冷たい檻
2020-03-06 | 読む
北陸地方にある村の駐在所から警察官が失踪した。
県警本部から派遣された調査官・樋口透吾は、後任の駐在・島崎巡査部長と共に失踪の謎を追う。
そして、過去に発生した事件や事故が、
村に存在する大型複合福祉医療施設に関係していると気づいた。
「施設」に収容されている人々は、認知症の老人、問題を抱える小中学生、
更生が必要な若者たちのみ。経営母体は世界的巨大資本の製薬会社。
それに群がる日本政官財の黒い欲望と闇。
そして子どもたちの間で囁かれる「アル=ゴル神」。
この村で、一体何が起きようとしているのか。
二人の捜査が難航する中、さらに凄惨で不可解な殺人事件が発生した。
連鎖しながら加速する事態は、樋口自身の過去にも繋がっていく―
以上、内容紹介はいつものごとくアマゾンよりお借りしてます。
先月読んだ「不審者」がおもしろかったので
図書館で借りて読んでみましたが、
この内容紹介をよんで、こんなストーリーかな~と想像した通り、
それ以上でも以下でもない印象でした。
決して、おもしろくない訳ではなくて、スルスル読めるのですが・・・
もうすこし、ひねりが欲しかったかな。。
駐在さんのぼんやり島崎が、何か気のきいた事でもするのかとおもいきや
そのまんま、気のいい駐在さんで終わったのも苦笑い(笑)
誘拐された樋口の息子の行方もなんとなく想像した通りだし・・
うーん、やっぱり、もうひとひねりふたひねり、欲しかったですかね。
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