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大きな変化のない丸山です。
10年ぶりにお会いした役者さんと現場で抱擁したり、
お久しぶりの役者さんの佇まいの変わりぶりに驚いたり、
あちこちで感動や動揺やらはあれど、
大きな変化はない暮らし。
【ご報告】
みたいなことをぶちかましたい気持ちはやまやまだけれど、
続けることの大事さに重きを置く派なのでね、
これはこれでね、ありがたいこってす。
ちょっと前にはとあるお仕事の恒例化してきた懇親会がありました。
現場で顔を会わせることのない制作サイドの方から、
「とてもよかった!」と声をかけて頂いて。
嬉しいのなんのって。
ドラマや映画の現場と違って、
収録後打ち上げがあるわけでもない、
独りナレブースのお仕事。
公開されても感想が届くわけでもない。
一生懸命やってはいても、
「これでいいものか」とつかみどころのないまま終えて。
そんなところへ「よかった」と一言もらえると、
本当にやっててよかった、と思えます。
チョロい。こいつ、チョロい。
そして最近のこと。
ずいぶん前に収録したゲームのプレイ動画を見つけたのですが、
涙ちょちょぎれるかと思いました。
喉がだいぶ絶望的だったときのお仕事。
完成品、すごくすごくキレイにして下さってた…
当人のわたしでなければ「あ、ここの音出てない…」
なんて気がつかないくらいキレイに喋っている…
遠い昔、病気とは関係なしにただただ喉が絶不調で収録に臨んだことがあって(そんなんばっかり…)、
オンエアに乗った分はさほどひどくなかったと後々ディレクターさんに言われたのですが、
「俺がやってやったんだよ!」とミキサーさん。
そ、そんなことできるの!?
と驚いたのを覚えていて、
今回見つけたゲーム動画がまさにそれ。
本当に、周りの方々の働きがあって、
わたしたちの声は世に出されているんだなぁと。
いやわたしは特別ご迷惑をおかけしがちではあるのですが…
世が世ならやってられなかったろうなぁと思いますはい。
恵まれた時代にこのお仕事につけて幸せものです。
それとは反対に、
馴染みのスタジオでは新スタッフさんとご一緒することが増えて。
ちょっとした手際だったりが、やっぱりベテランさんと違うのが分かるんですよね。
ベテランの方の凄さを実感するのと同時に、
わたしも出来るだけ緊張感をなくそうとしたり。
そんなところに気を回す余裕が出てきた自分に驚きです。
ま、雑談して場を和ましたあとに噛みましたけど。←
日々で考えたら大きな変化はないけれど、
元号単位で見れば結構変わってきたのかもしれませんね。
でもそれも小さなことの積み重ね。
積み重ねることがあることに感謝感謝です。
スローペースではありますが、
令和もよろしくお願いいたします。
◆GW明けと神田明神祭の狭間の空いているタイミングで!