おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム
第37話 みずほ先生がしもべ
キャスト
草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
森野苺(もりの いちご)♀:
風見みずほ(かざみ みずほ)♀:
【本編】
放課後の帰り道。桂と跨が歩いているところに漂介が走ってくる
漂介 「おい、桂、跨! 聞いたか? 春休み明けの新学期から森野のやつが生徒会長になるらしいぜ!?」
跨 「森野が生徒会長に?」
桂 「なんでだよ? 普通生徒会長は、二年の二学期から三年の一学期までが任期のはずだろ?」
漂介 「なんでも、今の生徒会長が転校するらしくてな。その後釜がなぜか森野になっちまったんだよ」
跨 「森野が生徒会長か・・・」
漂介 「な? 嫌な予感がするだろ?」
桂 「まぁ、少しな」
そこへ森野がやってくる
苺 「あら、仲良し三人組が集まって、なにか相談事?」
桂・漂介・跨「うわあああああああああ!!!!」
跨 「や、やあ、も、森野」
漂介 「ど、どうしたんだよ? お前、今、ひ、一人か?
苺 「ええ」
桂 「あ、森野。漂介から聞いたよ。新学期から生徒会長になるんだってな、おめでとう」
苺 「ありがとう草薙君。だからこれからは森野じゃなくて、『会長』と呼んでちょうだい」
桂 「もうその気なのかよ!?」
漂介 「へっ、何が会長だ~!? 誰が呼ぶかってんだよ~!? そんな風にな権力を傘に着させるような奴に迎合(げいごう)するほど、俺達は落ちぶれちゃあいねぇんだよ! なあ、桂! 跨!」
跨 「もちろんだよ」
桂 「も、森野。俺達は友達だ。今までどおりの付き合いでいいんじゃないか?」
苺 「つまり、あなた達は私に逆らうのね?」
桂 「そういうわけじゃ」
漂介 「ああ~! 逆らうね~! ああ~! 逆らうね~! で? 逆らったらどうなるんだよ? ええ? ちっこく可愛い苺ちゃんよ~?」
苺 「退学処分にするわ」
桂 「そんな権限、生徒会長にあるわけないだろ!?」
苺 「ないと言い切れる?」
桂 「うううぅ・・・」
跨 「森野に言われると、ありそうで怖いよ」
漂介 「森野生徒会長。私、間雲漂介は、あなた様の生徒会長就任を心から歓迎し、これからの活躍に期待するものでありまっしゅ!」
桂・跨「裏切り者~!」
漂介 「ウッセー! バカヤロー! 会長様が会長様になったんだぞ、コラー! 歓迎するのが当たり前だろうが、コラー!」
苺 「いい子ね、間雲君。1ポイントつけておくわ」
漂介 「やった~~」
桂 「あ、ズルいぞ! 漂介!」
跨 「そうだよ! 僕も1ポイント欲しいよ!」
桂 「そういう問題かよ!?」
漂介 「会長。あいつらまだ反抗的な態度とってやすぜ? どうしやすか?」
苺 「退学処分、なんてどうかしら?」
桂 「さっきと変わってねえぞ」
漂介 「いいっスね、会長! すこぶるいいっスね~! 特にね、桂をスパーーっと切っちゃって欲しいっスね~!」
桂 「なんで俺だけなんだよ!?」
漂介 「バカヤロー! お前はな~! みずほ先生とイチャついてばっかでムカつくんだよ! あれだろ? みずほ先生のおっきな胸に飛び込んで、『すっごいトランポリンだ~。すっごいトランポリンだ~』とか言ってんだろ~!? あ~嫌だ~! あ~嫌だ~! 草薙君は不潔さ~ん!」
苺 「草薙君。マイナス100ポイント」
桂 「100かよ!? 漂介より二桁も上がってるじゃないか!」
そこへみずほ先生がやってくる
みずほ「みんな~。道端で何を騒いでるの? ご近所迷惑よ」
跨 「みずほ先生!」
漂介 「聞いてくださ~い、みずほ先生。森野の奴が~、新学期から生徒会長になるのをいいことに俺達をいじめるんっスよ~。退学させるとかさせないとか言って、つら~い。ですから先生、森野をギッタンギッタンに注意してやってください、そりゃもう徹底的に」
桂 「おい、漂介」
跨 「今まで言ってたことと」
漂介 「ウッセー、オラー!(←桂と跨に向かって) みずほ先生~、ご注意お願いちまちゅ~」
みずほ「間雲君。それは無理なの」
漂介 「どうちてでちゅか~!?」
苺 「みずほ先生。今の発言で20ポイント程つけておきます」
みずほ「ありがとうございます! 森野会長」
漂介 「ひああああああああ!!!!! 先生までええええ!!!!」
苺 「間雲君。先ほどの反抗的な発言は、マイナス2000ポイントよ」
漂介 「よ、よよよよよ、四桁っスか~」
みずほ「さあ、帰りましょう。森野会長」
苺 「そうですね、みずほ先生」
桂 「せ、先生・・・」
跨 「森野・・・」
漂介 「跨、桂」
桂・漂介・跨「うわああああん!! どうなっちゃうんだよ~!! これからの学校生活~!?」
終わり
第37話 みずほ先生がしもべ
キャスト
草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
森野苺(もりの いちご)♀:
風見みずほ(かざみ みずほ)♀:
【本編】
放課後の帰り道。桂と跨が歩いているところに漂介が走ってくる
漂介 「おい、桂、跨! 聞いたか? 春休み明けの新学期から森野のやつが生徒会長になるらしいぜ!?」
跨 「森野が生徒会長に?」
桂 「なんでだよ? 普通生徒会長は、二年の二学期から三年の一学期までが任期のはずだろ?」
漂介 「なんでも、今の生徒会長が転校するらしくてな。その後釜がなぜか森野になっちまったんだよ」
跨 「森野が生徒会長か・・・」
漂介 「な? 嫌な予感がするだろ?」
桂 「まぁ、少しな」
そこへ森野がやってくる
苺 「あら、仲良し三人組が集まって、なにか相談事?」
桂・漂介・跨「うわあああああああああ!!!!」
跨 「や、やあ、も、森野」
漂介 「ど、どうしたんだよ? お前、今、ひ、一人か?
苺 「ええ」
桂 「あ、森野。漂介から聞いたよ。新学期から生徒会長になるんだってな、おめでとう」
苺 「ありがとう草薙君。だからこれからは森野じゃなくて、『会長』と呼んでちょうだい」
桂 「もうその気なのかよ!?」
漂介 「へっ、何が会長だ~!? 誰が呼ぶかってんだよ~!? そんな風にな権力を傘に着させるような奴に迎合(げいごう)するほど、俺達は落ちぶれちゃあいねぇんだよ! なあ、桂! 跨!」
跨 「もちろんだよ」
桂 「も、森野。俺達は友達だ。今までどおりの付き合いでいいんじゃないか?」
苺 「つまり、あなた達は私に逆らうのね?」
桂 「そういうわけじゃ」
漂介 「ああ~! 逆らうね~! ああ~! 逆らうね~! で? 逆らったらどうなるんだよ? ええ? ちっこく可愛い苺ちゃんよ~?」
苺 「退学処分にするわ」
桂 「そんな権限、生徒会長にあるわけないだろ!?」
苺 「ないと言い切れる?」
桂 「うううぅ・・・」
跨 「森野に言われると、ありそうで怖いよ」
漂介 「森野生徒会長。私、間雲漂介は、あなた様の生徒会長就任を心から歓迎し、これからの活躍に期待するものでありまっしゅ!」
桂・跨「裏切り者~!」
漂介 「ウッセー! バカヤロー! 会長様が会長様になったんだぞ、コラー! 歓迎するのが当たり前だろうが、コラー!」
苺 「いい子ね、間雲君。1ポイントつけておくわ」
漂介 「やった~~」
桂 「あ、ズルいぞ! 漂介!」
跨 「そうだよ! 僕も1ポイント欲しいよ!」
桂 「そういう問題かよ!?」
漂介 「会長。あいつらまだ反抗的な態度とってやすぜ? どうしやすか?」
苺 「退学処分、なんてどうかしら?」
桂 「さっきと変わってねえぞ」
漂介 「いいっスね、会長! すこぶるいいっスね~! 特にね、桂をスパーーっと切っちゃって欲しいっスね~!」
桂 「なんで俺だけなんだよ!?」
漂介 「バカヤロー! お前はな~! みずほ先生とイチャついてばっかでムカつくんだよ! あれだろ? みずほ先生のおっきな胸に飛び込んで、『すっごいトランポリンだ~。すっごいトランポリンだ~』とか言ってんだろ~!? あ~嫌だ~! あ~嫌だ~! 草薙君は不潔さ~ん!」
苺 「草薙君。マイナス100ポイント」
桂 「100かよ!? 漂介より二桁も上がってるじゃないか!」
そこへみずほ先生がやってくる
みずほ「みんな~。道端で何を騒いでるの? ご近所迷惑よ」
跨 「みずほ先生!」
漂介 「聞いてくださ~い、みずほ先生。森野の奴が~、新学期から生徒会長になるのをいいことに俺達をいじめるんっスよ~。退学させるとかさせないとか言って、つら~い。ですから先生、森野をギッタンギッタンに注意してやってください、そりゃもう徹底的に」
桂 「おい、漂介」
跨 「今まで言ってたことと」
漂介 「ウッセー、オラー!(←桂と跨に向かって) みずほ先生~、ご注意お願いちまちゅ~」
みずほ「間雲君。それは無理なの」
漂介 「どうちてでちゅか~!?」
苺 「みずほ先生。今の発言で20ポイント程つけておきます」
みずほ「ありがとうございます! 森野会長」
漂介 「ひああああああああ!!!!! 先生までええええ!!!!」
苺 「間雲君。先ほどの反抗的な発言は、マイナス2000ポイントよ」
漂介 「よ、よよよよよ、四桁っスか~」
みずほ「さあ、帰りましょう。森野会長」
苺 「そうですね、みずほ先生」
桂 「せ、先生・・・」
跨 「森野・・・」
漂介 「跨、桂」
桂・漂介・跨「うわああああん!! どうなっちゃうんだよ~!! これからの学校生活~!?」
終わり