先日新聞に『旅をあきらめないで』という記事のっているのを見た。
介助付き旅行事業を企画運営をしている方の記事で、ほぼ寝たきりのご自分の
お爺さんの事で「鳴門の人丸神社に行きたいな~」とお爺さんはおしゃったそう
で、無理だと思ったが車いすが乗せられる車を借り、片道1時間半の旅。
お爺さんは車から降り神社の階段を上がられ神主さんとお話しされたとか。
そこには目をしっかり開けたお爺さんの笑顔が…
私はこの記事を読んで思った。
数年まえスイスの山に行った時のことを思い出した。まだ若かった時友達が
スイスの山の上を飛行機で飛んだ時、その美しさに感動した、とのことを聞き、
どうしてもスイスの山々を自分の目で見てみたいと思うようになった。
あれから45年後にやっと実現することが出来た。
足を悪くして今では杖を持っているがアイガーを眺めながら4、3キロのハイキ
キングをした。
若い頃よく山登りをしていたのを思い出すことができた。
足が山登りを覚えていてくれていたようだった。
人は自分のやりたい事があれば、体の中に隠れている大きな力が働いてくれ
るのだと思った。
念願のスイス、アイガーをバックに