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ファイプロとプロレスと私

プロフィール画像はファイプロワールドから

新日本プロレスのジェイ・ホワイト選手について

2021-01-03 18:19:46 | 現実のプロレス

どうも、年が明けましたね。今回の記事では、ジェイ選手について述べます。

 

明後日、2021年1月5日の個人的な注目選手が、ジェイ選手なんですよね。

対戦相手が内藤選手と飯伏選手のどちらになるかはわかりませんが。ジェイ選手は飯伏選手に対して3連勝中と相性が良いので、飯伏選手が勝ち上がってきた方が戦いやすいでしょう。

 

バレットクラブのメンバーによるサポートにも注目です。バレットクラブの試合はよく乱入が発生するので、フェアではないという意見もあるかもしれません。しかしながら、仲間同士で結束して闘っているという見方もできると思います(内紛もありましたが…)。

 

明後日の結果を楽しみに待ちましょう。


プロレスは真剣勝負である

2020-12-13 18:17:08 | 現実のプロレス

どうも、今回の記事ではプロレスが真剣勝負であると考えられる根拠を述べます。

 

⑴受けたダメージや流れた血は本物。したがってプロレスは真剣勝負である

レスラーは死の危険と隣り合わせである。プロレスを舐めている人には、ぜひ一度、レスラーの技を受けてもらいたい。私は遠慮する。

 

⑵プロレスでは一度も八百長が問題になったことがない。したがってプロレスは真剣勝負である

他のスポーツでは八百長が発覚したケースが少なからず存在する。しかしプロレスではそのような事例はない。

 

⑶総合格闘技もプロレスから派生したからプロレスの一部。したがってプロレスは真剣勝負である

総合格闘技で勝った実績のあるレスラーもいる。彼らの強さは本物。

 

⑷リング外での抗争や裏取引も含めてプロレス。したがってプロレスは真剣勝負である

かつてタイガー・ジェット・シンは買い物中の猪木を襲撃した。真の何でもありがプロレス。

 

さて、上記の4つの説は半分くらいは冗談として、私はプロレスの試合時間と試合数に焦点をあてて、この難題について考えてみたいと思います。

 

きちんと平均値を求めたわけではありませんが、プロレスの試合時間は平均して15分から20分程度かと思います。試合数は年間100試合以上はあるでしょう。もちろん、この数字は選手によって大きく異なりますし、試合形式によっても選手の疲労は変わってくるでしょうから、あくまで仮定です。

単純に計算すると、1年あたり、15〜20分 × 100試合 = 1500〜2000分、レスラーは試合していることになります。

 

この数字を他の格闘技と比べてみましょう。比較対象はプロレスと関係が深いであろう総合格闘技と相撲です。

 

総合格闘技の場合、試合時間は平均5〜10分、試合数は年間で10試合と仮定します。

1年あたり、5〜10分 × 10試合 = 50〜100分、総合格闘家は試合していることになります。

相撲の場合、試合時間は平均0.1分、試合数は年間で90試合とします。

1年あたり、0.1分 × 90試合 = 9分、力士は試合していることになります。

 

何が言いたいかというと、プロレスではレスラーが闘っている時間が他の格闘技と比べ、かなり長いということです。プロレスは長時間、闘うことが前提となっている格闘技といえます。

プロレスを部分的に見ていると、試合中、レスラーが休んでいるように思われる場面や効いているかよくわからない技が出てきます。それは決して手を抜いているのではなく、長期間にわたって試合をするための、レスラーたちの工夫なのです。長い目で見てもらえれば、プロレスが真剣勝負であると納得できるはずです。

 


私のプロレス観

2020-12-06 18:27:01 | 現実のプロレス

どうも、今回の記事では私のプロレス観について述べたいと思います。

プロレスへの考えや好みは、人それぞれでしょう。真剣勝負のスポーツか、それともエンターテインメントか、それも解釈は人それぞれ。私はそういった多様性をあるところがプロレスの魅力だと考えています。

正直いうと、上記は建前です。私は、プロレスファンになった当初、プロレスは最強の格闘技でありレスラーは常に強くあるべきと信じていました。そして今も、プロレスは真剣勝負であると考えようとしています。

私がプロレスに興味を持ったきっかけは、現実のプロレスではなくファイプロなどの作品でした。当時は、インターネットはまだそれほど普及しておらず、またゴールデンタイムでのプロレス放送もなかったので、現在のように手軽にプロレスを観ることはできない時代でした。

そんなこともあり、動いているレスラーを見られるのは主にプロレスゲームの中でした。ゲームなので、当然、アングルやブックといったものはありません。試合は全てガチンコです。まあ、今、冷静に考えてみると、とんでもない試合ばかりしてましたね。連続して繰り返される大技、場外への飛び技での自爆…死者が後を絶たないでしょう。

時が流れ、試合の映像を観たり、実際に観戦に行ったりする中で、ゲームの中でのプロレスは現実のプロレスとは乖離があることにようやく気がつきました。総合格闘技の台頭もあり、プロレスのあり方が業界として問われている時代でもありました。

 

プロレスファンとして、私に残された選択肢は以下の通りでした。

⑴プロレスはエンターテインメントであり、ブックの存在を認めた上でプロレスファンを続ける

⑵あくまで真剣勝負と解釈する

⑶観客との真剣勝負と解釈する

⑷エンターテインメントの中に真剣勝負があるとする

 

一見、⑷が良さそうに思えますね。柔軟な考え方です。私も⑷の考えに、傾倒した時期がありました。どこまでが筋書きか、どこからが真剣勝負か、その境界がわからないようなプロレスが良いと考えていました。⑴はWWEなんかがブックの存在を認めてますから、そういう意見もありでしょう。⑶は、たまに見かける考えですね。観客を満足させるかどうかの勝負、という考えです。

⑵を現在、支持する人は少数派でしょう。真剣勝負なら総合格闘技があるじゃないかと言われてしまうとどうしても弱いですから。

試合を1つずつみていくと、どうしても⑵には無理がでてきます。プロレスのファンでない知人が言っていたのですが、避けられる技を避けないのが不自然だとか、50歳を過ぎたレスラーが若いレスラーと互角に闘えるのはおかしいだとか、そういう感じの意見をくれました。

そこで、ほとんど屁理屈ですが、プロレスを真剣勝負だとする根拠を次回の記事で述べたいと思います。