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静かな生活 ~コーギー犬とチワワ姉妹~

2013年5月1日、愛猫モモが旅立ちました。今はわんこ3匹と子猫との生活です。思い出や日々の生活を記したいです。

21回目の誕生日

2009年02月02日 | 家族
 今日、2月2日は息子の21回目の誕生日でした。昨年は成人式でしたが、あっという間に21歳です。

 私には息子が生まれたのがほんのちょっと前のような気がします。でも、もうそんなにたったのですね。早いというかなんていうのかな?

 息子が16歳の時、事故にあってから5年がたちました。未だに民事裁判は継続中で、いつまでも続いている感じです。すっきりしない感じです。

 さっき、誕生日おめでとうメールを送りました。ありがとうというメールがすぐに返ってきました。もうそばで祝ってあげることはできないけど、こんな誕生日もいいなと思いました。

 これから本当に幸せになってほしいと願いました。
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ちゃんと話を聞けなかった

2009年01月28日 | 家族
 昨日、息子から昼間、何度も電話がありました。ずいぶん、いらいらしているようだったけど、仕事中だったので、用件だけ聞いて切りました。

 そして夜中の2時、再び息子から電話がかかりました。
息子は、最近、また夜眠れなくて、睡眠薬をたくさん飲んでいることや、もう何もかもやめて帰ってきたいことなど、いらいらした口調でしゃべり続けていました。私は寝ていたところを起こされたため、ちゃんと聞くことができませんでした。
 息子はそんな私の受け答えにさらにいらいらした様子で電話をぷつっと切ってしまいました。

 私は息子からの電話に出るのが苦手です。冷静に聞くことがいつもできません。
 何度も息子のことで病院かカウンセラーのところに行ってアドバイスを受けているのに、それをまったく取り入れることができません。頭では納得できているのですが、息子の前ではなんの力にもならないのです。

 
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今年最後の日に

2008年12月31日 | 家族
 大晦日の日、ああ、なんとか無事に一年が終わりそうだと思っていました。

 あと6時間で今年も終わるというときに、ショックな知らせが・・・。

 我が家には平和な時はやっぱり訪れないということをつくづく感じました。

 できれば逃げ出したい、もう無理だとほんとは言いたいけど、そうはいかないです。

 もうこれ以上がんばれないと思いながらもやってきましたが・・・。

 誰かに助けてほしいと思い、いろいろ考えたり調べたりしましたが、本人にその気持ちがないと困難です。

 これから出かけなければなりません。
 
 ではみなさん、よいお年をお迎えください。私は迎えられそうにありませんが。
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無事に退院しました

2008年12月30日 | 家族
 クリスマスの日、旦那が退院してきました。
「早っ」って感じです。手術から一週間たってないのに大丈夫ですか?って言いたくなるぐらいです。
 で、迎えにいったのですが、実は苦労しました。なんせ以前、高速道路の運転中にパニック発作を起こしたことがあり、それ以来、高速道路はもちろん、急なまっすぐな下り坂などは発作が起きてしまうようになって・・・。でも、最近は少し克服しつつあり、高速でなければどんな坂でも大丈夫にはなりました。
 でも、旦那の入院している病院までは高速道路を使えば1時間半、JRを使えば運が良くて3時間でたいてい4時間近くかかります。お金も高速のほうが安いんですよね。
 迷いに迷ったのですが、私の出した最終結論は、

 途中の駅まで車で行き、そこから特急に乗るという方法です。これなら旦那も少しだけ快適な特急にのり、その後は車なので楽だからOKとのこと、やれやれです。
 帽子をしっかりかぶり、暖かい病院からでるのであったかいダウンを着て、無事にわが家に到着。

 ここでまず一つの事件?が。

 愛犬のチワワシスターズたちは、旦那を見てまるで知らない人のように激しく吠えるのです。これには旦那もがっかりしました。で、数分後、チワワたちはいきなり気が付いたらしく、しっぽを振り出し大喜びしました。う~ん、たった10日で忘れてるチワワってどうなのでしょうか?

 しかし、その次の日におきた事件はもっと大変。

 旦那は、いつも心配してくれているお母様の家をたずねたのですが、チャイムを鳴らしてでてきたお母様はどうしても戸を開けてくれず、閉めようとするのです。それもすごく怖がっていて・・・。
 なんと旦那のおかあさまは旦那の顔がわからなかったのです。髪を短くしあやしげな帽子をかぶっていたので自分の息子とは思わなかったようです。
 これは大笑いでした。チワワの上をいくお母様って楽しいです。お母様自身も大笑いがとまらなかったそうです。
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昨日は手術でした

2008年12月20日 | 家族
 実は昨日、旦那が手術を受けました。水曜日に入院し、昨日は朝一番の手術室入り。で、終わったのが3時半というかなり長い手術でした。

 これで3回目の耳の手術です。今回は右耳の形成手術と、鼻の手術を受けたので、それで時間もかかったようです。

 全身麻酔を長時間かけられていたため、なかなかすっきしせず、夕べはほとんど眠れなかったようです。昼前にようやく点滴をつけたままトイレに行くことができました。でも夕食は少し食べられたようなのでほっとしました。

 旦那は15年前に1回、10年前に1回、耳の手術を受けています。その頃の耳の手術は術後の毎日のガーゼ交換が地獄のように痛いのが当然でした。
 今回の主治医は、「昔、手術を受けた人は、あの痛みがトラウマになってしまって、もう痛くないですよと説明してもなかなか手術を受ける決心がつかない」と話されていました。うちの旦那も同じです。でも、今朝も先生が不安で落ち着かない旦那を見て、わざわざ病室まできてよく説明してくれました。「僕は痛い思いを患者さんにさせたくないのです」と。

 退院はいよいよ年末になりそうです。まえより、少しでも耳がよくなってくれたらと思います。

 
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すべてを信じること

2008年09月29日 | 家族
 金曜日に思い切って行ってきました、息子の住む街に。人が多くて、駅を歩くと人が押し寄せてくるため、いったい自分がどこを歩けばよいのかわからなくなる街です。あの街で自分をしっかり保って生きていくのは大変だと思うのはわたしだけかな・・・。

 朝早く出発し、まず、もう20年以上勉強させてもらっているカウンセリングの先生のところに行きました。普通は私自身の悩みを聞いてもらうのではなく、箱庭療法や聴き方などの研修をさせてもらっています。でも、今回は4時間かけて先生のカウンセリングルームに行き、相談しました。

 私は前の記事に書いた自分の気持ちを正直に話しました。で、先生は息子の生育歴、私の今の状態、環境などを詳しく聞いてくれて、はっきりとアドバイスを与えてくれました。

 それは、「息子をすべて信じること」
息子には本人から求められない限り絶対にアドバイスや説教をしないこと、世間の目は無視して、常識的な希望を一切捨て、「どうなろうが絶対大丈夫、息子自身が自分の人生をまっとうできるようにさせること」。さらに、息子が嘘や夢のようなことを言ってもすべて信じて、もし罪を犯した場合は社会に制裁を任せる。
 さらに大切なことは、家族3人の人生を大切にする。その中でも自分自身の人生を一番大切にすること。そして心配をしない努力をすること。なぜかというと、心配したり、自分が犠牲になっているとおもうと魂がやせてしまい、満たされない魂で息子に接しても愛情が注げないから。満たされた魂で愛情を注ぐことが一番息子の為になる。

 かなり要約しましたが、先生は「体を大切にして、精一杯音楽活動をしたらいい」と。今、吹奏楽に没頭していると話すととても喜んでくれました。

 ただ、問題は解決するのには長い年月がかかると感じました。かつて私自身が狂気の中にあったのと同じで、息子も今、狂気の中にいるから、だれの話にも耳を傾けられない状態だと言われました。
 私が狂気から戻ってくるのに10年ぐらいはかかりました。今、こんなふうに生きているのが奇跡のように感じるときもあります。
 狂気から私を引き戻してくれたのは、息子でした。私が息子を狂気から引き戻せるかどうかわかりませんが、息子を信じていこうと決めました。
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子どもへの気持ちを整理できない

2008年09月25日 | 家族
 息子と離れて暮らすようになって、1年半がたちました。息子が家にいないというのは自分でも驚くほど楽です。何が楽かというと、何時に戻るかわからず、いつ怒って物を壊すかびくびくしたり、近所に迷惑をかけるのではないかと不安になったりすることがないからです。よくいままであの生活を続けてこれたと今は思ってしまい、逆にもうあの生活は怖くてできないという気持ちが強くなってきました。

 息子はそう滅多には帰ってきませんが、いきなり前触れもなく帰ってくることがあります。だからか、玄関が急に開く音がするとビクッとします。「私はこんなにもあの子が戻ってくるのを怖れているのか、嫌がっているのか」そう思うと、自分の親としての在り方というか気持ちが情けなくて、息子があんな風になったのは私が愛情をしっかりかけてやることができなかったからなんだろうかと、再び悩むようになってきました。
 そういう考えに支配されるようになって、今、夜、眠ることに恐怖を感じてしまいます。さらに携帯電話が恐怖です。息子から電話があると出たくないと思ってしまいます。

 息子は離れていますが、いろいろと問題は抱えているし、回りにも迷惑をかけているようです。
 明日、思い切って息子のところに行こうと思いますが、かなり気が重いです。見たくない物を見てしまうかもしれないという気持ちがあるからなのでしょうか。
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両親の謝罪

2008年06月12日 | 家族
 秋葉原の事件を起こした犯人のご両親が100人ものマスコミの前で謝罪をしているのをテレビで見ました。私はその様子を見て、両親がマスコミの前に立ち、謝罪をする必要があるのかと疑問を感じています。
 お母さんは崩れ落ちるように座り込み、手をふるわせながら頭を下げていました。あのお母さんはこれから生きていけるのでしょうか?見ていて人ごととは思えず、大きな不安を持ちました。

 今回の事件の犯人は、厳しく罰せられ、罪を償わなければなりません。でも、成人した子どものために、両親や家族、親戚までもが世の中から阻害されてもいいものかと常に疑問に感じています。

 犯人は両親への不満を口にしていたようですが、子どもの思うような理想の親ってそういないように感じます。ほとんどの子どもは親に不満をもちながら大きくなり、そして自分も親になった場合はその考え方も変わっていきます。

 いままで、凶悪事件を起こした犯人の親は自殺されることがしばしばあります。なんでまじめに生きてきた人が、自殺をしなければならないほど追い込まれないと日本の社会は許さないのでしょうか?

 犯人がどのような刑になっても、その子どもを支えていくために、家族は生きていて欲しいと私は思います。たとえ死刑になったとしても、罪を深く悔い、犠牲者の方への謝罪の気持ちを持つためには、両親の力は必要だと思います。

 そして、犯罪者の家族にも平穏に生きていって欲しいと感じます。その上でしっかり子と、犠牲者の方への謝罪をしていくように一緒に考えて欲しいと思います。
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あれから・・・

2007年10月25日 | 家族
 もう、このブログを続けるかどうか・・・、かなり考えました。

 日常の生活や仕事のことは、別のリアル友がみる場所で書いています。

 あれから・・・

 わが家は大きな変化をしているのです。しかし、そのことをここに書くというのは、私一人のプライバシーという問題ではないので、ずっと書くことができずにいました。

 息子は、もうわが家にはいません。物も壊れていないし、静かな家になっています。
 私の方の母は、自分のことだけでなく、ちょっとした家事もできるようになり、なるで、病気になる前に戻ったようです。
 旦那の母は、一人暮らしを続けています。退院後は、ヘルパーさんに毎日、介護してもらいながら、少しずつ元気になりつつあります。

 しかし、一見静かなように見えますが、すでに大きな変化があり、それを不安に思いながらも、受け入れていくしかないと感じています。
 私も今までの自分から、前に進むしかない自分を自覚しています。

 民事裁判の準備がほとんど整いました。弁護士さんが用意した提出書類は高さが50センチを越えていました。

 今、息子が入院していて、大学病院の側に一人で住んでいたときのことを、ふっと思い出します。あのときにはもう2度ともどりたくないと思うし、もう一度あの状態をやれといわれても絶対できないなあと・・・。

 あのとき、私は、息子の傷ついた心と体を丸ごと受け入れ、徹底的に彼の味方になれていたのだろうか・・・、と思うと自信がなくなります。大きなトラウマを受けた人を助けるには、どんなときにもその人の味方であり、絶対に助けるという強い思いしかない・・・、それを私は今になって学びました。たとえ、ボーダーであろうが、どんな場合もそれは言えるということもやっとわかりました。

 もう過ぎ去った時はどうやっても帰ってこない、これからは静かに自分に起こるいろいろなことを受け止め、焦らずにその問題をむかうしかない、そう今は感じています。

 息子についてはもっといろいろなことがありますが、それをここに書くのはやめようと思います。
 いつか彼のことをきちんと報告できたらいいなあと・・・。

 このブログをどうするか、そろそろ決めるときが来たように思います。
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金○マを見て・・・

2007年08月04日 | 家族
 金曜日の夜、特にみたいテレビもないので、よく「金○マ」を見ます。

 今夜はジャニーズのある俳優さんの一家でした。三人目のお子さんの生まれつきの命にかかわる重大な病気という大変な危機に直面し、一家みんなで支えるというお話でした。うつになってしまうほど、がんばり続けたお父さんもみんなで支える場面は心温まるものでした。

 最後に、ごく普通の日常の生活に幸せを感じる・・・・というようなメッセージがありました。

 ほんとにそうだと私は同感しました。

 重い病気で入院している家族がいつもいる生活や、大きな不安を抱えて常に安心できない状態であったり、大きな災害や事故、犯罪にあったり、または逆の立場で社会的に大きな制裁をうけていたりすると、なかなか普通に生活できないですよね。

 身近な小さな幸福をちゃんと受け取りながら生きていく・・・、確か私は以前そういうようなことを書いたことがあります。
 でも、その幸福を見ることはもちろん、気がつかなかったり感じることもできない状態に、人は追い込まれてしまうこともあります。

 なるべくつらいことや嫌なことがあっても感じないようにしよう、毎日を普通に生き延びていこう、そう考えてやってきました。

 でも、最近、私の心のコップの許容量を超えてしまったような嫌な感じを受けるときがあります。
 そのときは、密かにひたひたと水は静かにコップからこっそり流れ出て行きます。私が気がつかないうちに、それは進んでいっているのです。

 どこかでこの水を減らさないといけない、そう思いながら、なんの打つ手もなく一週間過ぎました。昨日、病院に行こうと思ったのに、台風で行くことができませんでした。


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