つい先日同性三名で、
銀座でランチをして、
コーヒー専門店でお茶をして、
テラス席でアルコールをひっかけてきました。
が、断じて女子会ではない。
ランチはばっちゃんたちが切り盛りする大衆食堂で相席、
コーヒーは一杯ずつドリップしてくれる昔ながらのお店だけれど、
ケーキがあらわれても誰一人写真を撮るでもなく。
テラス席と呼んではみたものの、
ガード下の飲み屋の店の前の簡易席。
風が吹く度頭上で提灯がぶらんぶらんしてなかなかにスリリング。
しかもわたしはまだ断酒中。
ちっきしょうめ。
業界の先輩と、事務所の先輩と、わたし。
諸々のご縁で、
珍しい三人で日を合わせて会合。
芝居さえ出来れば、表現活動さえ出来れば、そうやって生きていければいい!
という二人を前にすると、
わたしはまだうじうじもじもじしているのだなぁと実感させられました。
「腹ぁくくれよ!」
と美声で喝を入れられ清々しかったです。
先輩、ではありますが、
お一人はお付きあいも長くなり、
お一人は同い年でもあり、
飾ることなく気をつかうでもなく、
ほんとに素の時間を過ごせました。
すごく素敵な女性たちなのに、
内にある漢らしさがだだもれで…
というよりか、
だだもれ垂れ流しに出来る時間を、
一緒に過ごせたのが嬉しかった。
楽しかったー。
アルコールを入れてないのに、
帰ってからは爆睡でした。
楽しすぎて疲れて眠るなんて子どもみたいだな。
そして、デシベル。
復帰戦ともいえるとある収録で、
リップノイズについてミキサーさんと話していて。
「(ノイズが)出ないところは、出ちゃうとこより5デシベルくらい(音量が)出てるんですよ」
要は、発声がきちんと出来ていないせいで、
出しきれていない息が残って口の中で鳴っている、とのこと。
(知識がないので表現が正しいかはわかりませんが、多分そんな仕組み?)
今まで現場でボリュームがないと言われたことはなかったので、
目からウロコでした。
言われなかっただけで、
「音の出ない人だなぁ」と、
そっとレベルを上げて下さっていた…ということなのか…
はたまた今回の作品が、
ずば抜けて音が出せていないのか。
はっきり数字で捉えられるものなのですね。
知らないことが一杯だ。
完全ではないけれど、
声もだいぶ戻ってきたことだし、
発声に無理をさせないように、
今後無理がきく出し方が出来るように、
今年こそはボイトレにチャレンジしたいなぁ。
そんなデシベル問題でした。