ファイプロとプロレスと私

スポーツの審判とAI

どうも、今回はスポーツの審判について。

 

先日のプロ野球における審判の行為が話題になっていますね。

ある選手がジャッジに不満そうな表情をしたところ、審判が険しい表情をして選手に詰め寄ったのです。

 

さて、これを機に審判のAI化を進めて誤審を無くすべきだという意見が見受けられたんですが。

AI審判導入の是非は置いといて、仮にAIが審判になったとして、微妙な判定があったときに選手は抗議できるんでしょうかね。

人間の審判に異議を唱えていた選手が、ロボット審判に対しては従順になってしまったら、それは人間が機械に負けたことを意味しているようで、何となく嫌ですね。

 

抗議といえば、昔、バーチャファイターの大会で、バグで投げ技のダメージが入らず負けたプレイヤーが、試合後に「開発者どこだ畜生!」と叫んだことがあったんです。

このケースはゲームという機械そのものではなく、あくまで開発者である人間に向けた抗議ということですが。

ロボット審判の誤審の際も、開発者に抗議が向かうかも。

 

ここまでAIに否定的なことを述べましたが。

すでに米国のマイナーリーグなどでは、機械によるジャッジを部分的に取り入れているとのことです。正確な判定ができるだけでなく、審判員の負担も軽減されているらしいですね。

技術の革新が、現場の負担の減少につながるなら良いのですがね。

ただ、これまでの歴史上、少なくとも産業革命以降だと、技術革新によって労働環境は厳しくなってきたことを踏まえると、ロボット審判の導入には慎重になるべきだろうと思います。

 

まあ、野球やサッカーの審判はできても、プロレスのレフェリーだけはロボットにはできないでしょうがね。

私には、AIに職を奪われた人間の最後の拠り所が、プロレスになるという未来がハッキリ見えています。

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