北村薫著 文藝春秋刊
ベッキーさんシリーズ3作目にして最終巻。
凄くすきだったシリーズなので最終巻というのは残念です。
「不在の父」
元になった事件にすぐ気がつきました。行方不明になった実在の男爵様はその後どういう人生を歩んだのでしょうか?
「獅子と地下鉄」
三越のライオンにそんな伝説があったとは知らなかったです。
それからやたらと出てくるブッポーソー。あのエピソードの為に前から伏線としてで . . . 本文を読む
とてもかわいらしい本です。
いろんなテーマで和菓子が分類されていて、和菓子の種類の多さに目を見張りました。
最近この手の本をよく見かけます。似たり寄ったりな内容も多いのですが、愛らしいのでこの本は座右に置いておきたいです。 . . . 本文を読む
最近宮尾登美子さんの随筆を立て続けに読んでいます。300頁以上の大作『めぐる季節を生きて』(3作の随筆を併せたものらしいです)に始まり、『はずれの記』、そして『きものがたり』まで読了しました。
この本は200頁程あるのですが、半分は着物の写真なのですぐ読み終えました。宮尾さんはお年を召されているので地味なものが多くあまり私好みの着物はなかったのですが、一つ着てみたいものがありました。茶地に宝尽く . . . 本文を読む