コロラド州より、小さな町の小さな物語

コロラドの魅力は小さな町にありました。人気の田舎町への小さな旅と、日々の暮らしのレポートです。

カリフォルニアはやっぱり。。。

2010-01-19 10:04:24 | 旅行


サンフランシスコのダウンタウン。 フリーウェイから写真をとると、かならず関係のない車が写ってしまう。


カリフォルニアはやっぱり。。。

クリスマスは北カリフォルニアのベイエリア(サンフランシスコとその周辺)で過ごした。 久々の都会。 息子は車の窓から街を見て「うわっ、すごい。 ビルがいっぱい」 などと驚いている。 ベイブリッジから見るサンフランシスコは美しい。 それに海を見るとほっとする。



今回はコーヒー好きの私のためにと、近代美術館の5階にあるBlue Bottle Coffee Co.に連れて行ってもらった。 Blue Bottle Coffee Co.は今サンフランシスコで人気のコーヒーショップなのだそうだ。 近代美術館にはいっているBlue Bottleはフロアーの端っこにつくられた珈琲バーで、フィルターをつかったドロップ式で一杯ずつ丁寧にコーヒーをいれてくれる。 他のBlue Bottle のお店では、サイフォンをつかってコーヒーをつくってくれるのだそうだ。




広いフロアの端っこにある珈琲バー。 本物のオブジェが何点か展示されていた。


つくりたてのコーヒーを、質のいいすっきりしたデザインのカップにいれてくれた。 アメリカに長く暮らしていると、コーヒーは紙コップか使い古したぶ厚い白のマグカップで飲むものと思い込んでしまっている。 だから、Blue Bottle Coffee Co.のように、上品なカップにいれてくれただけでも、十分に感動ものだった。 

コーヒーもおいしかったが、ここの空間の贅沢なこと。 広いビルのフロアにドーンと大きな本物の(!)オブジェが置かれ、美術館らしくあくまで主役はアート。 お客はフロアに用意されたシンプルな椅子に座り、コーヒーとアートを楽しむ。
「やっぱりサンフランシスコは都会よねぇ。 美術館は洗練されているし、カルチャーがあって、おいしいコーヒーと芸術が同時に堪能できて。。。コロラドなんてコーヒー店やベーカリーの壁に飾ってある絵には、必ず値札がついてるのよ。」 などといいながら、この都会的で芸術的な空間を楽しんだ。 (しかし、コーヒー一杯でこれだけ感動できるなんて、わたしはなんて安上がりなんだろう。)




サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラス島。 連邦政府の刑務所があった島で、アルカポネもここに投獄された。



サンフランシスコのあとは、以前にすんでいたマウンテンビューやスタンフォードショッピングセンターにも行った。 シリコンバレーと呼ばれるこの地域を歩くと、なぜか背筋が伸びる。 顔も引き締まったようだ。 昔ここに住んでいた時、シリコンバレーに住んでいるというだけで、なんかしっかりしなくてはという気分になったが、今も相変わらず何と言うか、いいエネルギーを感じる。
スタンフォードショッピングセンターは、ぷらぷら歩くだけでも楽しかった。 素敵なお店がいっぱいあるし、今若者に大人気のブランドーーなんてのも拝見してきた。
このあと車でモントレー、カーメルにも出かけた。
行くところ、見るもの、どれもが素敵で、なんでカリフォルニアからコロラドに引っ越したのかね? などと考え込んでしまった。

2週間ちょっとのバケーションはあっという間に過ぎて、コロラドの我が家に帰って思うこと。
山がきれい。 水がおいしい。 やっぱりコロラドやねぇ。



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