ゆきわりぶろぐ

社会福祉法人 鶴翔会のブログです

YUKIWARI「会津杉で作ったぬくもり椅子」

2015年08月29日 | 作品集
材料の杉は、地元の間伐材を使っています
会津で育った杉を、会津のゆきわり荘で加工し、会津を中心に消費される地産地消です
無垢の杉目は自然を感じさせるだけでなく、
釘を1本も使わない“ほぞ組み”で組み合わせているため、
長年使用しても壊れにくい仕組みになっています
椅子の表面は、利用者の皆さんが1つ1つ丁寧にヤスリがけをして滑らかにしています
触れると、温かみを感じるはずです
中でもくぼみのついた椅子は、お尻を包み込むような、なんとも言えない座り心地、ぬくもりを感じて頂けることでしょう

椅子は1つ1つ手作りですから量産が出来ません
手作りですから同じものが作れません
かえってそれが価値を高めてくれたのか、今ではなかなか手に入らない椅子となった
YUKIWARIの「会津杉で作ったぬくもり椅子」です
気付けば作り始めて15年以上も経過しました
何度もお買い求め頂いている方もいらっしゃいます
本当にありがたいことです
作り上げた1脚1脚が、皆様の生活に末永く寄り添うこととなれば幸いです



【 平ら(天板340mm×340mm、高さ400mm) 】

未塗装 2,500円
塗装有 3,000円

【 くぼみ(天板340mm×340mm、高さ400mm) 】

未塗装 2,500円
塗装有 3,000円

【 長椅子(天板1240mm×340mm、高さ400mm) 】

未塗装 4,500円
塗装有 5,000円

白っぽい木目、赤みがかった木目、茶の濃い木目、、、
お好みの雰囲気に合った椅子をお作りします


※ 宅配便等での配送になると、キズ、破損の怖れがあるため、
ご購入の際はゆきわり荘に取りに来て頂くことを原則とさせて頂きます。
※ 天板、脚共に、10cm大きくなる毎に250円割り増しとさせて頂きます。

ハガキ、しおり、コースター増えてきました!

2015年08月16日 | 作品集
作業班で行っている紙すき作業も軌道に乗り、
作品が次々と出来上がっていきます

ゆきわり椅子と同様に
同じものが2つとない
味わいのある紙が出来たと思います

紙としての性能はもちろん
市場にある紙には敵いませんが
温かみのある
こういう紙が世にあってもいいと思うのです

もし皆さんの手に渡った際には
思うままに使ってやって下さい


興栄設備様に環境整備を行って頂きました!

2015年08月14日 | 日々
先日、興栄設備様においで頂き、
ボランティア活動として、
ゆきわり荘敷地内の環境整備を行って頂きました
職員ではなかなか実施出来ない高所の枝掃い


側溝掃除と、気温も高い中行って頂きました

普段より設備面でお世話になっている上に
奉仕作業もして頂き、心強い限りです
今後ともご支援の程、宜しくお願い致します

ゆきわり荘で働いてみて

2015年08月10日 | 職員の声

先日、ゆきわり荘の生活支援員が就職合同説明会にて就職体験を発表してきました
ゆきわり荘のことをもっと知って頂けると思い、発表内容を掲載させて頂きます
是非ご覧ください



【 就職の動機 】
私は短大の授業で「聖者の行進」というビデオを観て、知的障がいのある方の尊厳を守る仕事に携わりたいと思いました。そして就職合同説明会に参加し、ゆきわり荘の先輩職員の話を聞いて、その後職場見学に行き、「この施設で働きたい」と強く思い志望しました。

【 現在の仕事内容 】
 ゆきわり荘は主に知的障がいのある方が利用している障害者支援施設です。事業としては施設入所支援事業定員50名、日中活動としては生活介護事業60名で、施設入所者の他、在宅の方を受け入れています。勤務内容としてはゆきわり荘は早番、早番B、日勤、遅番、夜勤の5交代で行っています。ゆきわり荘は同性介護と言って、女性職員は女性利用者を、男性職員は男性利用者のみ介護します。主な業務内容は、排泄の誘導・介助、食事介助、歯磨きの仕上げ、入浴介助等生活全般で、お一人おひとり出来ないところのお手伝いをします。また、日中は生活介護利用者の方たちと一緒に活動をします。パズル、折り紙、分別作業や木工作業による椅子の作成など様々です。それに加えて、利用者の方々の様子を観察し、いつもと違った様子があれば、他の職員に報告して連携を取って対応したりと、利用者の方々が安全で健康に過ごせるよう支援することが私たちの仕事です。また、利用者の方には「ケース担当」といって担当の職員が1人必ずついており、個別支援計画に則った日々の支援や記録を書いたりし、また、担当利用者の日用品や衣類の管理、不足品の購入も行います。
 私はこの仕事をする上で「利用者の方との信頼関係」が一番大切だと仕事を始めてから改めて実感しました。そう感じたきっかけは、ある利用者の方が入浴日に「お風呂に入らない」と言った時の事です。その時私はその方にいろんな声掛けをしてみたのですが「入らない」と言って動いてはくれませんでした。しかし、その後長年勤務している職員がその方に声を掛けると、立ち上がってお風呂場に向かったのです。やはり、長年いてずっと昔から顔を知っている職員と、まだ入ったばっかりの職員とでは、信頼関係の深さが違うのだと感じました。利用者の方も、昔から知っている職員には気持ちを許せる部分があるのだと思います。その日から、私は利用者の方との「話す時間」を大切にするようにしています。利用者の方の中には話ができる人もいれば、言葉を発したり気持ちを口に出せない方もいます。ですが、言葉が話せなくても感じる心は皆さん一緒だという気持ちで、私なりにその人その人に合わせて、その日の中で出来るだけ多くの利用者の方と触れあい、話せるようにしています。1日1日の関わりを大切にし、時間をかけて利用者の方1人ひとりの事を知っていき、これからもこの職場で長く勤めたいと思っています。

【 今後の抱負 】
 まずは、仕事内容を今よりもっと覚えることです。まだまだ知識不足ですし、先輩方に注意されることもあります。教えて頂けることに感謝して地道に業務に励んでいきたいです。そして、「利用者の安全と健康」にもっともっと留意して仕事をしたいと考えています。ゆきわり荘の利用者の方々のほとんどが薬を飲んでいらっしゃいます。自分で薬を飲めない方に服薬を行うのも職員の仕事です。1人ひとりの名前と顔を確認して誤薬がないよう日々心掛けていきたいです。そしてこの季節は熱中症が心配される時期です。利用者の中には自分で水分補給が出来ない方が沢山いらっしゃいます。そういった方々が脱水症状を起こさないように、常に気を配っていきたいです。利用者の命を最優先に考えて仕事していくことが一番の抱負です。

【 求職者に伝えたいこと 】
ゆきわり荘で生活していらっしゃる利用者の方々は、皆さんとても明るく素直で、人懐っこい方ばかりです。食事の時間が近くなると「今日のお昼何?」と聞いてきたり、歌を歌っていたり、「お姉ちゃんと電話した!」と言ってどんな話をしてきたのか教えてくれたり…利用者の方との時間が私は一番好きです。また、利用者の方と生活していく中で、「この方はこんなこともできるんだ!」「○○さんのこういうところ素敵だな」と日々発見があり、驚かされます。そういったところも障がい分野の仕事の魅力だと感じます。福祉の仕事と言っても、高齢者、障がい者、児童、など様々です。また、同じ分野の事業所であっても雰囲気が違うと思います。応募の前に是非見学に行くことをおすすめします。どんな施設なのか、自分に合っているかなど、実際に感じた方がいいと思います。最後に、当法人も来年卒業の方を2名募集するそうです。私の話に興味を持っていただけたらぜひ、ゆきわり荘に見学に来てください。きっと利用者さんが元気なあいさつで迎えてくれます。お待ちしています。