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すみれ屋敷の罪人

2019-07-08 | 読む

 

 

戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された白骨死体。

かつての女中や使用人たちが語る、屋敷の主人と三姉妹たちの華やかな生活と、

忍び寄る軍靴の響き、突然起きた不穏な事件。

二転三転する証言と嘘、やがて戦時下に埋もれた真実が明らかになっていく―。

注目の女性コンビ作家が「回想の殺人」を描く、傑作ミステリー。


以上の内容紹介はアマゾンからお借りしました。

 

以前読んだ、「偽りの春」が面白かったので

こちらを図書館で借りてみました。

 

設定や謎等々、目新しいものではないのですが

お屋敷の使用人たちが語る、彼らの信じたい真実が少しずつ

小出しにされるので、ついついページを捲る手が止まりません。

 

タイトルの「すみれ屋敷の罪人」

たとえば、「すみれ屋敷の惨劇」でもいいように思うのですが

罪人としたことに著者の意思が感じられます。

 

いったい、誰が罪人なのか・・・。

哀しいほど善人がいっぱい出てくるお話なのですよ^^

 

すみれ屋敷の三姉妹の名前、

葵、桜、茜、こちらはすべて、

アオイスミレ、サクラスミレ、アカネスミレ

すみれの名前からつけられたそうな。

 

少々ネタバレ・・

 

 

ヒナスミレという種類もあるそうです。

 

 

ひょっとして、著者はすみれの名前のおもしろさから

このお話を思いつかれたのでは?

 

降田天さんというのは、女性二人のペンネームだそうです。

プロット考えて、あらすじ書いて、また直して・・・コーヒーブレークで

甘いもの食べて・・・なんか楽しそう~♪

 

な訳ないか(笑) すみません^^

 

 

 

 

 


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