昨夜のこと。
ふと変えたチャンネルで、
映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』
をやっていて、朝5時近くまで見入ってしまいました。
もうね、観るのは初めてじゃないのにね、
んぐんぐ一人で泣きましたよ。
『コーラスライン』というミュージカルの再演にあたり、
オーディションを受ける人達を追ったドキュメント映画。
『コーラスライン』自体が、
【コーラス=脇役】達を描いた作品。
でも…
ほんと…
みんな…
ハンパじゃなくて。
レベルも、かける想いも、もうハンパじゃなくて。
身体的にもそう。ダンスで鍛え抜いたカラダが目に眩しくて。
こんなに踊れるのに歌までこんなに!?そして演技までこんなに!?
どれだけレッスンやトレーニングを重ねて、
どれだけ強い信念を持ってここまで続けて来たんだろう。
落ちたり受かったりも、
友達が受かったり、
「このコしかいないな」と言われて受かったり、
「ここを磨けばまぁなんとか」だったり。
でもみんなすごい。
でもみんな違う、同じ役を受けている人でも。
似たりよったり、がホントになくて。
受かったコがお父さん(かな?)に、
電話で「あいがったにゅーじょぶ!」て叫んで報告してて。
もう、
ほんとむせび泣きました。
「ショービズ界」のはしくれとして、
たくさん共感したし、たくさん恥ずかしくなった夜でした。
「オーディションには落ちても人生は続く。」
とか、最終近くまで残って落ちた直後によく言えるなぁ…
「受かったらどうなるんだろう、落ちたらどうなるんだろう」
とか、オーディションの最中に考えちゃうとか…
わーかーるー!
7月にはブロードウェイミュージカル『コーラスライン』を赤坂まで観に行く予定。
楽しみすぎる!
そしてまたむせび泣いて、
喝を入れられて、
自分を恥ずかしいと思って、
一瞬だけ「声優とは~」とか悩んで、
アホだからまたすぐいつもの自分に戻るんだろな。
そしたらまた忘れた頃にこの映画を観よう。
まだまだ人生は続くのだ。