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結婚プランナー

2007年10月21日 18時28分44秒 | 恋愛
かいと@夫です。
最近はすっかり僕が更新しています。
夫婦とは二人三脚です。このブログも二人三脚がんばっています。

さて、みなさん・・・。
お忘れでしょうか・・・。
随分前に・・・
「結婚式を挙げようか」という話があったことを・・・。
それの続報です。

僕たちは、、、今日結婚式について相談すべく結婚プランナーさんのところに相談にいってきました。
もちろん、僕たち・・・っとは・・・「ビアンカップル」でございます。

本屋で、それらしいところを調べて、勇気もって行くことに。
ふたりでいきました。
そこは「エステ」「カフェ」「ウエディング相談」ができるという、いろいろやってるところでした。
不安な僕は「どうしよう・・・」というと、
ゆ「その場限りの人なんだし、大丈夫よ。」と、えらく強気な妻の発言。
その言葉に後押しされました。
あのような強気発言の妻。きっといいにくい一言をいってくれることを期待していました。

で、勇気もってお店に入りました。
すると、お姉さんがでてきました。
「今日はウエディングのご相談ですか?」
その言葉に、
かいと&ゆか「えーーーっと。あのーー。どうする?まあ、、、カフェでいいです。」
今思えば「カフェでいいです」っていうのも変。
お姉さん「あ、カフェはやめてしまって、エステとウエディングの相談しか今はしてないんですよ。」
かいと&ゆか「えーーー!!そうなんですか。そうなんだ。残念。」
残念といったって、別に残念じゃない。だってウエディングの相談にきたんだから・・・。
お姉さん「よかったら、雑貨などおいてあるので見て帰ってください。」
ということで、なんとなく雑貨を二人で見る僕たち。

そして二人でこそこそ相談。
かいと&ゆか「どうする?帰る?」
でも、なんかあきらめ切れない。
でも、あのお姉さんは「僕たちがビアンカップルだ」といったら、どんな反応するだろうか。
僕たちのブライダルのこと相談に乗ってくれるのだろうか。
言った瞬間、笑われたり、驚愕されたり、言葉に詰まったりされないだろうか・・・。
さすがに雑貨をみるには時間がかかってる。お姉さんも不振がってるだろうか?
妻の顔をみると、「あきらめきれない、あんた言ってみてよ」と顔に書いてある。
妻のあきらめきれない顔を見ると、ダメモトで言ってみることに。

かいと「あのーーー。すいません。」
お姉さん「はい?」
(よし、言うぞ!!)
かいと「実は、私たちはいわゆるレズビアンカップルなんです。」
お姉さん「はい(すごくナチュラル)」
かいと「それで、結婚式を挙げたいと思っていて。」
お姉さん「はい(すごくナチュラル)」
かいと「もしよろしければ、相談にのっていただけますか?(お姉さんの対応がよかったので、安心した)」
お姉さん「はいわかりました。」

やった。やった。よかった。本当によかった。
あまりにもお姉さんの対応が普通だったので、本当に安心した。

なんというか、本当に自然だったのだ。
驚くでもなく、言葉につまるでもなく、業務的な感じもなく、ましては偏見の念もみえず。
本当に自然だった。

どうやら、そのお姉さんはまだ新人さんだったらしく、
ウエディングプランナーをしているお二人は式にでかけているとのことでした。
とりあえず、プランナーさんの予約をとり、その場を後にしました。

本当によかった。
あのおねえさんに、今月のMVPをかいとから差し上げたい。
僕たちもこれでやっと、式の話が前に進むことになった。
プランナーの人にはまだ会っていないけれども、仲介に入ってくれる人がいれば、式場を探しやすくなる。

僕たちだって、受け入れてもらえるかどうかわからないのに、「ビアンです」とわざわざいろんな会場に行き当たりばったりで顔を出すのもいやだ。
仲介の人がはいってくれれば、その必要もなくなるし。
プランナーの人が僕たちのことはきっと説明してくれるはずだ。

今日は僕たちにとって大きな一歩となった。
みなさんにご報告申し上げます。
また話が進めば随時更新していきます。

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