雨上がりのタワー

ゲリラ豪雨に当たることなく収録に向かうことが出来ました。

日々の努力が何より大事だけれど、
親に感謝の収録でした。

骨格や舌の長さで、
滑舌ってすごく左右されるのです。

昔から滑舌に困らなかったけれど、
今回は言い慣れない聞き慣れない読み慣れないワードばかり。

アタマが追いつかないまま、
ひたすら喋る喋る喋る喋るのみ！

それでも最後はゲシュタルト崩壊。
何度リテイクを出してしまったことか…
せめて滑舌がよくて本当に良かった…本当に。


東京タワーを見るたび、
今日この日を思い出すことでしょう。

ああ悔しい！

めぬけのからしじょうゆあえ

先日、加藤精三さんの追悼朗読会へお伴してきました。

遠く遠く昔にご一緒させて頂いた大先輩とも再会できて、
出演されていた大先輩とも少しお話しさせて頂けて、
有意義なひとときでした。

何より、
最後に加藤さんの生前の音源が放送されて。
その日の演者の誰よりも会場が沸きました。

当たり前だけれど、
やっぱりすごい。

語りの会は、
衣装や演者の表情も空気を左右するものだけれど、
加藤さんの語りはお声だけで全てを持っていきました。
『めぬけのからしじょうゆあえ』、素晴らしかった。



声をかけてくだすった大先輩に感謝感謝の一日でした。

ザギン徘徊

五月が始まり、
ＧＷも終わり、
母の日も終わり、
半ばに差し掛かろうとしていますが４月末のオハナシ。



不思議なご縁の三人で、
銀座で会合をば。

大衆割烹にて、
べらぼうにうまい魚を頂きました。

新しいビルとビルの間の奥まったところにあるお店。
ＧＷも突入しているはずなのに、吸い込まれていくお客さん達。

煮付けや刺身、フライと目移りしてしまうラインナップ。
活気のある店内、てきぱき働くおばちゃん、
相席のおじさまはビールと定食。イイネ！

こんなに食べられない！
と思うくらい盛られたご飯も、
おかずが美味しいしご飯自体もおいしくて、
がっつり完食してしまった…おそろしい。

お店チョイスは最年少の若い子かわいこちゃん。
なんでこんなお店知っているの？
謎が多いかわいこちゃん。

ふと立ち寄った話題のお米屋さんでは、
珍味やおかずたちも美味しそうだったし、
プランタンの地下ではまるで女子会の如くジェラートを食べてみたり。

お二人の案内で素敵喫茶で珈琲でシメ。
コーヒーじゃありません、珈琲ですあれは。
照明も音楽もカップも調度品も何もかもが良い雰囲気。

あまりにしっかりした人生の先輩と、
あまりにしっかりした人生の後輩。
なんてわたしはふわふわからっぽのまま生きてきてしまったのだろう…

そんなことを考えさせられたザギンの一日。
大人の街が似合う大人にならなければなぁ。