コロラド州より、小さな町の小さな物語

コロラドの魅力は小さな町にありました。人気の田舎町への小さな旅と、日々の暮らしのレポートです。

ユレイ ②温泉でホッ。

2010-06-16 06:23:46 | 旅行
ユレイは穏やか。




手で掘ったか? と思うようなトンネル。


アイロンホースレースが終わったあと、すぐユレイに向かった。シルバートンでお昼を食べるにはあまりに混みすぎているし、デュランゴも人がいっぱい。ユレイなら静かに過ごせそう。 シルバートンからユレイまでは車で一時間もかからない。 崖っぷちのクネクネ道だが、もう何度も運転している。 レース直後で疲れている夫に代わって私が運転したが、もううるさいこと、うるさいこと。 もっとスピードを落とせとか、崖は見るなとか、センターの黄色い線に沿って走れとか。。。
夫を隣に乗せて運転するのは嫌だ!という妻がたくさんいるのを、世の夫はご存知だろうか?



Snow Shed。 雪で道路がふさがれてしまわないように、雪崩の起こりやすい場所にはSnow Shedがつけられている。


私はムッとしながらも前だけ見て走った。 大きなカーブが近づくと、道路が前方でプッツリ切れているように見える。 崖が気になる。 大きなトラックが落ちてないだろうか? 崖下を覗きたいという気持ちを抑えてはいるが、車が勝手に崖のほうへ寄っていく。 

このシルバートン、ユレイ間の道路はミリオンダラーハイウェイと呼ばれ、すばらしい景色が続く。 建設には莫大なお金が投資され、高度な技術でもって完成されたとパンフレットに書いてあった。 でも、なぜガードレールが付いていないのか。 街灯もないから夜は絶対に運転したくない。




1888年に建てられた裁判所。 


ユレイに着くと、メキシカンレストランに直行。 ここのレストランの天井が面白い。 天井に一ドル札がいっぱい張り付いている。 どうして貼り付けたのかずっと謎だったが、今回はウエイトレスが実演してくれた。 
一ドル札にピンのついたおもりを突き刺し、天井に向かっておもいっきり投げる。
挑戦すること5回。やっとくっついた。



一瞬、天井にコウモリが張り付いているのかと思った。 実は一ドル札。





ユレイに来るのは、一年半ぶり。 古いビクトリア風の建物が並ぶ景色は変わらないが、Breweryが三軒オープンしていた。



ユレイでも美味しいビールが飲める。 ありがたや。


温泉でホッ。
この町はユレイと名がつく前は、ユーツインディアンの言葉で「Uncompahgre」(Hot Water Spring)と呼ばれていた。この地に湧き出る温水は聖なる神の水で、ユーツインディアンはこの湯で心も体も癒したとか。 Hot Springsは入場料10ドル。昼間は子供たちが泳ぎに来るので、静かとはいいがたいが、日が暮れると落ち着いた、いい雰囲気になる。 
 



ユレイに来たら、やっぱり温泉。 ぼ~っとしながら山々を眺める。



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