この声、売ります!!!

吹き替えをメインに、声のお仕事に奮闘中!日々七転八倒のたうち回りまくるチキンハート声優丸山雪野の徒然日記。

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コーラスライン

2011年06月09日 | 日々のこと
昨夜のこと。

ふと変えたチャンネルで、

映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』

をやっていて、朝5時近くまで見入ってしまいました。

もうね、観るのは初めてじゃないのにね、
んぐんぐ一人で泣きましたよ。

『コーラスライン』というミュージカルの再演にあたり、
オーディションを受ける人達を追ったドキュメント映画。

『コーラスライン』自体が、
【コーラス=脇役】達を描いた作品。

でも…
ほんと…
みんな…
ハンパじゃなくて。

レベルも、かける想いも、もうハンパじゃなくて。

身体的にもそう。ダンスで鍛え抜いたカラダが目に眩しくて。
こんなに踊れるのに歌までこんなに!?そして演技までこんなに!?

どれだけレッスンやトレーニングを重ねて、
どれだけ強い信念を持ってここまで続けて来たんだろう。

落ちたり受かったりも、
友達が受かったり、
「このコしかいないな」と言われて受かったり、
「ここを磨けばまぁなんとか」だったり。

でもみんなすごい。
でもみんな違う、同じ役を受けている人でも。
似たりよったり、がホントになくて。

受かったコがお父さん(かな?)に、
電話で「あいがったにゅーじょぶ!」て叫んで報告してて。

もう、
ほんとむせび泣きました。

「ショービズ界」のはしくれとして、
たくさん共感したし、たくさん恥ずかしくなった夜でした。

「オーディションには落ちても人生は続く。」
とか、最終近くまで残って落ちた直後によく言えるなぁ…

「受かったらどうなるんだろう、落ちたらどうなるんだろう」
とか、オーディションの最中に考えちゃうとか…
わーかーるー!

7月にはブロードウェイミュージカル『コーラスライン』を赤坂まで観に行く予定。
楽しみすぎる!

そしてまたむせび泣いて、
喝を入れられて、
自分を恥ずかしいと思って、
一瞬だけ「声優とは~」とか悩んで、
アホだからまたすぐいつもの自分に戻るんだろな。

そしたらまた忘れた頃にこの映画を観よう。
まだまだ人生は続くのだ。