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時間旅行者の砂時計

2021-01-19 | 読む

 

 

瀕死の妻のために謎の声に従い、二〇一八年から一九六〇年にタイムトラベルした主人公・加茂。

妻の先祖・竜泉家の人々が殺害され、後に起こった土砂崩れで

一族のほとんどが亡くなった「死野の惨劇」の真相の解明が、彼女の命を救うことに繋がるという。

タイムリミットは、土砂崩れがすべてを呑み込むまでの四日間。

閉ざされた館の中で起こる不可能犯罪の真犯人を暴き、加茂は二〇一八年に戻ることができるのか!

“令和のアルフレッド・ベスター”による、SF設定を本格ミステリに盛り込んだ、第二十九回鮎川哲也賞受賞作。

 

以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。

 

 

 

あけましておめでとうございます。

すでに一月も半分以上すぎていますが、とりあえずは新年のご挨拶です^^

 

開店休業状態の年始にお立ち寄りいただき、なんや~まだyukienは更新もせんと

だらだらしてるのかい?!と呆れかえられた皆さま、ごめんなさいね。

 

そのとおり、だらだらしておりました。

 

Photo@Story・・看板に偽りありありの昨今、おでかけフォトを

いっぱいUPできる日がくることをを願いつつも、まだしばらくは

読んだ本の備忘録ブログになってしまうようです。

 

昨年は60冊、年々目がショボショボしたり肩こりがひどくなったりで

あまりたくさん読めなくなってしまったのが残念。とても残念。

 

図書館で5冊かりても3冊しか読めなくなることが多いこの頃です。

 

でも、それはそれ、今年はどんな本に巡り合えるのか楽しみにしながらの

2021年、1冊目はこちらのミステリ。

 

SFと本格ミステリの融合ですが、新年早々、あまりの目まぐるしさに

まったくついていけませんでした。

 

人物相関図(これがややこしい!)やお屋敷の外や中、部屋割り図(これまた複雑!)など

本格物には不可欠な見取り図が数ページ続いたはじめはワクワクだったのですが。

 

てか、タイムトラベラーがもう一人いた!!って反則ぎりぎりでしょ。

みんなでタイムスリップもしてしまうしなあ。。

 

もう~何が何だかわからないうち、ひっぱられるように読みすすめて、ラストもあらま~って感じ?!

 

ちなみに犯人は早い段階から分かり易いです。この人しかいないので(笑)

 

でも、ある意味ハッピーエンドで読後感は悪くありません。

ひっぱりまわされて最悪の結末だったら、時間返せ!って言いたくなりますよね。

時間旅行者だけにね。

 

ジェットコースターミステリに眩暈の新年1冊目でした。

 

 

 



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