
マリーちゃんとはいわずとしれたマリー・アントワネットのこと。私と友人は愛を込めてマリーちゃんと呼んでいます♪
マリーちゃんの蒔絵コレクションはヨーロッパでも随一だそうで、確かに展示されているものを見てもかなり質の良い漆器が集まっています。
お母さんのマリア・テレジアが大の蒔絵好きで「私はダイヤより蒔絵よ」と言っていたとか。夫君を亡くしてから閉じこもっていた部屋も確か蒔絵の間だったような。そんなマリア・テレジアのコレクションは残っていないのですかねぇ。
先日見た『楽園の都 ヴェルサイユ』(三好和義著 小学館刊)というヴェルサイユ宮殿の写真集に蒔絵コレクションも少し載っていました。「七宝花菱牡丹香包み蒔絵沈箱」(119)や「蒔絵鶏形小重箱」(152)など今回の展覧会にやってきた漆器もありました。蒔絵は日本的なものですが金なので宮殿でも違和感なく溶け込んでいました。
マリーちゃんはこれらの蒔絵をどのように使っていたのでしょうか。
マリーちゃんのコレクションの他にフリーデンシュタイン城(ドイツ)やスウェーデン王室、バーリーハウス(イギリス)のコレクションも来日していました。
これらのコレクションの漆器には輸出用として作られたものと日本国内で売られていたものとの二種類あるとのこと。輸出用の特徴としては器形が猫足であること、模様がなんとなく東洋な感じであること(楼閣山水図が多い)などが挙げられます。反対に国内向けは器形があくまで伝統的であり、模様は風景なら何処か特定できる名所及び歌枕、その他文学の意匠、様々な花鳥等が表されます。
観覧の際にどれが輸入用でどれが国内用か考えながら見ると楽しいです♪
マリーちゃんの蒔絵コレクションはヨーロッパでも随一だそうで、確かに展示されているものを見てもかなり質の良い漆器が集まっています。
お母さんのマリア・テレジアが大の蒔絵好きで「私はダイヤより蒔絵よ」と言っていたとか。夫君を亡くしてから閉じこもっていた部屋も確か蒔絵の間だったような。そんなマリア・テレジアのコレクションは残っていないのですかねぇ。
先日見た『楽園の都 ヴェルサイユ』(三好和義著 小学館刊)というヴェルサイユ宮殿の写真集に蒔絵コレクションも少し載っていました。「七宝花菱牡丹香包み蒔絵沈箱」(119)や「蒔絵鶏形小重箱」(152)など今回の展覧会にやってきた漆器もありました。蒔絵は日本的なものですが金なので宮殿でも違和感なく溶け込んでいました。
マリーちゃんはこれらの蒔絵をどのように使っていたのでしょうか。
マリーちゃんのコレクションの他にフリーデンシュタイン城(ドイツ)やスウェーデン王室、バーリーハウス(イギリス)のコレクションも来日していました。
これらのコレクションの漆器には輸出用として作られたものと日本国内で売られていたものとの二種類あるとのこと。輸出用の特徴としては器形が猫足であること、模様がなんとなく東洋な感じであること(楼閣山水図が多い)などが挙げられます。反対に国内向けは器形があくまで伝統的であり、模様は風景なら何処か特定できる名所及び歌枕、その他文学の意匠、様々な花鳥等が表されます。
観覧の際にどれが輸入用でどれが国内用か考えながら見ると楽しいです♪
マリーちゃんだと当時はマリー・テレーズをはじめマリー・レグジンスカやマリー・ジョゼフィーヌ、マリー・アデライド…マリーちゃんがたくさんいますね(^_^;)
っていうかかなり日にちがたってしまいました。
私は世界史に詳しくないのですが、マリーちゃんは多いのですね。
関西人はすぐあだ名をつけてしまうので(^^;