この声、売ります!!!

吹き替えをメインに、声のお仕事に奮闘中!日々七転八倒のたうち回りまくるチキンハート声優丸山雪野の徒然日記。

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痙攣性発声障害のこと

2018年05月13日 | 日々のこと
どうも、ワインは白派、丸山です。

そもそもワイン自体あまり明るくない。
ビールとレモンサワーと日本酒があればいい。

そんなわたし、シャブリを抱えて母の日帰省という名の寄生中。

上膳据膳!すんばらしい!
え?母の日なのに?母にやらせるかって?
大丈夫、我が家は父が家事全般やります。
父は母のことを奥さまと呼び、
娘の私をお嬢さんと呼び、
一人称は下男です。

父の呼称は「父上」です。ネタでもなんてなく、物心ついた頃から父上と呼ばされています。
ごくごく普通の一般家庭なんですけどね。

はてさて、
鍼治療を始めてもう施術も4回かな。
毎回文章を読んでから治療を始めて、
終わるとまた同じ部分を読んでという流れ。

確実によくなっている。
けれど、やっぱり「こうじゃない」感が拭いきれない。

収録の最中やその後日の首回りのハリは消えました。
嘘みたいに消えたんですの。
それだけでもありがたいのに、
やはり「もっと」という気持ちが生まれてしまいます。
贅沢だよねぇ。

ドキュメンタリーや報道番組で、
なにがしかの「患者の会」「○○の家族の会」の存在を見知っても、
よく意味がわからなかったのですが、
自分が病気になってはじめて、
【分かってくれる人がいる】ことで救われる気持ちが理解できました。

ありがたいことに周囲は皆優しい。
けれど、理解を示してくれることと、
「分かる!」こととはまた別。

「大丈夫なの?」「治るものなの?」「まだ治ってないの?」優しいことばをかけてくれる。
けど全部ぶっ刺さる。
「ふっふぅー!それゆっちゃうー!?」とおどけて返すけど、
全部ぶっ刺さる。

最近お仕事でご一緒することのあった歌手の方に、
話の流れで病気の話を打ち明けたら絶句していました。
「それ、ヤバいじゃないですか!」

ああ、その反応ですよね、分かるって。

最近だったらLINDBERGのボーカル、渡瀬マキさんだったり、
やはり歌手の人には普通より知られている病気なんですね。
声優だったら…多分廃業するのが普通の流れなのかも知れない。

もしかしたら、あそこのあの人、それだったのかもな。
なんて話を相談した先輩から聞いたことがあります。

しゃべる仕事でしゃべるのに難がある、
おおっぴらにして良いものではないのかもしれない。
進んで使おうとは思いませんものね。

それでも知っていて使って下さるディレクターさんもいる、
使ってみて「わからなかった」と言って下さる方もいる。
それでまた「候補に出してみよう」とマネージャーさんが思って下さる。

その度、もう少し足掻きたい。という気持ちになります。
だってここまでくるにも道は長かったし、沢山の才能ある仲間が辞めていくのを見てきたんだもの。
簡単に捨てられないところまで来てしまった。
ひとって強欲ですね。

Twitterでもチラチラ触れたりはしてますが、
人目に触れることの多い場で声を大にして言うもんでもない。
でもなかったことにしたくない、
わたしと同じように「同じ症状の人はいないか」とネットを検索しまくる人がいるかもしれない。

なのでアクセスも少ないこちらでは、
細々とですが詳細を書き連ねていこうと思っています。

病気の存在が広まって欲しいし、
病気はもう広まって欲しくないし、
治療法、確立して欲しいです。