津久井やまゆり園事件から2年

　今日で津久井やまゆり園事件から2年を迎えます。2年前の今日7月26日、相模原市緑区の障害者施設、津久井やまゆり園で入所者19人の尊い命が奪われました。

　事件の後、献花台が設けられ、私は一人で花を手向けに行きました。油蝉が命をからして鳴いている、とても暑い日でした。私の祖父の墓は津久井にあり、祖母はその前年に脳梗塞と認知症を患い、事件のあった年に緑区の老人ホームに入所していました。やまゆり園の献花台に向かう途中、私は祖母が入所している老人ホームに立ち寄りました。その頃、祖母はまだ少しだけ意思疎通ができました。花束を持って現れた私を見て、テレビのニュースで事件を見たのでしょう、祖母は大粒の涙を流しました。それから、振り絞るように、「かわいそうだね。悲しいね」と呟きました。私も同じ気持ちでした。

　あれから、２年。私の祖母はその年の12月に眠るように亡くなりました。献花台はそれから一週間して撤去されました。犯人は、意思疎通できない人は安楽死させるべきだと嘯いていたらしいですが、刃物で人を殺す安楽死など認められる訳がありません。何もかもを分かったような身勝手な言い分に強い憤りを覚えます。あなたに分かるものだけがすべてじゃないと、私は言いたいです。あなたがわからない喜びや怒り悲しみ楽しさでこの世は溢れています。人のあり方も、人を愛したり大切に思う気持ちも数え切れないほどの多様性で溢れています。命とともに無数の掛け替えのないものを奪った罪は償いきれるものではありません。

　お亡くなりになられた19人の方々には、改めて心よりご冥福をお祈りいたします。深い悲しみにある、遺族の方々、被害にあわれた方々、すべての関係者の方々に深い悲しみが癒えるよう心よりお見舞い申し上げます。
　

「戦争嫌だ、9条守れ！相模原連絡会」の宣伝に参加しました。

　こんばんは。連日の酷暑、大変ですね。どこにいても暑いです。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。今日は、タイトルにありますように、「戦争嫌だ、9条守れ！相模原連絡会」の宣伝に参加しました。16時〜17時、淵野辺駅南口で行いました。
　
　　
　
　宣伝では、「9条改憲NO！全国統一署名」の呼びかけをしました。
　
　
　
　どの世論調査でも、6割〜7割の方が安倍政権下での9条改憲に反対しています。また、国民投票法には最低投票率の規定が無いなど欠陥があります。平和憲法9条を守るためにこれからも活動して参ります。

　

　今日は25名の方にご署名をいただきました。ご協力ありがとうございました。署名は3000万人を目標にしていますが、現在1350万人の方にご署名いただいています。平和憲法9条を守るために、皆さんと力を合わせて頑張っていきます。

　

「夢は枯野を」

　青年時代、伊集院静さんの直木賞受賞作「受け月」を読んでから伊集院さんに強く惹かれ次に読んだのが、この「夢は枯野を〜競輪躁鬱旅行〜」でした。

　私は今も昔も競輪はしません。ギャンブルには否定的です。20台前半の頃、仕事をいくつか掛け持ちしていて、築地の日刊スポーツのレース部で短期間ですが競輪担当と盛岡競馬場の予想を打っていたことがあります。その時に競輪を知りましたが、競輪にお金をかける事はありませんでした。その時は、レジェンド級の、吉岡稔真さんと神山雄一郎さんの名前くらいは知っていましたが。今は、競技としての競輪は、オリンピックでも好きな種目です。お金は賭けませんが競輪を観ることも好きです。ツールドフランスもよくテレビで観ていました。ちなみに私は一時期自転車に乗るのが好きで、大学時代に短期間ですが自転車サークルに入り、埼玉から夜行列車に乗って仙台へ行き、面白山高原駅で自転車を下ろし新潟まで日本海沿いを1日80キロ走ったことがあります。

　私がこのエッセイを最初に読んだとき、一息に読んだ記憶があります。こんな世界があるのか。なんというか、とにかく、20代の私は旅打ちに果てしないロマンを感じました。友人から寺山修司さんを教えてもらったのもその頃で、その友人が寺山修二さんの詩の一部を引用して、「カモメは飛びながら歌を覚え、人生は遊びながら年老いていく。遊びってのは、もうひとつの人生なんだな。人生じゃ負けられないようなことでも、遊びでだったら負けることができるしね」と、久しぶりに会った時に得意げに僕に語ってくれたことがあって、そうか競輪は伊集院さんのもう一つの人生なんだ、と膝を打ちました。それから、私はもう一つの人生を持てる大人になろうと決めた記憶があります。

　この「夢は枯野を」は私の三度の引っ越しの際にも最重要なボックスに入れて運びました。疲れたとき、ふと手に取ってパラパラとめくり、伊集院さんのもう一つの人生をあたかも自分のもう一つの人生であるかのような心地で眺めることで、私はもう一つの人生で負けられて、しかもその負けは実際には痛みが伴わない夢の中で頬をつねるようなもので、実際には経験したことのないロマンの中に身を浸すことができます。夏休み、「ライ麦畑でつかまえて」もいいですが、「夢は枯野を」をオススメします。

　

矢部駅南口で集中豪雨災害救援募金の呼びかけをしました。

　こんばんは。今日は３連休の中日、本当に暑かったですね。自転車を漕いでいるだけで、汗が止まりません。1日30キロ程度自転車を漕ぐ日もありますが着替えが必要です💦洗濯の回数がとても増えました。連休中の方も、お仕事の方もいらっしゃると思いますが、みなさん熱中症にはお気をつけください。

　さて、西日本を中心とした豪雨災害でお亡くなりになられた方は200人にのぼり、安否不明の方は38人で消防や警察、自衛隊などが捜索を続けています。また広島県内では依然として、16万8千戸以上で断水が続いています。日々の新聞でその甚大な被害が伝えられていますが、とても胸が痛みます。私は自分にできることをできる限りして参ります。

　今日は、矢部駅南口で後援会の皆さんと一緒に、救援募金の呼びかけをしました。最後に、日本共産党の元市議会議員、田中武夫さんも駆けつけてくれました。本当にありがとうございます。1時間半で11400円もの募金をお預かりしました。お預かりした募金は、日本共産党が責任をもって全額、被災者の皆様にお届けいたします。今日は募金をしてくださった方が、呼びかけの活動に参加してくださいました。支援の輪が広がっていけばと思います。みなさん、ご協力ありがとうございました。これからも定例宣伝の他、街角宣伝などでも引き続き呼びかけをいたします。

淵野辺駅で豪雨災害救援募金のお願いをいたしました。

　こんばんは。今日は淵野辺駅で、竹腰さなえ議員、後援会の皆さんと一緒に集中豪雨の災害救援募金の呼びかけを致しました。一時間半で25名の方に募金をしていただき、7156円の募金をお預かりしました。お預かりしました募金は日本共産党が責任を持って全額、被災者の皆様にお届けします。