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台本置き場

おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム 第29話 みずほ先生が恋人

2014-10-22 21:55:20 | おねがい☆ティーチャーシリーズ
おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム


第29話 みずほ先生が恋人



草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
縁川小石(へりかわ こいし)♀:

風見みずほ(かざみ みずほ)♀:

注:みずほ先生は最初の一言だけなので、セリフ無しでも可


【本編】


  教室。チャイムが鳴る


みずほ「午後のホームルームはここまでします。部活以外の人は、寄り道しないで帰宅するようにね」

漂介 「は~い! みずほ先生!」

桂  「はぁ、終わった終わった」

漂介 「跨、桂、ちょっと集まれ」

跨  「もしかして・・・」

桂  「秘密会議か?」

漂介 「違~う! 秘密会議2014 愛のコスモゾーンだ!」

桂  「壮大すぎるぞ!?」

漂介 「シッ! 黙れ、桂。秘密会議の秘密が外部に漏れるだろうが。秘密会議の秘密を喋ったメンバーは命がないと思え。秘密裏に殺すぞ」

小石 「そうよ殺すわよ」

桂  「へ、縁川!?」

跨  「どうして!?」

漂介 「パフパフはさせてもらえなかったが、縁川も秘密会議のメンバーになった。1年がかりで頼まれたしな」

小石 「議長、今日の議題は・・・」

漂介 「議題は・・・四道跨だ!」

跨  「え! 僕!?」

漂介 「良かったな~、跨」

小石 「今日の主役はあなたよ」

跨  「あんまり嬉しくないよ」

桂  「それで、跨をどう会議するんだ?」

漂介 「俺達がグループを作ってから1年半経ったというのに、跨にだけ彼女がいない。それについて話し合いたいと思う!」

跨  「余計なお世話だよ! それに、森野だって相手はいないだろ~!?」

漂介 「バカヤロー!!」

小石 「苺はその気になれば、すぐに彼氏が出来ると思うけど」

漂介 「お前は! 彼女を欲しがっているのに、出来てねぇだろうがよ!」

桂  「確かに。その差は大きいな」

漂介 「おう」

跨  「う、うるさいな~! 僕は、ちょっと理想が高いんだよ。恋人にするなら、最っ低でも、みずほ先生クラスじゃないと~」

漂介 「んだとテメー! 今の意見は秘密以前の問題だろうが~!」

小石 「秘密裏に却下します」

桂  「ああ、俺もだ」

跨  「やっぱり、みんなそう思ってるんだ。僕に彼女なんか出来ないって」

漂介・小石「まぁね」

跨  「でも、どうして彼女が出来ないんだろ? 秘密会議だから秘密にしてたこと言うけど。僕、幼稚園からこっち、54回もフラれてるんだ!」

小石 「今の発言をノートに記入します」

漂介 「許可する」

跨  「バレンタインデー! 義理チョコすら貰ったことがない!・・・妹だっているのに~」

小石 「さらに記入します」

漂介 「さらに許可」

跨  「僕は顔が悪いわけじゃない! 絶対に違う! 性格だって、成績だって・・・なのに、なぜなんだ~!?」

漂介 「運命だな」

跨  「簡単に片づけないでよ!?」

小石 「呪われてるとか?」

跨  「怖いこと言わないで!」

桂  「跨、気にすんな。そのうち彼女が出来るって」

跨  「そうだよね。桂が、みずほ先生と結婚出来るくらいだもん!」

桂  「殴るぞ」

跨  「よ~し! 頑張るぞ! 自分で自分を慰める生活から、おさらばするんだ! 脱! 童貞!」

小石 「ノートに記入します」

漂介 「許可する」

跨  「でも、具体的にどうしたら・・・?」

桂  「つーかさ、跨。気になる女子はいるのか?」

跨  「う、うん・・・実は」

漂介 「記入準備~!」

小石 「ラジャ~!」

跨  「僕が気になってる人は・・・隣のクラスの白崎さん、キャ」

漂介 「無理だと記入して」

小石 「ラジャー」

跨  「いきなり否定しないでよ! しかもノートに書くなんてあんまりじゃないか!」

漂介 「残念だな、跨。秘密会議にすることは出来ない」

跨  「どうして?」

漂介 「こんな面白いことを秘密にしておけるかよ!」

跨  「ひ、酷いよ~!」

漂介 「以上をもって秘密会議を終了する! 諸君! また秘密の秘密裏にさようなら! 縁川、ノート貸して」

小石 「ラジャー」

跨  「ちょ」

漂介 「じゃあね~! バイバ~イ! ひゃひゃひゃひゃひゃあ~~~!!」


   ノートを持って、漂介が教室から出ていく


跨  「ひょ、漂介! 待って! そのノートを誰に見せるつもり!? やめて! 待って! 見せないでよ! 言わないで! 秘密会議のことは秘密にして~!」

桂  「これは運命だな」

小石 「う~ん、そうね」





終わり




おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム 第17話 みずほ先生のホームルーム

2014-10-22 21:54:30 | おねがい☆ティーチャーシリーズ
おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム



第17話 みずほ先生のホームルーム


キャスト

草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
縁川小石(へりかわ こいし)♀:
水澄楓(みすみ かえで)♀:
森野苺(もりの いちご)♀:

風見みずほ(かざみ みずほ)♀:




【本編】


  《チャイムの音》

  教室が騒がしい(桂・漂介・跨・小石・楓は苺とみずほ先生のセリフに影響が出ない程度に
  雑談などで騒がしく会話しておく)


苺  「皆さん、これからホームルームを始めます。始めますったら始めます」

みずほ「みんな、静かにして~! 委員長の森野さんが困ってるじゃない! みんな、静かに~!」

苺  「みんな、静かにしないとすごいことをするわよ」


  教室が一瞬でシーンとなる(雑談をやめる)


苺  「いい子ね。うふふ」

みずほ「も、森野さん。一つ質問していい?」

苺  「なんですか? 先生」

みずほ「すごいことってなに?」

苺  「すごいことはすごいことです。それ以上でもそれ以下でもありません」

みずほ「そ、そう」

苺  「ホームルーム、始めていいですか?」

みずほ「え、ええ」

苺  「皆さん、今日のホームルームの議題は間雲漂介君から提案があるそうなので、
    それを取り上げたいと思います。間雲君、どうぞ」

漂介 「は~い! 間雲漂介提案しま~す! それは、制服の自由化で~す!」

苺  「却下ね」

漂介 「なんだよ森野! 早すぎっだろ~!?」

苺  「いちクラスのホームルームで論じる問題じゃないわ」

楓  「確かに・・・」

桂  「でも、制服を自由化するかどうか、みんなの意見をまとめておいてもいいんじゃないかな?」

漂介 「いいこと言った、桂!」

みずほ「そうね、生徒総会で議題にしてくれるかもしれないし」

漂介 「先生、ビューティフォー! 俺もそうするために提案をしたんだ」

小石 「後付けくっさ~」

漂介 「んだと~?」

小石 「漂介の提案って、楓とペアルックしたいだけなんじゃないの?」

漂介 「ば、ばっ、バカヤロー・・・みんなのことを考えてだよ。
    くそ暑い夏の日にはさ~、薄着になりたいって、誰でも思うだろ~?」

苺  「そして女子の透けるブラジャーをつぶさに観察」

漂介 「そそそ、このビミョーなチラリズムを堪能しまくるわけよ、チラッチラッチラッってな、
    こうプチ・・・ちが~う!
    俺はなあ、学校側の不当な管理システムに対してだ、反旗を翻す覚悟を決めたんです!
    そんな男らしい間雲漂介に、清き一票をよろしくお願いしま~す!」

桂  「政治家かよ」

苺  「では、決を取ります。制服の自由化に賛成する人は手を挙げてください」

漂介 「はいはいはいはい! うっは~い!・・・って、って~! なんだよ!?
    賛成してるの俺と水澄だけかよ!? なんで分っかんね~全然!
    分っかんね~なぜにWHYだよ!」

桂  「だって、毎日同じ洋服来てくるわけにはいかないし」

跨  「着る服毎日変えるほど持ってないよ~」

小石 「女子は格好気にしすぎて、授業に集中できないかも」

みずほ「そうね。おしゃれに時間をかけすぎて、遅刻者が増えたりしたら困るわ」

楓  「そういうことなら、私も」

漂介 「なんだよ水澄~。この裏切り者~」

楓  「ごめんなさい、漂介君」

苺  「反対者が圧倒的多数を占めたので、この議題は取り下げます」

漂介 「待てよ! 森野! 大衆の力で、個人の意見を無視していいのかよ~!?」

苺  「ええ」

跨  「民主主義に反してるしね」

漂介 「は~、てめぇら~、この薄情者共が!・・・はっ、みずほ先生? 先生は違いますよね?
    俺の気持ち、分かってくれますよね?」

みずほ「間雲君」

漂介 「はい」

みずほ「一人の犠牲で」

漂介 「はい」

みずほ「大勢の人が助かるのなら」

漂介 「はい」

みずほ「その犠牲は尊いものよ」

漂介 「はい~、はいじゃない、はいじゃないっス、そんな、そんな先生まで~」

みずほ「分かって間雲君」

漂介 「分かりません!」

みずほ「お願い分かって!」

漂介 「やだ~! 犠牲者ってやだよ~!」

桂  「漂介、この場合仕方ないって」

小石 「っていうか、漂介が犠牲になるなら別にいいかな」

苺  「ええ、私も」

跨  「さよなら、漂介」

楓  「みんな、ちょっと酷いかも・・・」

漂介 「う、うっ・・・うわあ~! なんだよ~! お、俺は・・・グレてやるよ~俺はな~。
    グレにグレまくって裏社会の首領(ドン)になってお前らに復讐の刃向けてやっかんな!
    覚えてやがれコチクショー! っていうか覚えててくださいコンチクショー様だ~!
    うわああああああ!!!」


  叫びながら勢いよく漂介が教室から出ていく


みずほ「ちょっと間雲君!? 間雲く~ん!・・・みんな、あんなこと言っていいの?」
 
苺  「平気です」

みずほ「どうして?」

小石 「だって、このホームルームが終わればお昼休みですから」

桂  「そうだな」

みずほ「それってどういう」


  《チャイムが鳴る》

  漂介がご機嫌で教室に戻ってくる


漂介 「よ~、みんな元気してる? さあ~、飯だ飯~! ジャーン! 今日は豪華にのり弁で~す!
    跨~、羨ましいだろ~? ほらほらほら、羨ましいって言えよお前?」

跨  「羨ましくないよ!」

桂  「俺お前の性格が羨ましいよ」

漂介 「そっか? うはははははははっ!」

桂  「というより、おめでたいんだ」

漂介 「そっか? うはははははははっ!」


  上記のセリフの後も桂と漂介でどーでもいい会話が続く。
  その会話がバックで流れながら、みずほ先生と苺が話す


みずほ「森野さん」

苺  「なんですか?」

みずほ「今後、間雲君の提案はホームルームで取り上げないように」

苺  「分かりました、先生」






終わり






おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム 第15話 みずほ先生の雨宿り

2014-09-24 19:52:41 | おねがい☆ティーチャーシリーズ
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第15話 みずほ先生の雨宿り

キャスト

草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
縁川小石(へりかわ こいし)♀:
水澄楓(みすみ かえで)♀:

風見みずほ(かざみ みずほ)♀:

注:みずほ先生と水澄はセリフ少ないです。二人は被り推奨

ちょっぴりHな表現があります♪



【本編】


《チャイムの音》


みずほ「午後のホームルームはここまでにします。部活動以外の人は、寄り道しないで帰宅するようにね」

漂介 「はーい! みずほ先生!」

桂  「はあ~、終わった終わった」

漂介 「桂、跨。ちょっと集まれ」

桂  「なんだよ、漂介」

跨  「どうしたの?」

漂介 「ただいまから、秘密会議を行う」

桂  「またかよ!?」

漂介 「ッセー! 黙れ、桂。秘密会議の議題が外部に漏れるだろうが。秘密会議の秘密を喋ったメンバーは命がないと思え。秘密裏に殺すぞ」

桂  「跨、何も喋るなよ。漂介に言わせたいだけ言わせとけば、すぐに終わるからな」

跨  「そ、そうだね。それで、秘密会議の議題は」

漂介 「実は、一昨日、街でみずほ先生を見かけたんだよ」

跨  「一昨日って、雨の日の?」

漂介 「ああ」

桂  「! もしかして、ペットショップの前で先生が雨宿りをしているのを見かけて」

漂介 「ひゃあああああああ!!!!」

跨  「漂介!?」

漂介 「あああ!!! はぁ、桂に秘密が漏れてる!? もう、もう議題は秘密会議にすることが出来ません! 秘密会議終了です! 皆さん! また秘密の、秘密にさようなら!」

桂  「勝手に終わらせんな! お前は雨宿りする先生を見てたのか? ずっと見てたのか? 誰かが来るまで見てたのか? 」

跨  「詳しいね、桂」

桂  「あははっ、あ、いやあ、その、俺も偶然街で先生を見かけてさ~、チラッっと見ただけなんだけど、だから気になってさ~」

跨  「そうなんだ」

漂介 「雨宿りしてる先生に傘を持った男が近づいて来て」

跨  「それは誰!?」

桂  「あああ!」

漂介 「顔はよく見えなかったけどな。栗色の髪をした背の小さな色白の男で、そうそう大きな眼鏡をかけていたな、それくらいしか分かんねえ」

桂  「詳しいじゃねぇかよ!」

跨  「信じらんないよ、みずほ先生が男の人と」

桂  「傘を借りただけだろ?」

跨  「そうかもしれないけど、その男の容姿がまるで桂みたいじゃないか」

桂  「そんなこと」

跨  「桂みたいじゃないか~」

桂  「そ、そんなことあるわけないだろ? 勘違いするなよ、跨。あははっ、あはははっ」

小石 「私も詳しく聞きたいな~、それ~」

跨  「縁川?」

小石 「雨宿りしているみずほ先生を迎えに行ったのは、桂君だったの?」

桂  「違うよ、違うって」

漂介 「縁川~~~!!! てめ~、秘密会議の秘密知ったな~、お前」

小石 「秘密会議? 何それ」

漂介 「秘密の会議だよ、秘密の会議。そこまで言わなきゃ分かんね~のかよ~」

小石 「よく分かんないけど。だったら私もその会議に混ぜてよ」

漂介 「ほぅ・・・秘密会議のメンバーになるためにはな~、テストがあるんだよな~」

小石 「そんなものがあるの?」

漂介 「女子だけはな~、女子は」

小石 「う~ん、まあいいけど。それで、どんなテストをすればいいわけ?」

漂介 「うんねぇ、秘密会議の議長の顔をな~、こう、おっ、おっ、おっぷ、む、む、胸に埋めてパフパフ! ぶるんぶるん! どぅる~ん! これテストなんだよ、これ」

小石 「どうしてそんな、どうしてそんなことしなきゃいけないのよ!」

漂介 「恥ずかしさに耐える勇気! そして! 秘密を守る力を判断するんです! その! 推定Fカップ! の胸で、俺をパフパフ! ぶるぶるぶるんぶるんしろ~! ドラゴンボール的に言うと、お前がブルマで俺が亀仙人なんだよ亀! 亀、亀!」

小石 「バッカじゃないの漂介!」

漂介 「みずほ先生には及ばないが、そのたわわに実った果実で~、俺をこの鼻のあたりからパフパフされて~、ぷるぷるされて~、ぷるぷるっぷるっぷるっ」

小石 「ねえ、こんなこと言ってるけど どうする楓?」

漂介 「えええ!?」

楓  「ひょ、漂介君、小石にそんなこと・・・」(泣きながら)

漂介 「え、ち、ちがっ、ま、待ってくれ、水澄。これには、その、秘密会議なんだよ、秘密の、だから、あの、秘密的な・・・」

楓  「内緒でそんなこと・・・ひょ、ひょ、漂介君の、バカ~~~~~~!!!!!」

漂介 「ああ! 待って! ちょっと待っ、待って! 水澄! 待てよ水澄! 水澄! 水澄! 水澄~~~!!!」


  楓が教室から出て行き、それを追いかけて漂介も教室から出て行く


跨  「漂介、行っちゃった」

小石 「さてと、これでバカな邪魔者はいなくなったわ。桂君、さっきの話。じっくり聞かせてくれる?」

桂  「ダメです」

小石 「どうして?」

桂  「秘密会議の内容は秘密です」







終わり



おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム 第37話 みずほ先生がしもべ

2014-09-24 19:50:34 | おねがい☆ティーチャーシリーズ
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第37話 みずほ先生がしもべ


キャスト


草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
森野苺(もりの いちご)♀:

風見みずほ(かざみ みずほ)♀:



【本編】


  放課後の帰り道。桂と跨が歩いているところに漂介が走ってくる



漂介 「おい、桂、跨! 聞いたか? 春休み明けの新学期から森野のやつが生徒会長になるらしいぜ!?」

跨  「森野が生徒会長に?」

桂  「なんでだよ? 普通生徒会長は、二年の二学期から三年の一学期までが任期のはずだろ?」

漂介 「なんでも、今の生徒会長が転校するらしくてな。その後釜がなぜか森野になっちまったんだよ」

跨  「森野が生徒会長か・・・」

漂介 「な? 嫌な予感がするだろ?」

桂  「まぁ、少しな」


  そこへ森野がやってくる


苺  「あら、仲良し三人組が集まって、なにか相談事?」

桂・漂介・跨「うわあああああああああ!!!!」

跨  「や、やあ、も、森野」

漂介 「ど、どうしたんだよ? お前、今、ひ、一人か?

苺  「ええ」

桂  「あ、森野。漂介から聞いたよ。新学期から生徒会長になるんだってな、おめでとう」

苺  「ありがとう草薙君。だからこれからは森野じゃなくて、『会長』と呼んでちょうだい」

桂  「もうその気なのかよ!?」

漂介 「へっ、何が会長だ~!? 誰が呼ぶかってんだよ~!? そんな風にな権力を傘に着させるような奴に迎合(げいごう)するほど、俺達は落ちぶれちゃあいねぇんだよ! なあ、桂! 跨!」

跨  「もちろんだよ」

桂 「も、森野。俺達は友達だ。今までどおりの付き合いでいいんじゃないか?」

苺  「つまり、あなた達は私に逆らうのね?」

桂  「そういうわけじゃ」

漂介 「ああ~! 逆らうね~! ああ~! 逆らうね~! で? 逆らったらどうなるんだよ? ええ? ちっこく可愛い苺ちゃんよ~?」

苺  「退学処分にするわ」

桂  「そんな権限、生徒会長にあるわけないだろ!?」

苺  「ないと言い切れる?」

桂  「うううぅ・・・」

跨  「森野に言われると、ありそうで怖いよ」

漂介 「森野生徒会長。私、間雲漂介は、あなた様の生徒会長就任を心から歓迎し、これからの活躍に期待するものでありまっしゅ!」

桂・跨「裏切り者~!」

漂介 「ウッセー! バカヤロー! 会長様が会長様になったんだぞ、コラー! 歓迎するのが当たり前だろうが、コラー!」

苺  「いい子ね、間雲君。1ポイントつけておくわ」

漂介 「やった~~」

桂  「あ、ズルいぞ! 漂介!」

跨  「そうだよ! 僕も1ポイント欲しいよ!」

桂  「そういう問題かよ!?」

漂介 「会長。あいつらまだ反抗的な態度とってやすぜ? どうしやすか?」

苺  「退学処分、なんてどうかしら?」

桂  「さっきと変わってねえぞ」

漂介 「いいっスね、会長! すこぶるいいっスね~! 特にね、桂をスパーーっと切っちゃって欲しいっスね~!」

桂  「なんで俺だけなんだよ!?」

漂介 「バカヤロー! お前はな~! みずほ先生とイチャついてばっかでムカつくんだよ! あれだろ? みずほ先生のおっきな胸に飛び込んで、『すっごいトランポリンだ~。すっごいトランポリンだ~』とか言ってんだろ~!? あ~嫌だ~! あ~嫌だ~! 草薙君は不潔さ~ん!」

苺  「草薙君。マイナス100ポイント」

桂  「100かよ!? 漂介より二桁も上がってるじゃないか!」


  そこへみずほ先生がやってくる


みずほ「みんな~。道端で何を騒いでるの? ご近所迷惑よ」

跨  「みずほ先生!」

漂介 「聞いてくださ~い、みずほ先生。森野の奴が~、新学期から生徒会長になるのをいいことに俺達をいじめるんっスよ~。退学させるとかさせないとか言って、つら~い。ですから先生、森野をギッタンギッタンに注意してやってください、そりゃもう徹底的に」

桂  「おい、漂介」

跨  「今まで言ってたことと」

漂介 「ウッセー、オラー!(←桂と跨に向かって) みずほ先生~、ご注意お願いちまちゅ~」

みずほ「間雲君。それは無理なの」

漂介 「どうちてでちゅか~!?」

苺  「みずほ先生。今の発言で20ポイント程つけておきます」

みずほ「ありがとうございます! 森野会長」

漂介 「ひああああああああ!!!!! 先生までええええ!!!!」

苺  「間雲君。先ほどの反抗的な発言は、マイナス2000ポイントよ」

漂介 「よ、よよよよよ、四桁っスか~」

みずほ「さあ、帰りましょう。森野会長」

苺  「そうですね、みずほ先生」

桂  「せ、先生・・・」

跨  「森野・・・」

漂介 「跨、桂」

桂・漂介・跨「うわああああん!! どうなっちゃうんだよ~!! これからの学校生活~!?」





終わり






おねがい☆ティーチャー  みずほ先生のはちみつ授業  ドラマアルバム 第8話 みずほ先生で会議

2014-09-21 22:03:32 | おねがい☆ティーチャーシリーズ
おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム


第8話 みずほ先生で会議


草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:

風見みずほ(かざみ みずほ)♀:

注:みずほ先生は二言だけなので、セリフ無しでも可


【本編】


《チャイムの音》


みずほ「3時間目の授業はここまでにします。みんな、予習と復習 忘れずにしておいてね」

漂介 「は~い! みずほ先生~!」

桂  「はあ~、終わった終わった」

漂介 「跨、桂。ちょっと集まれ」

桂  「なんだよ漂介」

跨  「どうしたの?」

漂介 「只今から、秘密会議を行う」

桂  「秘密会議?」

跨  「なんなのそれ?」

漂介 「秘密だ」

桂  「だったら、会議する必要ないだろ」

漂介 「秘密のための会議なんだよ」

桂  「あ~、分かった分かった」

跨  「で、その秘密会議の議題はなんだい?」

漂介 「議題は・・・みずほ先生だ」

桂  「みずほ先生!?」

漂介 「シッ、黙れ、桂! 秘密会議の秘密が外部に漏れるだろうが。
    秘密会議の秘密を喋ったメンバーは、命がないと思え。秘密裏に殺すぞ」

跨  「いつそんなことに!?」

漂介 「今俺が決めた」

桂  「前もって話せよ」

漂介 「なんせ秘密会議だからな」

跨  「ならしょうがないね」

桂  「納得するなよ」

漂介 「秘密会議三カ条!」

跨  「そんなものまであるんだ!?」

漂介 「秘密にしといたからな」

桂  「秘密にする必要性が感じられないって」

漂介 「いいから聞け。秘密会議三カ条! 
    其の一、秘密会議は、秘密でなければならない。
    其の二、秘密会議は、秘密会議だ。
    其の三、秘密会議で、秘密会議を行う。 以上だ、オラッ!」

跨  「みんな秘密なんだ」

桂  「っていうか、ほとんど同じ意味だぞ」

漂介 「秘密にしておけよ、な」

跨  「分かった」

桂  「俺には何にも分かんねぇよ」

漂介 「分からないのも無理はない。秘密会議には歴史があるんだ。
    それを紐解くのに、俺はそうとう苦労した」

桂  「秘密なのにか!?」

跨  「秘密なら、秘密にしておかなきゃいけないんじゃないの?」

漂介 「バカヤロー! 俺たちの間に、隠し事はなしだ」

桂  「だったら秘密会議じゃなくて、ただの会議でいいだろ」

漂介 「秘密会議バカにすんな~」

桂  「なんで怒るんだよ」

漂介 「オープンな秘密会議なんだってば」

桂  「どっちか分かんねぇよ!?」

漂介 「いいか、桂。そして跨。よ~く聞いてくれ。
    これから話し合う会議の内容は、秘密にしなければならない。だから、秘密会議だ」

跨  「なるほど」

桂  「ちょっと待てよ」

漂介 「なんだよ?」

桂  「どう考えても順番がおかしいじゃないか?
    会議を秘密にするなら、秘密会議じゃなくて、会議秘密だろ?」

跨  「なるほど」

漂介 「順番なんてどうでもいいんだって。アバウトにいこうぜ」

桂  「秘密なのにアバウトはマズイだろ」

漂介 「ったく細かい野郎だな~」

桂  「だったら秘密なんて言うなよ!」

漂介 「桂が繊細過ぎるんだよ。あはっ、お前アレだ。
    ゲームをやると、Sランクでクリアしないと気がすまないタイプだろ?
    ユニットがヤバくなると即リセット。ゲームの楽しみ方を知らないクソ野郎だよ、お前は」

桂  「ああ、そうかよ、分かったよ。
    けどな、たとえ俺がそうだとしても、それが悪いなんて漂介に決められたくないね。
    ゲームのプレイスタイルなんて、人それぞれだろ」

漂介 「そういうなんか協調性の無さがね、秘密会議狂わすんだよお前」

桂  「だったら、会議でもなんでもやればいいだろ。俺は抜けさせてもらうから」

漂介 「ダメだよ! 秘密会議に参加した以上、違反は許さん!」

桂  「もう始まってるのかよ!?」

漂介 「今話したことも秘密だ、いいな」

跨  「重要なこと何も話してないような気が」

漂介 「どこに落とし穴があるか、分からないからな。秘密にするんだ、秘密の鉄則だ」

跨  「そうだったのか。分かったよ、漂介。僕、今までのこと秘密にするよ」

桂  「納得するなよ、跨」

漂介 「なんだと、桂。俺様に歯向かうつもりか、お前!?」

桂  「ど、どういう意味だよ」

漂介 「いいか、跨が俺の意見に賛同した瞬間に、二対一になったんだよ。
    民主主義的に言うと、俺が与党でお前が野党だ」

桂  「そこまで発展するような問題なのか!?」

漂介 「話の方向性変えんなよ、桂」

桂  「もう、分かったよ。いいぜ、とことんやろうじゃないか。
    俺は自分自信納得してなくても秘密会議に出てる。
    漂介と跨は与党で俺は野党。そこまでは納得するよ。でもな、肝心の議題が進んでないだろ?
    みずほ先生の何を秘密会議にするんだ!?」

漂介 「よく言った、桂」

桂  「与党のお前が野党の俺を褒めるのかよ!?」

漂介 「細かいこと気にすんなって」

桂  「普通気にするだろ!?」

跨  「まあまあ、二人共。そろそろ秘密会議の本題に入らない?」

桂  「あ、そうだな。漂介、みずほ先生がどうしたって?」

漂介 「エヘヘヘヘヘヘヘヘ」

桂  「なんだよ、いきなりニヤけて」

跨  「あっ、もしかして秘密なの?」

漂介 「ビンゴ」

桂  「だから、それじゃ会議の意味がないって言ってるだろ!」

漂介 「しょうがないな~。秘密だが、こっそり教えてやるよ。
    実はな、今日の登校途中にみずほ先生とバッタリ合っちまってよ」

桂  「それで」

漂介 「そんでよ、みずほ先生が俺に挨拶してきたんだ」

みずほM「おはよう。間雲くん」

漂介 「な~んて言ったりしてさ」

跨  「普通だね」

漂介 「バカヤロー! こっからだって。俺はな、みずほ先生にこう言ったんだよ。
    『みずほ先生。今日も美人ですね』って」

跨  「普通」

漂介 「バカヤロー! こっからだって。そしたらな、みずほ先生は、微笑んだんだ」

桂  「どうでもいい話題ばっかじゃねぇか」

漂介 「バカヤロー! こっからだって」


《チャイムの音》


漂介 「跨、桂。秘密会議は一時中断だ。昼休みに会議の続きをやるぞ、いいな」

桂  「本気かよ!?」

漂介 「ウッセー! 黙れ、コラッ! 桂、オラッ。秘密会議の秘密が外部に漏れるだろうが。
    秘密会議の秘密を喋ったメンバーは命がないと思え。秘密裏に殺すぞ」








終わり


おねがい☆ティーチャー  みずほ先生のはちみつ授業  ドラマアルバム 第2話 みずほ先生への質問

2014-09-21 22:00:59 | おねがい☆ティーチャーシリーズ
おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム


第2話 みずほ先生への質問

キャスト

風見みずほ(かざみ みずほ)♀:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
縁川小石(へりかわ こいし)♀:


声劇の場合は、みずほ先生と縁川は兼任推奨

注:ちょっぴりHな表現があります♪


【本編】


《チャイムの音》


みずほ「はーい皆さん、静かにしてください。先生の新任の挨拶とホームルームはこれで終了です。
    え~、本来であれば一時間目は現国の授業ですけど、
    今回だけ特別に先生への質問タイムにしちゃおうかな~」

漂介 「さっすが、先生!」

みずほ「うふふっ。新任の先生は最初の授業でみんなの質問に答えるのが、
    最優先事項だってマニュアルに書いてあったから」

漂介 「よくわっかんないけど、最高です!」

みずほ「ありがとう。では、質問のある人はいますか?」

漂介 「はーい! はーい! はーい! はーい!」

みずほ「えっと、あなたは・・・わかったから、名前を言ってから質問してもらえる?」

漂介 「はい! 出席番号22番! 間雲漂介です!」

みずほ「間雲君ね。質問は何かしら?」

漂介 「先生結婚してください!」

みずほ「あの、要求じゃなくて、質問を求めてるんだけど」

漂介 「結婚したくないんですか?」

みずほ「時期が来ればしたいと思うけど」

漂介 「恋人はいますか?」

みずほ「残念ながら」

漂介 「恋人にするならどんなタイプですか?」

みずほ「誠実な人かしら」

漂介 「俺は誠実ですか!?」

みずほ「まだ分からないかも」

漂介 「だったら、年下と年上どっちがいいですか?」

みずほ「そういうのはこだわらないわ」

漂介 「年下でもいいってことですね!?」

みずほ「ええ、まぁ」

漂介 「どんな趣味の男だといいですか?」

みずほ「私は本を読むのが好きだから、同じ趣味の人だといいかも」

漂介 「俺も本好きです!!」

みずほ「そ、そうなの?」

漂介 「俺は先生と同じ趣味ですね!?」

みずほ「そういうことになるわね」

漂介 「気が合いますね!」

みずほ「そうかしら!?」

漂介 「先生、同じ趣味を持った年下の男はどう思いますか?」

みずほ「どうって言われても」

漂介 「恋愛の対象になりますか!?」

みずほ「ええっ!?」

漂介 「先生と生徒の禁断の恋に興味はありますか!?」

みずほ「そ、それは」

漂介 「ズバリ、俺はどうですか~!!」

みずほ「だから」

漂介 「俺はどうですか~!?」

みずほ「困るわ、そういうの」

漂介 「質問に答えてください!!」

みずほ「確かに、歳とかにこだわりはないし、同じ趣味を持って人がいいと思うけど。
    でもそれだけじゃなくてなんていうか、人と人はもっとこう」

漂介 「ああ~!! もう!! じれったい!! 答えはYES!! NO!! 言ってください!!」

みずほ「ええっ!? そんな!?」

漂介 「答えてください!」

みずほ「YES」

漂介 「先生は一人暮らしですか?」

みずほ「YES」

漂介 「料理は得意ですか?」

みずほ「YESだと思うけど・・・」

間雲 「はっきりしてください!!」

みずほ「YES!」

漂介 「掃除はこまめにするほうですか?」

みずほ「YES」

漂介 「化粧に時間はかけますか?」

みずほ「NO」

漂介 「自分はおしゃれだと思いますか?」

みずほ「NO」

漂介 「他人から告白されたことはありますか?」

みずほ「YES」

漂介 「登校前にお風呂に入ったりしますか?」

みずほ「YES」

漂介 「体を洗うのは・・・む、胸からですか!?」

みずほ「NO」

漂介 「じゃあ腕から洗いますか?」

みずほ「YES」

漂介 「お風呂場で歯を磨くほうですか?」

みずほ「NO」

漂介 「夜寝るときは・・・ネグリジェですか!?」

みずほ「YES」

漂介 「鏡で自分のスタイルを確認したりしますか!?」

みずほ「YES」

漂介 「裸でですか!?」

みずほ「NO」

漂介 「裸でですか!?」

みずほ「NO!」

漂介 「は・だ・か!?」

みずほ「NO~~!!」

漂介 「下、下着は30種類以上持っている?」

みずほ「YES」

漂介 「ブラにパッドは入れてますか?」

みずほ「NO」

漂介 「お母さんは巨乳ですか?」

みずほ「YES」

漂介 「妹さんも巨乳ですか?」

みずほ「NO」

漂介 「マジッ!?」



漂介 「水着はビキニ、ビキニですか?」

みずほ「YES」

漂介 「白くて透けてるやつですか?」

みずほ「NO」

漂介 「紐ビキニですか?」

みずほ「NO!」

漂介 「他人に裸を見られたことはありますか!?」

みずほ「NO!」

漂介 「自分は大胆な方だと思いますか?」

みずほ「YES」

漂介 「男の子を食べちゃいたいな~っと思ったことはありますか!?」

みずほ「NO]

漂介 「今つけている下着は何色? 黒ですか?」

みずほ「NO」

漂介 「じゃあ赤ですか!?」

みずほ「NO」

漂介 「ピンクっスか?」

みずほ「YES」

漂介 「ピンクっスか~!?」

みずほ「ああ///」

漂介 「ピンクなんだ~~~!!!」



漂介 「キスしたことありますか?」

みずほ「NO」

漂介 「先生は、しょ、処女、処女っスか?」

みずほ「ぃぇ・・・」

漂介 「先生処女っスか?」

みずほ「YES」

漂介 「イエス? イエス? イエッス~~~!!!」



漂介 「先生、みずほ先生、そんな美人のくせして
    ○×☆◇□△●※□#▲~~~!!
    ああ~! たまんね~! ああ~!! たまんね~!!
    ああ~!! たまんね~!! たまんね~よ~~~!!!」

みずほ「とりあえず、この時間は自習にします! ごめんなさい!」


  《みずほ先生が教室から出て行く》


漂介 「ああっ!! 先生!! 戻ってきてください!!
    まだ訊きたいこといっぱいあるんですよ!! 
    スリーサイズとかブラのカップとかムダ毛の処理の仕方とか、先生!!
    戻ってきてください、先生!! 
    みずほ先生ってば~!!・・・行っちゃった」

小石 「漂介」

漂介 「なに?」

小石 「あんた最悪」

漂介 「え?」





終わり