ママの偏差値

ほぼ猫ブログです♪

アンパンマンのエキス

2007-11-07 15:27:08 | ひとりごと時々老後のお話
献血ってしたことがありますか?
私は16歳になった時から、何度も献血をしていました。
「16歳から献血可能」ということを知って、待ちわびていたくらいなので
「誰かの役に立つかもしれない。私の血液で誰かを救えるかもしれない!」
そう思って、私は町で献血車を見かけると率先して献血していました。

しかし最近では
「急いでいるし・・・」と理由をつけて
献血車の前を通り過ぎていました。

誰かが待っているという意識も薄れ、
献血の大切さを日々の生活で深く考えることもなくなりました。

そんな時、あるブログで
「アンパンマンのエキス」の話が紹介されていました。
ネット上でみつけられたそうです。
その記事には「ハッ!」とさせられました。
そして大切なことに気づかせてくれたのです。

「アンパンマンのエキス」とは輸血のことです。

小児がんで4才の短い生涯を終えたりょうすけ君が
輸血で元気になることを知っていて、輸血のことを
「アンパンマンのエキスだね!」といつも言っていたそうです。

・アンパンマンのエキス紹介記事
・りょうすけ君のお母様きよみさんのブログ

りょうすけ君は急に具合が悪くなり、輸血が必要になったことが何度もあったそうです。
ある時、やはり輸血が必要で苦しんでいる時があり
一刻も早く輸血を!という時がありました。
しかし「今足りないので待っていて下さい。」と言われ、
血液が届くまでの間
おかあさんは、無菌室の中で苦しむ息子を抱きしめることもできず、
ただただ祈るだけの苦しい時間を過ごされたそうです。

「早く!早くなんとか!!!」
ずっと苦しがっている我が子を前にしながら
手を握り、家族は祈ることしかできない歯がゆさ・・・

結局、その時はまる一日に経った深夜、ヘリコプターで血液が届いたそうです。

りょうすけ君は10か月の闘病の末、天国へ旅立ちました。

お母さんは、輸血が息子さんを支えてくれたことに感謝し、
ご自身でも献血を続けているそうです。

現在の日本では輸血用の血液を全て献血に頼っているそうです。
その血液のおよそ90%が病気と闘う人に使われています。

全国で一日に必要な血液の量は1万4千人分だそうです。

これは最低限必要な量です。

献血は命をつなぐリレーです。
私たちはみんなつながっています。


私は、そんな大切なこと、
誰にでもできる事を気に留めもせず(いろいろと規約はあります。)、生活していました。


いつ自分の家族が
いつ自分自身が
お世話になるかわかりません。

私もこれからは以前のように積極的に協力したいと思います。

この記事を読んで下さったみなさんにも関心を持って頂いて
献血の大切さが少しでも広まればいいなぁーと思いました。

私たちは一人で生きているわけじゃない。
みんな繋がっているんだ・・・

そんなことを思いました。



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