地図は端のほうを見るのが好きである。
前から気になってるけど行ったことないシリーズ、第2弾!
五=5、角=コーナー、場=場所 ≪五角場≫
地名の通り、そこは五差路
行く前に事前調査をしたところ、どうやら徐家匯と同じような商業地区らしい
2006年にオープンした巨大商業エリア。復旦大学、財経大学などが近隣にある学生街でもあるらしい。
なんか行っても「ふ~ん」な感じもするが、時間もあるし雨降ってないし出かけてみるか。
ここに行くには地下鉄10号線でちゃーっとたどり着けるんだけど、それじゃツマラナイ。
家を11時半にでて、めっちゃ最寄りのバス停から522路バスに乗り込む。
このバス、長距離に乗るのは初めて。
ルートとしては、522で営口路靖宇中路まで行って乗換、大橋5で五角城(翔殷路)で下車。
商城路→乳山路→浦東大道→羅山路を通て行くんだけど、営口路ってどこだ?
と思って乗ってたら、
橋を渡り出した(;'∀')
大橋5に乗り換えるってなってるから、てっきり橋の手前に乗換ポイントがあるのかと。。
知らない車窓を見てるのは楽しい
到着した五角場はこんなとこ。
各交叉点に地上と広場を繋ぐエスカレーターがあり
地下で五差路の各方向にあるモールに自由に移動できるようなっている。
ループ状に屋根もあるので雨でもへっちゃら
五差路の地下に円形の広場が有って、歩行者は五差路関係なく自由に移動できるようになっている。
※左上の網状のものは道路の騒音避けだそうです。
交差点付近には地図もあちこちにあって、場所を確認できるようになっています。
時刻はお昼。お腹が空いた。
ショッピングモールには、街の中心街で見られる大体の飲食店が入っているが、それもなんなので、
裏の路地を探索
万达広場、巴黎春天の裏側の歩行街(国賓路)にはIMAXシアターを含む娯楽施設と飲食店が並ぶ。
淞滬路_song1hu4lu4 を渡った百聯又一城ショッピングセンター、大西洋百科裏手の
政通路、国済路はローカルフードエリア。
私はこちらで店を探し、候補を2店に絞る。
この時、気温36度、雲多し、湿度MAX。。。。。 冷たい麺を欲す。
涼拌面に青椒香干と目玉焼きを乗せて(^^♪ 麺がチヂレ麺で意外に美味しい☆
因みに、もうひとつの候補はコチラ。
≪重慶小面≫、重慶の麺屋さん。
食べ終わってからあらためて見に行ったら、この店、ちゃんと雑醤面や碗豆肥腸面とかあって
まともそうな重慶面屋さんだった。 しかし、この日の天候から食べる気にならず。。。
機会があったら再チャレンジしてみよう(-.-)
食べ終わったら、近場をウロウロ。
国済路のドンツキにある「創智新天」なる場所に。
デカスロンとかヤマハ音楽教室が入った総合施設でした。
この施設の手前に川があって、景色は良いのだが。。。
かほりがなんとも。。。 つまり耐えがたく臭い(-_-;)
屋外ライトが見えるように、創智新天の裏手が江湾体育場。
街並みはこの辺までかな?
中心部に戻って来る。
途中に地下鉄10号線の江湾体育場駅。
この並びに現在バスターミナルを建設中(ほぼ完成してた)。
現在、5本の路上にあるバスの始発をここにまとめる計画なのかも。
しかし、地下鉄10号線の駅。
この江湾体育場駅から歩いてもさほどかからないところに五角場の駅がある。便利だねぇ。
暑くてたまらず、香港飲料店で鴛鴦茶を購入。一気に飲み干す
太陽が顔を出して、ますます暑い
死んでしまうので、うろちょろするのを止めて帰宅。
帰りは854路バスで魯迅公園まで出て、939路で家の近くまで戻って来る。
バスの中は26度。生き返るわ~。
帰りのバスから見えた復旦大学のキャンパス。広くて中に入ってみたい雰囲気がある。
また訪れてみまーす。
その先にある「大柏樹」って地名も気になってたんだけど、ここは単なる交通の要で、
現在の中山北一路x曲陽路の大交差点エリアにあたる。
日本租界が虹口にあった時代、日本軍がこの十字路を「大八辻」と呼んでいたのが、
「大八寺(字)」となっていた。この地は抗戦の戦火にさらされており、戦後、
抗戦の痕跡の残るその名があらためられて「大柏樹」(上海語で同音らしい)となったそう。
バスで通ったけど、確かに今も大きい幹線となっていた。
地名を調べることで知らされる歴史もあると、この時季は特に心に響いた地名でした。
本日の移動ルートはこんな感じでした~。
バスプチトリップは楽し(^^♪
-----
余談です。
上海都市計画の一環として、
都市機能の分散化を目的に、1つの中心、4つの副中心・8つの重点エリア構想があり、
1つの中心=人民広場、
4つの副都心=徐家匯・浦東花木・真如・五角場、
8つの重点エリア=上海南駅・静安寺・浦東張楊路・浦東東方路・徐家匯・外灘・北外灘・世博園区
となっていると知った。
4つの副都心のうち、徐家匯以外は住んでないと馴染みのないエリア。
副都心の意味が、
「大都市において,都市内 域と郊外の交通接点を中心として発達した中心地」
とあるからそんなものか。
週末に繁華街に行くと感じるのだが、以前の上海であれば「今日はバーゲンの初日か?」と思うぐらい
商業施設の中は人がミッチリいたのに、最近は躊躇なく店入り寛げるくらいの風景になっている。
あっちこっちに同じような豪華な商業施設を建てて人来るの?と思っていたが、
分散させることで丁度良い空間を確保しているともいえるのか(-.-)