どうも、先週は散々でしたね。
統一地方選での惨憺たる結果に、Jアラートによる全国的な戦時中ごっこ遊び、そして和歌山での爆発事件。
さすがに堪えましたね。
1930年代も、こんな感じだったのでしょうか。
次は、盧溝橋事件かな。
昨今、日本の好戦的な態度が目立ちますから。
沖縄タイムス記者の阿部岳さんによると、中国公船による尖閣の領海侵入日数は減っているそうです。
「【15分ライブ】2023.3.21 尖閣マッチポンプ 」(https://www.youtube.com/watch?v=9uqiJ-ykpTY)
わざわざ漁船を派遣し、中国公船の領海侵入を増やしているのは、日本側なんですねえ。
先日の陸自ヘリ墜落の際も、「中国に撃墜された」という根拠なき投稿が溢れたそうで。
「陸自ヘリ不明「中国に撃墜された」は根拠不明 防衛省幹部も否定【ファクトチェック】」(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1132278)
活動を活発化させている日本側の動きには、今後も警戒が必要です。
それはさておき。中国との対立、軍事的衝突を望んでいる日本の人は残念ながら少なくありません。
そんなに中国が嫌なら、とりあえず、中国製品の不買や処分をしてみてはどうかと思うんですがねえ。
日本社会が中国に支えられていることが、理解できるかもしれませんよ。
どうも、今回は自衛隊について。
突然ですが皆さんの好きな自衛隊の、最近の話題をまとめました。
「〈任官拒否72名〉防衛大学校「学生のSOS写真」極寒の体育館で雑魚寝する濃厚接触者200人超、幹部と“スキー合宿”酒宴で陽性者が…」文春オンライン(https://bunshun.jp/articles/-/53119)
「「セクハラ、二次被害は10年収まらず」女性自衛官、国を提訴 」東京新聞(https://www.tokyo-np.co.jp/article/233580)
「ある自衛隊員の自殺 いじめやパワハラで生まれた”心の傷”」(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4500/)
「防大「学生の質」維持に腐心…応募者減 退学者は急増 」読売新聞(https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20230301-OYT8T50128/)
「「60代の自衛官が80代~90代の命を守る」自衛隊の「慢性的な人材不足」がもたらす“日本のヤバすぎる未来”」文春オンライン(https://bunshun.jp/articles/-/59792)
暗い話題には事欠かないですねえ。
若い自衛官が気の毒でなりません。
さて、前置きはこれくらいにして、本題に。
少し古いですがこんなニュースが。
「「行動する時が来た」「靖国の英霊と会話できる」陸自特殊部隊元トップの“危なすぎる世界観”」文春オンライン(https://bunshun.jp/articles/-/43141)
なんと、ネット上の陰謀論を間に受けてしまう情報リテラシーゼロのオッサンがいるんですよ。それも結構な地位に。
オッサンの革命ごっこ遊びにはゾッとしますよ。
これらについて、記事の著者である辻田真佐憲さんは、対策として以下のように述べています。
「「ネットで真実を知った」者の成れの果てと、かれらを笑うのはたやすい。だが「もっと確かな情報源を」という指摘自体が「マスゴミ批判」で封じられている以上、事態は深刻である。」
「では、どうすればよいか。ひとつの提案として、メディア上に(オンライン記事でも、ウェブ動画でも)、考えるヒントになるような、よりまともな物語を流していくことが考えられるのではないだろうか。具体的には、「ディープステート」を「農業を通じて国に貢献」などで上書きしていくということである。」
「65点ぐらいの物語を公共財として鍛えていくことが、5点の陰謀論を防ぐ防波堤になる」
65点の話を拡げようというのも、骨の折れる作業ですが。
メディア上の支配権を、陰謀論者や極右勢力から奪い返す必要がありますね。
どうも、O川直也です。
日本政府ファンの皆様、目を覚ましてください。
今回、この記事で取り上げるのは3つあります。
まず、Jアラート。
高度100km以上の上空、つまり宇宙空間を飛んだミサイルにアラートを流し、国全体で戦時中ごっこ遊び。
本気で隣国の軍事的脅威を感じているなら、まず原発をなんとかしてもらいたいですねえ。
高度100m(正確には300フィート)の低空飛行で事故が懸念される米軍オスプレイには抗議しませんし。
「飛行中に10件の重大事故… オスプレイ普天間配備10年 安全性への懸念 払拭されず 陸自も計17機計画」(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/gallery/1033895?ph=1)。
次に、長渕剛の領土についての発言。
開拓民が得た土地を、外国人に売るなと言ったらしいです。
それを言うなら、北海道は日本人がアイヌから奪い取った土地なんですがね。
長渕発言は、歴史の歪曲と外国人差別の助長という、2つの問題点があります。
ついでに気になったのですが、バブル期、日本の成金が海外の土地を買い漁っていた気がしますが、それは今どうなっているのでしょうね。
まあ、誰であろうが外国の土地を買っても、合法的な手続きをしているなら、とりあえず問題ありません。
一方で、国有地が売られる際、ゴミが出るなどという嘘の申告をして安値で売買されることがあれば、それは問題ですよ。
3つ目に、長渕に便乗した片山さつき。
上記の長渕発言に、「素晴らしいと思います。敵は狡猾ですが、国民の共感があれば戦えます」とコメント。
「片山さつき氏、長渕剛の“北海道を売らないで”発言に賛同「敵は狡猾ですが、国民の共感があれば戦えます」(https://news.yahoo.co.jp/articles/3a32de540eda38904d74f7f795529679f11ce28f)。
サプライチェーンの多くを中国に依存している国の政治家が、よく言うよなあと。身の程知らずが。
「中国依存の日本の輸入、ベトナムなどASEANへの代替は限定的」(https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2022/1e2a4902dbb2dd55.html)。
コロナ禍初期にマスクや消毒液が不足して困ったことなど、もう忘れたようですね。
高市早苗の「国葬反対派8割は大陸」という発言もありましたが、愛国的パフォーマンスで簡単に支持が得られるのだから、ちょろいですよ。日本の有権者は。
4つ目は・・・特にありません。
某ひろゆきの沖縄の件は、既に多くの人が反論しているので、まあ何とかなるでしょう。
さて、日本政府ファンの皆様、目を覚ましてください。
日本政府は、カネの雨は降らせませんよ。
我々から搾り取るだけです。
どうも、NPTの会議は残念な結果でした。核に関連して、今回は安保の話を。
これは仮定の話ですが、もし日本が中国と日中安全保障条約を結んでいたとします。
そして日本国内に中国軍の基地があり、中国の核の傘に入っていたら、どう感じますか。
もちろん、日中地位協定により中国兵の犯罪を国内法で裁くことはできません。
また、思いやり予算として多額の軍事費を中国の献上しているとします。
これは別に中国ではなくソ連・ロシアでも構いません。その場合は日ソ安保、日ソ地位協定となりますね。
そんなもの、受け入れられないと思った人。
この仮定に貴方が持った違和感と似た感情を、私は米国に対して抱いているのです。
日本の人々の土地、カネ、権利を米国に差し出して、それも他国と比べて随分と献身的に渡してしまって、不満や憤りを感じませんか。
特に、普段、愛国とか保守とか言ってる連中には、強く問いただしたい。
戦中はあれほど鬼畜米英と言っていたのに、戦後は手のひらを返しやがって。
別に米英を罵れと言いたいわけではありませんが。
ただ、日本の保守は本当に一貫性がないと思うのですよ。