最初はノーテンキな小栗くんに違和感ありありだったのですが、
見ているうちに慣れてきて、
終わる頃には「これ、続編作ってもいいんじゃない?」と思えました。
山岳救助という重いテーマを、暗くシリアスになりすぎず、
山を愛する姿勢を貫く小栗君演じる三歩(さんぽ)のキャラクターでもっている話。
それだけに続きをもっと見てみたくなります。
もう少しヒーローチックだったら海猿の山版なんだけど、
そこは多分原作 . . . 本文を読む
とにかく映画としての完成度、
そしてナタリー・ポートマンの演技のすごいこと。
ぐいぐいと引きこまれます。
見ていると、本当にどこが現実で、どこが狂気の幻想なのか分からなる位。
白鳥の湖の主役に抜擢された主人公が、
プレッシャーと役作りに悩み、そして病んでいく話ですが、
一言で言うと
「鬼気迫る」映画でした。
鬼気という言葉の意味を初めて少し理解したという感じ。
「シャイニング」のジャック・ニコル . . . 本文を読む