休んでしまいました


下腹部は本当に痛むんですが、無理すれば仕事に行けないこともない。
でも、気持ちがとても無理・・・。


今日は、たとえどんな失礼なことを言うお客様に対しても、
丁寧に誠実に対応、という余力はちょっとありません・・・。


「仕事、行きたくない・・・」という私に
「休んじゃえばいいよ」
「仕事、もう辞めたい・・・」と続ける私に
「辞めちゃえばいいよ」と言ってくれる夫。


ただでさえ、ちょっとしか働いていないパートタイマーなのに
毎日、夜遅くまで働いているのに、どうしてそんなに寛容に接してくれるのか。


女の人の強さと、男の人の強さは、違うところにあるんだろうな。


参考までに、
今回の移植費用を

D2  超音波、エストラーナ10枚・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8,800円
D10 超音波、エストラーナ8枚、ルトラール14日分・・・7,020円
D17 凍結胚移植(アシステッドハッチング含む)・・・107,100円
D26 妊娠判定(尿検査、血液検査)・・・・・・・・・・・・・・・・4,450円

凍結胚移植(ホルモン補充周期)費用合計
127,370円

早寝の効果があったのか、内膜が順調に厚くなってくれ、
移植までに診察は2回のみだったので、前回(診察3回)より5,000円程、安いです。

不妊治療助成金は、年度内に2回までなので、
次回12月(予定)の移植は、完全に自己負担です。


時には立ち止まることも必要なんだなあ☆
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だめでした・・・

2010年10月28日 | 凍結胚移植②・③
今日は、判定日。
朝一番で、クリニックへ行って来ました

昨日に続き、冷たい雨が降っているので、
バスに乗るには近く、歩くには遠いクリニック。
どんな結果が出るかわからないので、迷わず、バスに乗りました。
お腹の中では、もう決着ついているんですけどね

8時半、受付。
尿検査のコップを受け取る表情が緊張でこわばっているのが、
自分でもわかります。

私の通うクリニックでは、基本的に尿検査しかしません。

なので、1回目、2回目と陽性判定をもらった時は、
尿検査後、診察室へ呼ばれたときは結果発表


ところが、今日は、尿検査後、
採血室へ呼ばれました・・・・・・。

ここで、すでに嫌な予感・・・。

看護師さんが、とても言いにくそうに「尿検査では、反応がなかったんです・・・。
採血で出るかもしれないので、ちょっと血を採らせてもらいますね」と。


待つこと、1時間。


持っていった本を読んで待とうとするものの、下を向いていると
涙がこぼれてきそうなので、
顔を上げて、涙が蒸発するのを待ってから、本を読み、
また溢れてきたら、顔を上げる、の繰り返し。


ようやく呼ばれて入室すると、
いつもなら、机の上に、小さな紙(予定日などが書いてある)が置いてあるのに、
何もないのが、目に入りました。

ああ、やっぱり駄目だったんだ、と確信

すでに席についていたドクターが
「○○さん、長い時間お待たせしてしまいましたが、
やっぱり出ませんでしたわ。。。
卵はとても良い状態だったんですけどね。。。
うーん、何でかなあ。ほんのちょっとのことなんやろうけどなあ。
内膜かなあ。でも、内膜も悪くはなかったんやけどなあ」と。

hCGは、2.0以下でした

妊娠のプロセスは、言ってしまえば、とてもシンプル。
ただ、シンプルなだけに人それぞれ、何が起こるかわからない、のだそう。

残念で仕方がない、本当に申し訳なかったです、と
頭を下げてくださいました。

いやいや、先生が謝らなくても

でも、結果が出なかった時のこの虚無感、悔しさ、悲しさ。
ドクターが、一緒に残念がってくれることは、正直、ありがたい部分もあります。
私が、
「もう、2個しか凍結胚がないのに・・・」と呟くと、
「まだ2個ありますよ」と。

しかし、2個のうち、1つは、グレードがとても低く、
1つにかけるのは確率的に期待が出来ないので、
2個は一緒に保存されています。なので、その2個は一度にお腹に戻します。

12月に演奏会もあるので、
次の移植(凍結胚での移植は、ラストチャンス)は、
演奏会が終わってから、と今後の話も軽くしました。

ドクターが退室した後、
看護師さんの前で、たまらず涙が溢れてきてしまい、
心の内をちょっぴり聞いてもらいました。

優しく、優しく聞いていただき、
少し気持ちが落ち着いてきたので、
「気を取り直して、また頑張ります」と言うと、
「あ、でも、無理して頑張り過ぎないようにしてくださいね」と。

その看護師さんも、赤ちゃんが欲しくて頑張っているそう。


今日は、雨降りで良かったかも。
涙がこぼれそうになったら、傘で隠せるので


1回目、2回目と、妊娠は継続しないものの、
妊娠反応は出ていたので、
夫も、今日は大丈夫だと本気で思っていたようで、びっくりしていました。
私達は、陽性判定もらった、その先が大きな壁、と思っていたら、
今回は、一番最初の陽性判定にすら、手が届かなかった

あの地獄の痛みの採卵は、もう嫌・・・。
だから、今の凍結分が終わったら、もう終わりにしたい、と思っていたのに。
残り、1回となってしまいました


もう、(赤ちゃん)無理なのかも。
広大な砂漠に一人取り残されてしまったような、そんな気分。


何でかなあ。


何で、出来る人には、ぽんぽん出来て、
こんなに欲しくて欲しくて、何年も待っている私達には、
ただの一人も出来ないんだろう


いろんなことに、疲れちゃいました


昨日は、勇み足で、仕事のマニュアルや、私物を整理し始めただけに
フェイントでした

(腰が痛くて、座りっぱなし仕事が本当に辛い・・・)

今朝の私達の会話
「こんなに眠くて、毎日のように昼寝してて、結果が出なかったら、
昼寝していた理由がなくなっちゃうね。
もし、駄目だったら、じゃあ、このゲップやだるさは、何なんだ、って話だよね」

結果がわかる数時間前の、のんきな会話でした。



暗いモードでごめんなさい


12月の演奏会まではお腹をいたわりすぎる必要なくなったため、
本番、きちんと歌いきれるよう、腰を何とかしなくちゃ!
寒いけどなあ、プールにもまた行きたいしなあ。

プライベートレッスン、今度こそ、受けたい!

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判定前夜

2010年10月27日 | 凍結胚移植②・③
今朝、学校に行きたくない小学生が陥るような腹痛に見舞われ、
何とか、正露丸にお世話になることなくおさまったので出勤

バスを降り、職場まで歩く道中、
今度は歩みを止めてしまう程の腹痛・・・。
ど、どうしたの、私

せっかく200円のバス代払って職場まであと一歩というのに、
ここで欠勤連絡か?と迷いながら、何とか3階まで階段も上がり、職場へ到着。

いざとなったら、早退しようかとも思いましたが、
何とか最後まで仕事出来ました(腹痛はおさまりました)。


さて、12月の「メサイア」演奏会に、
10数年来のお付き合いのある駐輪場のおじさん(神奈川県在住)の
お知り合いの方で、関西にお住まいの方がいないかお聞きしたところ、
二科会に40年以上出展されていて、審査員もされていたことのある、
デザイナーの方をご紹介頂きました
駐輪場のおじさん(学生時代に、駐輪場でお世話になりました)と
同じ年代なので、こちらの方も70代。

昨日、チケットと一緒に送る手紙を書きましたが、
面識のない、しかも年配の方に送る手紙というのは緊張しますね
失礼のないように、と、手紙の書き方常識本片手に2枚ほど、書きました

(少々、ややこしいですが、駐輪場のおじさんのお知り合いAさんの中学時代の同窓生なので、
駐輪場のおじさんとは面識がない模様。
手紙の始め方、少し悩みました

21時過ぎ、
家の電話に、初めて聞く声の男性から電話が

昨日お昼に投函したのに、もう今日届いたそうです

とても丁寧で、人柄のにじみ出てくるような手紙、
楽しく読みました、とのこと。

良かった~

何でも、音楽にも造詣が深いそうで(さすが、芸術家)、
昔から、音楽界には良く足を運ばれているとか。
巨匠、朝比奈隆氏の指揮する第九演奏会にも毎年行ってらしたとか
そんなに耳の肥えた方に聴いていただくのは、畏れ多いようですが、
楽しみにしています、とおっしゃってくださいました

初めて話をする方とは思えない、優しいおじさまで、
何と、現役時代は、夫の勤めている会社とも20年以上、一緒に仕事をしたことが
あるとか。副社長とも学生時代からのお知り合いだそうで。

ご縁というものは、本当にあるんですねえ。

11月中旬まで開催されている二科会展覧会のチケットと、
その方が毎年描かれている、干支の色紙を贈って頂けることになりました

元気でいられるうちは、これから干支の色紙を毎年送って頂けることに


人と人とのご縁は、宝物


今日は、昨日からの北風の影響で、大阪もえらい寒さ!
今日は15度くらいまでしか上がらず、
寒さのせいか、夜、左腰にぴきっと不穏な痛みが走り、
明日の判定、聞きに行けるのか?!と落ち込みかけていたところの、
嬉しいひとときでした


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レバニラ食べられるようになったから・・・

2010年10月25日 | 凍結胚移植②・③
神様、大嫌いなレバー、食べられるようになったから、
自ら進んで献立に入れるようにしていますから、

もうそろそろ、私達夫婦に家族を増やしてください


なんちゃって。


その昔、
嫌いな食べ物の2トップはアボカドとレバーでした。


アボカドなんて、そうそう食卓に並ばないものを、
何故、嫌いなものの1つに挙げていたのかはよくわかりませんが、
今や、アボカドは大好物の1つ。

わさび醤油をかけて、もうそれだけでご飯食べられます


残ったレバー。

ビタミンE、鉄分を豊富に含む、高栄養な食材と頭で理解し、
自分の体に必要であることを実感するにつれ、
ここ1,2年、進んで食べるようになりました



アボカドのように、大好物、という地位には遠いですが、
「美味しい」と思えるようになってきました

だから、神様、お願い

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想像妊娠かね

2010年10月20日 | 凍結胚移植②・③
移植から一日。

昨日は、ちょっと左わき腹が痛かったり、頭が痛かったりしたので、
今日のお迎えの様子と今晩の夕食の説明など、夫に置き手紙をし、
先に布団に入りました

今朝は、
昨日まではお腹にいなかった何かがいる、というじーんとする思いからか、
眠い、とにかく眠い・・・。
たっぷり寝たのに
そして、
日中は、良くゲップが出ます


って、これから着床だろっ


完全に想像妊娠ですね


昨日、移植後に看護師さんから薬などの説明を受けていた時、
私が判定日を「恐怖の判定日ですね」と表現すると、
「ちゃうちゃう!楽しみな判定日やで」と言って下さいました


心配して、気を揉んでいいことは何もない。

平常心、平常心。

これが、判定日近くなると、崩れてきちゃうんですけどね


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お帰りなさい☆

2010年10月19日 | 凍結胚移植②・③
本日、お昼、お腹に戻してもらいました

朝10時、凍結胚の融解確認TEL
「レーザーで殻を破って、元気に出てきてますよ」とのこと。

自転車は、昨日で乗り納め
歩くにはちょっと距離がありますが、徒歩にてクリニックへ

気分は、保育園か幼稚園にわが子を迎えに行く、といったところ?
(いつか、本当に自分の子供を迎えに行けるようになった時、
この日のことを思い出すんだろうか?)

10時半に受付を済ませ、静養室へ
浴衣?に着替え、ベッドに横になりました。
前回(尿を溜めすぎて、滅茶苦茶膀胱が辛かった)の反省を思い出し、
今日も待たされるだろうと読み、
看護師さんが説明に来るまでは、持参したドリンクはちびりちびりと飲みました。

案の定、
持っていった本は読み終わり、うたた寝も何度かし、
呼ばれた時には、12時を回っていました
(尿をためなければいけないけれど、その加減とタイミングが難しい

3つか4つある静養室、ほとんど使用中になっていたので、
時間がかかったんでしょう。


シャワーキャップのようなものをかぶり、処置室に入り、
処置台に横になると、
4ヶ月前を思い出します


培養師さんとドクターと何度も、(私の)名前の確認をし、
凍結胚が私の顔の横にあるスクリーンに拡大鏡で映し出されました。

恥ずかしいので、ここではお見せしませんが、
殻を突き破って、外へ飛び出ている様子(今回も、半分近く出ていたので、
ちょうど落花生のような形)は、
何度見ても、胸がいっぱいになります

ああ、生きているんだなあ、ここから全てが始まるんだなあ、と

培養師さんも、
「元気に飛び出してきている」と、
胚というより、もうすでにヒトとして接してくれているようで、
そんな気持ちがとても嬉しい


感動のあまり、思わず、涙してしまったのもつかの間、
この涙は、痛みに悶え苦しむ涙へと変わっていくのでした・・・。


流産した後は、たいてい子宮口が柔らかく、広がりやすいそうなんですが、
子宮口が堅いのと、向き(ほんのちょっとの加減で違うそうです)とで、
凍結胚を注入するチューブを入れるまでに、
だいぶ苦戦されていました。

「子宮、引っ張りますよー」
(多少、違和感は感じたものの)ここまでは良かったんです。

その後、チューブを入れるため、どんな作業が行われているかは
わからなかったのですが、
今年2月の採卵時の激痛を思い出させる痛みが・・・
採卵が痛み10なら、今日は7、8くらい?
前回、あっという間に終わっただけに、
今日の10分以上の移植は、辛かった・・・


ストレッチャーで静養室へ戻り、
じんわりとふわふわピンクな幸福感に浸る余裕もなく、
しばらく呆然としていました


まあ、これくらいの方が、人間の命の重さ、ありがたみを感じることが
出来るのかもしれない。


今日は、私以外にも子宮を引っ張って移植した方がいたようで、
すんなりいかないパターンの人が重なってしまったんでしょう。
ドクターからの説明を聞き、請求書をもらってクリニックを出たのは、
14時前でした


2月に採卵し、胚盤胞まで到達してくれた胚も、残り2つ。
と言っても、そのうち1つは状態が良くないため、次回は2つを同時に融解し、
移植だそうです(1つだけでは妊娠にいたる可能性が低いため)。
つまり、今回凍結している分での移植は、今回駄目だったら、
次回で最後・・・。


痛みによる疲労もおさまった後、ベッドの上でお腹に手をあて、
「次の凍結胚は、兄弟のために残しておこうね、お兄ちゃんか、お姉ちゃんとして、
頑張って着床して、しっかり育って、生まれてくるんだよ」と念じました


流産というものは、こんなに医学が発展している現代でも、
原因がわからないとのこと。

ただ、前回、胎嚢、心拍確認の度に、子宮口が硬めと言われていたので、
心配になってドクターに聞くと、
子宮口の硬さと妊娠は、関係ないそう。
同じ子宮だけど、入り口と子宮内は全く別物だから、
凍結胚が元気であれば、問題ない、とのことでした。


前回、良かれと思って続けていた職場までの片道30分弱徒歩。
妊娠初期は、より子宮口を硬くすると途中で聞いたので、
明日から、またバス・電車通勤にします。
だから、昨日が自転車乗り納め

毎回、思いますが、本当にこれで最後にしたい・・・


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