米穀通帳 とは今の若い人たちは聞いたことが
ないという人が多いかと思います。
戦時体制下の食べ物が不足していた当時
米の消費を統制するために 米を買うには
この米穀通帳が必要でした。
米の配給所 (お米屋さん）にこの通帳を持って列を
つくって皆んな並んでいました。
私がまだ小学校の低学年だった頃 忙しくしている
母に代わって私がお米を買いに行ったのを
思い出しました。
私が持ち帰ることが出来たのだからほんの少しの量しか
貰うことが出来なかったのだと思います。
本当に食べる物の無い時代に私たちは育ちました。
親たちはさぞかし大変だった事でしょう。
その当時 通帳を持って並んでいたお米屋さんには
今までずっとお世話になっていました。
今の店長さんの お父さんお母さんからの
時代からです。 大変お世話になったのを
思い出します。 随分前の事です。
８０年近く経ちますでしょうか。
最近そのお米屋さんも 時代の流れには勝てず
お店を畳まれることになり一つの時代が
終わった感じがします。
なんだかとても寂しい思いをしています。
これからは近くのスーパで買うことにしました。
今までは１０キロずつ配達してもらって
いましたが重いお米なので２キロ買ってきました。
