今宮祐貴 〜活動日記passion 〜

相模原市議会議員 passion for the best

新型コロナウイルスに関する相談が増えています。

2020-03-31 23:02:27 | 紹介
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、私のもとにも関連する相談が増えています。

 ネットやテレビ、新聞などの環境が無い方からの相談もあります。しんぶん赤旗では、新型コロナウイルスに関する有益な情報を発信していますが、いずれにしても、みなさん情報を得られる環境にバラツキがあります。

 今日は、国内の感染者が初めて200人を超しました。依然、終息の気配はありません。先週末には神奈川県でも週末の行動自粛要請がだされましたが、平日の通勤中に感染するのではないのかという懸念も出ています。感染者の6割は感染経路不明ということですから、中途半端な自粛要請ではなく、政府が責任を持って、平日を含めた自粛要請を出し、それにセットで給付もしていくという姿勢が必要です。これ以上感染を広げないという抜本的な対策が求められています。

 さて、この新型コロナウイルス感染拡大の影響で仕事が減った、収入が減って困っているという方もいらっしゃるかと思います。

 こんな時こそ、政府は給付で対応するべきだと考えますが、そうは言っても目先の支払いや、生活費が無くて(なくなりそうで)どうしようという、とりあえず借り入れをしたいという方もいらっしゃるかと思います。そういう方はまず、下記の事業所に相談をしてみてください。

 【個人の方の場合

 社会福祉協議会で緊急貸し付けを行っています。緊急貸し付けは無利息で、失業の場合は15~20万円(月)が原則3か月間借りられます。休業の場合は一度に限り、10~20万円借りられます。但し、この貸付には条件や審査があります。まずは、電話等で最寄りの社会福祉協議会に相談してください。(ただいま、相談が非常に増えているようです) 

 【事業をされている方の場合

 ⑴日本政策金融公庫で「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を行っています。無金利で最大3000万円借りることができます。こちらも、条件や審査があります。また、申請から決定までお時間がかかる場合もあります。

 ご連絡先は、相模原出張所 TEL042-751-5689

 ⑵日本政策金融公庫で融資が下りなかった場合は、相模原市がやっている「相模原市中小企業融資制度」を検討してみてください。こちらは、セーフティーネット申請をしていただいてから、相模原市と金融機関が協力して融資を行うものです。こちらは最大で2000万円まで借りられますが、0.6%程度の利息がかかります。こちらも、審査や条件があります。

 ご連絡先は、神奈川県信用保証協会相模原支店(産業会館3階) TEL042-752-0575

 私自身も相談を受けてから手探りで調べたり、担当の職員さんに聞いたりやっていますが、制度自体が複雑だったりあまり知られていなかったりするような印象を受けました。また、困ったとき(特に緊急時であればあるほど)、一体誰に相談したらいいのか?どこに相談したらいいのか?そういう状況に直面することもあるかと思います。これは大変不安なことです。こういう時こそ、周りの方や、役所、私でも構いません、どんどん相談していただいたらと思います。行政への橋渡しなど、僅かでもお力になれることがあるかもしれません。

 

 ※写真は横山公園で撮った桜です。大分散ったところもあれば、まだ七分咲きのところもありました。


東日本大震災から9年。

2020-03-11 23:32:49 | 日記
 東日本大震災から9年。本日14時46分に黙祷を捧げました。

 東日本大震災により1万9729人(関連死の方を含む)の方々がお亡くなりになりました。行方不明者は2559人。また、現在に至っても4万7737人の方が避難をされています。

 

 今日は震災に関連したテレビ番組が多く、普段はあまりテレビを見ないのですがある番組に釘付けになりました。その番組内の、高校生の時に被災した青年の話は、震災は今でもその爪痕を私たちの生活の中に残しているということを感じざるをえないものでした。青年曰く、震災後に新聞奨学生になり、やっとの思いで大学に進学したが実家にお金を工面する必要がありその為に学費が払えなくなり学業を断念したとのこと。今は復学を目指して、コンビニのアルバイトに励んでいるとのこと。青年は今、26歳。臨床心理士になるのが目標。

 必要な支援が受けられていたのか気になりますし、この青年のように何らかの形で取り残されてしまった人たちで今も支援を必要としている人に対して、社会はどのように手を差し伸べることができるのか問われています。人の数だけ、求められる支援は様々です。一方、国が設定した10年の「復興・創生期間」の終了後、岩手、宮城は5年、福島は10年で、支援や復興策に区切りをつけるとの国の方針ですが、被災地では不安の声が広がっていますし、被災地の声を聞かずに、あるいはひろえていない声もある中で一方的に期間を決めて支援策を打ち切るということはあってはなりません。

 被災地の地域経済の再生への課題、水産業の不振、高齢化する被災者の孤立化、子どもの心のケア、取り残されている在宅被災者、震災による苦しみは今も続いています。国が最後まで責任を果たし、必要な支援をおこなうことも必要ですし、これからの備えとして「災害から国民の命とくらしを守ること」を国政の最重要課題に据えて取り組んでいく必要があります。

 最後になりますが、あらためまして、震災によってお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災されたすべての方々にお見舞い申し上げます。

 ※写真は、昨年、福島県に住んでいた親戚の墓を訪ねた時のもの。水田と磐梯山。
 
 
 

 

友人の話。

2020-03-04 23:13:54 | 日記
 今夜、市役所の近くの定食屋で久しぶりに会った友人と夕飯を食べた帰り道。

 「今日、嬉しいことがあったんだよ」と友人。
 
 友人曰く、会社にいる障害者雇用で働いている女性から終業後に声をかけられたとのこと。友人は会社の中でその女性のサポートをしているとのことで、他の社員よりは距離が近い関係。仕事でしくじったり、失敗したり、そういう時には手を貸してあげていたらしい。それでも、友人は小川のせせらぎのような静かな男なので、行き帰りの挨拶や仕事の中での他愛のない会話以外には特段会話らしい会話はしたことがないとのこと。

 「あのお、怒らないで聞いてくれますか?」その女性は意を決して語り始めたらしい。「なんだか、先輩はとっても静かで、私に似ているんです。私は障害があるんで、大きな声とかが怖いんです」。それでそれで、と私が話の続きを促すと友人は困った顔をして見せた。「朝、Tさんを見かけるとホッとするんです」とその女性に言われたとのこと。すごい褒め言葉。定食屋で言ってくれていたら乾杯できたのになあとかチラッと思ったが、それを聞いて、私は思わず膝を叩いた。疲れが吹き飛んだ。目の前がパッと明るくなるってあるもんなんだなあと。

 

 この友人T、ずば抜けた経歴や豊かな教養をもっているのにまったく偉ぶらない。あまりに素晴らしいので私は友人や家族に紹介しまくっているものだから私の周りでTを知らない人はいないくらいの友人。誰からも好かれ信頼される人格者。ただ、もちろん問題が無いわけじゃない。まず、とってもマイペース。10時に待ち合わせをするならば、「明日は8時に集合ね」と言わないとならなかったり、飲食店で食事をしようものならハンバーグ一つライスにスープを食べるのに、食物や農家のみなさんに感謝しながら食べるせいか2時間はかかる。

 「僕はね、自分とKさん(その女性)が似ているって思っていたんだよ。だから、嬉しかった」とT。

 とても疲れていて、花粉症の薬の副作用で心身ともに重いのですが、話していてスーッと身体が軽くなりました。とうてい無理な話ですが、こういう人に私はなりたいなあと。“見かけるとホッとする人”あなたの周りには何人くらいいますか?

 ※今日は市民文教委員会及び予算特別委員会が開催されました。後日、ブログと個人ニュースでお知らせします。今日は疲れているので寝ることにします。それでは、また。