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ラプラスの魔女

2015-08-20 | 読む

 

図書館に予約本を取りに行く。

片手では持ちきれない量@@・・・

さーてと、どれからやっつけるか~と

リストをながめていると、真ん中あたりに

な!なんと109人待ちという人気者がおりますぞ。

まずはコレから読まねばと手に取ったのが

こちら、作家デビュー30周年80作目という

記念すべき作品らしいですが、

ちなみに109人目の方って、読めるのは来年?

再来年?(笑)

 

タイトルのラプラスですが、

数学者ピエール・シモン・ラプラスの仮説

 

「もし、この世に存在するすべての原子の現在位置と運動量

を把握する知性が存在するならば、その存在は

物理学を用いることで、これらの原子の時間的変化を

計算できるだろうから、未来の状態がどうなるかを

完全に予知できる・・・」

この存在をラプラスの悪魔と呼ぶらしいです。

 

なにせ文系のワタクシ

こんなん聞いたこともないですが、理系の方だったら

ああ~あれね!って説らしいですよ。

 

空想科学ミステリーだそうで、ちょいと好みの

分かれる所ですが

個人的には記念すべき80作目は

「白夜行」みたいなのが読みたかったかなああああ。

 

以下ネタバレなので、読んでる方、読もうと思ってる方は

スルーでお願いします。

 

 

 

いつもいつものパターンで申し訳ないですが・・・

 

 

 

 

特異な能力を使った殺人なので

仔細を公にできず、

事件にかかわった学者や刑事も

だんまりを余儀なくされます。

 

当のケントくんも行方不明だし。

 

硫化水素で自殺にみせかけたやり方も

詳しい経緯はわからずじまい。

こういう幕引きがすこし消化不良ですかね。

 

ラストで、ボディガード役の武井がまどかちゃんに

「この世界の未来は?」

という素朴な疑問をぶつけますが、

「知らないほうがいいよ」

と、かわされます。

 

うーん・・・実際問題として、

公表すれば大混乱必至な何か

われわれ一般人が知らない何かが

深く静かに行われている可能性だって大いに

ありそうなんですが、

ここはひとつ

「知らぬが仏」ってところでしょうかね^^

 

 

 



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