ゆきわりぶろぐ

社会福祉法人 鶴翔会のブログです

熱く語らせてください

2018年08月02日 | 職員の声

毎年ワシントンホテルにて開催されている
合同就職説明会
今年も参加させていただきました

福祉施設に就職を希望する方や
福祉の仕事に関心のある方、
福祉の職場、資格などについて
知りたい方を対象に
就職体験談や事業所PR、
施設面談を行っています

ゆきわり荘は只今
絶賛男性の支援員募集中
なので今年は、男性の生活支援員が一人
就職体験談を熱く
語らせていただきました

以下、講演内容です

私がゆきわり荘に就職したのは、大学時代、とあるアルバイトに誘われたことがきっかけでした。その仕事はレスパイト事業というもので、地域に暮らしている障害児者を日中や夜間、施設で一時介護するという内容でした。それから、自分が生きてきた中であまり関わることのなかった障害者福祉という分野に触れ、初めはコミュニケーション等戸惑うことが多かったのですが、利用者の方やそのご家族とかかわり、心を通わせていく中でこの仕事がいかに多くの人、そしてこの地域に求められているのかを実感し、この分野にやりがいを感じる様になりました。目指していた資格の実習が障害者支援施設に決まったこともまた、大きな転機となりました。アルバイトで得た経験や知識を実習に生かせれば…と考えていたのですが、その実習で知った現実は自分が想像していたイメージとはかけ離れていました。大学生活を過ごした宮城県の仙台市は「施設解体論」を唱えた浅野史郎氏のお膝元ということもあって、地域で暮らす障害児者を包括的に支援する体制が整っていました。例えば私が携わったレスパイトケアなど、支援の形も多様で柔軟な対応ができ、グループホーム等でも連携する医療機関等のバックアップにより、重度の障害を持っていても安心して地域で暮らすことが出来る仕組みになっていました。そして何より、施設が住宅地の中心にあるなど、障害者と地域の距離がとても近いというのが一番の印象でした。それに比べ、会津地区では施設は住宅地から離れた場所にあることが多く、障害者に対して偏見的な考えを持つ人もまだ多くいることも知り、個人的な印象ではありますが、地域と障害者の間に大きな壁があるという印象を受けました。また、地域で暮らす障害者の夜間のケアの体制も地域全体でみて手薄である現状を学び、そして何より驚いたのは、実習先で出会った方で、自分の子供に重い障害があっても、それを恥ずかしい事だと感じ、そのことを隠し続け、自分が高齢になるまで福祉サービスを受けていない・・・そういう方がいるという現実でした。はっきり言って会津地区は「障害者福祉の後進地域」である!そう感じました。実習を経験する中で、そんな会津地区に暮らす障害者とそのご家族のために自分の力を尽くしたい、そうした方たちが抱える「地域における偏見や生きづらさ」に寄り添いともに戦いたい、そういう考えが大きくなり、3年前、この説明会に参加したことをきっかけにゆきわり荘へ就職しました。
私たちの施設はいつも笑顔で明るい利用者の方が多く、とても活気があるのが特徴です。日々関わり支援し、その方の心に寄り添った分だけ利用者の方は言葉や表情、仕草で返してくれます。自分の支援が日々の明るい笑顔につながっていると思えることが、私にとってのやりがいです。
今、会津地域は超高齢化が問題となっており、それに伴い障害者を支えるご家族の高齢化も現状としてあります。地域の障害者を取り囲む現状を考慮した上で「家族の負担軽減」「親亡き後」の支援を考えたときに、今私たちの勤める「障害者支援施設」の重要性が再確認されるべき時期に来ていると強く感じます。
 私たち職員は日々利用者の方一人ひとりの生活が彩り豊かなものになるよう、寄り添い支援しています。ただ、日中の活動内容などもう一つ上のレベルに押し上げ、さらに充実したものにする為には、さらなるマンパワーを必要としています。私たちは小さい法人ではありますが、逆に考えると職員ひとりひとりの良いアイデアや支援の在り方を尊重し、それを施設運営に反映することができる、という強みがあります。すなわち新しいアイデアが施設の支援形態を、そしてゆくゆくは地域の障害者支援の形を大きく変えていく可能性を秘めているという事です。また、若い職員も多く、職員同士が切磋琢磨できる環境にあり、内部研修や外部研修等への参加等を通した新人教育にも力を入れています。私は今年精神保健福祉士の試験を受験したのですが、スクーリングや試験などの日程などに応じた特別休暇の取得など資格の取得をバックアックして頂き、無事試験に合格することができました。ひとりの職員としても、ひとりの福祉人としても、ステップアップできる環境が整っていることも私たちの施設の強みであると考えます。
 先ほども言いましたが、私たちの施設には、そして地域の障害者の支援には、今さらなるマンパワーが必要です。皆様にお願いです。この会津地域における障害者福祉の救世主になって頂けないでしょうか。

以上、講演させていただいた内容です


当法人の介護の基本は同性による介護です
利用者の方のプライバシーを守るために
今ゆきわり荘では男性の人手を求めています

まずは施設見学だけでも大歓迎です
興味のある方はこちらまで
0242-78-2426
 (障害者支援施設ゆきわり荘
ご連絡お待ちしております

男性専用の募集要項と過去の講演内容は
以下のリンクからご覧ください

男性専用募集要項

平成29年度 合同就職説明会

平成28年度 合同就職説明会