読書

なんか急に読書欲が湧いてつい衝動買いしてしまった一冊の本。
それがまた、意外と面白かった。

もともと小説で好きなジャンルっていうこだわりは無いけれど
サスペンスや推理ものが結構多い。
んで、今回買った本はブラックユーモアな感じで、自分が買った中では新しいジャンル。
最初っから主人公らしき人の紹介もないし、背景も全く読めない。
しかも主人公の目的すら最後までわかんないっていうんだけど、
そんななのに、読み始めたら一気に最後まで読んでしまった。

タイトルは
『料理人』。
すごい簡潔
いや、確かに主人公は料理人でした。
ハリー・クレッシングという人が書いた本で、しかも著者自体が変名であり、なんの前触れも無く作品を出版社に出したらしい。

内容ってかあらすじは本の裏表紙にも書いてあるけど
小さな町に、料理人であるという一人の不気味な男がやってきて、その町の金持ちのコックになる…というありきたりな感じから始まる。
んで、その人の作る料理が、想像通り非常においしいらしいのですが、
太っていた人は痩せ始め、痩せていた人が太っていくっていうことが起きるんです。
中身を読んでいくと他にもちょこちょこ出来事が起こるんですが。


なんの先入観も無しに読んだからかもだけど、結構お気に入りの本になりました。
私もその料理で痩せたい…