パチパチと機嫌よくとるだけ撮って隠匿してても陰徳を積むことにもならず、スペースでin toakというのもどうかなので、そろそろ挙げます。
(ダジャレのネタも尽きたし)
少し前に開催された手塚治虫のスターシステム展から。

手塚治虫はキャラを俳優として扱い、かれらに様々な役柄を与えました。
このスターシステムは永井豪も継承し、木原敏江、大和和紀といった少女マンガ家も一部のキャラに何役もの仕事を与えて作品を彩りました。
物語の面白さだけでなく「あっあいつが出るのか」「この役ならあのキャラだな」「あーぴったり」または「えっあのキャラがこんな役を!」などと予想を裏切られたり満足したりと、作者とファンの内輪受けかもしれないけれど、楽しい気分になる方式なのでした。
さてその手塚治虫キャラたちの紹介をみましょう。


最初に登場したのはヒゲオヤジ

このキャラも実に仕事が多く、色んな役をしてましたなあ。
「ジャングル大帝」のレオの最期にいたのがかれでよかったとつくづく思いますね。
あと写楽くんの下宿先のラーメン屋もよかった。
気の毒なのは「MW」で犬に噛み千切られてましたね…

フィギュアやジオラマも展示されていた。

アセチレン・ランプ 重厚な悪役として最高なのが「アドルフに告ぐ」。あれは本当によかった。
そこにいるユダヤ人=ヒットラーを消去する指令を受けての上司との対話と実行と。
そしてヒットラーの遺体を自死に見せかける工作は贐でもある。

ロック・ホーム。間久部緑郎。
かなり好きなキャラですな。大体わたしは手塚作品はピカレスクロマンが好きなの。


大概わるいんだけど、そうでないこともある。カッコいいし。ダークなヒーロー。
ただ、全く同情・共感できない役もある。最低なのは「アラバスタ―」。でもあの役は彼にしか出来ない。
その意味ではやはり得難い。
ロックと違い真っ直ぐな心だけのキャラの代表はケン一くん

しかしそれだけに手塚も使いにくかったようで、歳月が降るごとに出演がなくなりましたな…
ただケン一くんへの愛情は生涯持ち続けていたそうです。公式サイトのキャラ紹介に記されてます。
こちらはミッチィ

ミイちゃん

リイコ

描き分け・使い分けも色々。


実にたくさんのキャラがいますな。

突然こういうコマがあるのが本当、好き。






群像劇と言うのはやはり色んなキャラがいないと成り立たない。
どのキャラにも個性があり、過去や現在がある。
それがキャラの魅力と強み、時には弱点にもなる。
知らぬ者とてないキャラたち。


この四人に関して言えば、あまりに本役の印象が強すぎて、他の役をしても「ああ、がんばって」という感じになのだよなあ。特にサファイアは。
写楽君はブッダでおいしい役だが、捨身飼虎だから虎にはおいしい…ウッウッウッ(手塚作品では嗚咽はカタカナが多い)
BJはそのままBJ役でよく働いてます。
そうだ、アトムと言えばアニメ「マリンエクスプレス」の役は非常に良かった。
こういうキャラが作品の味わいを更によくする。

真面目なブッダの死因がこのヒョウタンツギを食べたせいだというのには、こっちまでおなか痛くなるほどだった。
ノートも展示



物語を構成するのはキャラと展開なのだよなあ。
キャラ勢揃い
こういうのも楽しい。

やってますね。



やはりキャラが立ってないとこうは出来ない。
最後に表現のカッコいいのを。


迫力がすごいよねえ。
間もなく開館30年。いつまでも健在で。

(ダジャレのネタも尽きたし)
少し前に開催された手塚治虫のスターシステム展から。

手塚治虫はキャラを俳優として扱い、かれらに様々な役柄を与えました。
このスターシステムは永井豪も継承し、木原敏江、大和和紀といった少女マンガ家も一部のキャラに何役もの仕事を与えて作品を彩りました。
物語の面白さだけでなく「あっあいつが出るのか」「この役ならあのキャラだな」「あーぴったり」または「えっあのキャラがこんな役を!」などと予想を裏切られたり満足したりと、作者とファンの内輪受けかもしれないけれど、楽しい気分になる方式なのでした。
さてその手塚治虫キャラたちの紹介をみましょう。


最初に登場したのはヒゲオヤジ

このキャラも実に仕事が多く、色んな役をしてましたなあ。
「ジャングル大帝」のレオの最期にいたのがかれでよかったとつくづく思いますね。
あと写楽くんの下宿先のラーメン屋もよかった。
気の毒なのは「MW」で犬に噛み千切られてましたね…

フィギュアやジオラマも展示されていた。

アセチレン・ランプ 重厚な悪役として最高なのが「アドルフに告ぐ」。あれは本当によかった。
そこにいるユダヤ人=ヒットラーを消去する指令を受けての上司との対話と実行と。
そしてヒットラーの遺体を自死に見せかける工作は贐でもある。

ロック・ホーム。間久部緑郎。
かなり好きなキャラですな。大体わたしは手塚作品はピカレスクロマンが好きなの。


大概わるいんだけど、そうでないこともある。カッコいいし。ダークなヒーロー。
ただ、全く同情・共感できない役もある。最低なのは「アラバスタ―」。でもあの役は彼にしか出来ない。
その意味ではやはり得難い。
ロックと違い真っ直ぐな心だけのキャラの代表はケン一くん

しかしそれだけに手塚も使いにくかったようで、歳月が降るごとに出演がなくなりましたな…
ただケン一くんへの愛情は生涯持ち続けていたそうです。公式サイトのキャラ紹介に記されてます。
こちらはミッチィ

ミイちゃん

リイコ

描き分け・使い分けも色々。


実にたくさんのキャラがいますな。

突然こういうコマがあるのが本当、好き。






群像劇と言うのはやはり色んなキャラがいないと成り立たない。
どのキャラにも個性があり、過去や現在がある。
それがキャラの魅力と強み、時には弱点にもなる。
知らぬ者とてないキャラたち。


この四人に関して言えば、あまりに本役の印象が強すぎて、他の役をしても「ああ、がんばって」という感じになのだよなあ。特にサファイアは。
写楽君はブッダでおいしい役だが、捨身飼虎だから虎にはおいしい…ウッウッウッ(手塚作品では嗚咽はカタカナが多い)
BJはそのままBJ役でよく働いてます。
そうだ、アトムと言えばアニメ「マリンエクスプレス」の役は非常に良かった。
こういうキャラが作品の味わいを更によくする。

真面目なブッダの死因がこのヒョウタンツギを食べたせいだというのには、こっちまでおなか痛くなるほどだった。
ノートも展示



物語を構成するのはキャラと展開なのだよなあ。
キャラ勢揃い

こういうのも楽しい。

やってますね。



やはりキャラが立ってないとこうは出来ない。
最後に表現のカッコいいのを。


迫力がすごいよねえ。
間もなく開館30年。いつまでも健在で。
