ついに最終回。
実に長々と続きました。
ここまでおつきあいありがとうございます。
前回はイスタンブールの新しい博物館をみて「ウォォォ」になったところで終わりました。
その続きです。

太陽の下のモスク
暑さに負けてモクズにもならず、モスグ離トルコしてモズクの国へ帰るのです。
残念なのはついに路面電車に乗れなかったことかな。

タクシム広場へ向かう。

これが革命記念碑
その周辺のにぎやかさは大都市のそれ。

建物は昔のものも元気。


この辺りはショッピングストリートでもある。
何故かキティちゃんがいる。
旗がパタパタ。



あーこんな繁華街のど真ん中を走るかー

かっこいいな

店先には猫



旗の影
お菓子屋さんのウィンドー





モザイクタイルのような綺麗さがあったね。
そうそう、色彩感覚は違うけれど、李朝の宮廷料理を今に伝える店が鶴橋にあって、そこのチヂミなんかも本当に綺麗な見栄えだった。
ランチに向かいます。

繁華街でもやはり安い。セルフサービスのお惣菜イートインでランチ。
ちょっとおまけしてもらった。ありがとう。

210tl1050円くらい。
ピロシキみたいなのとナス・トマト炒め、マッシュルームの酢の物、ミルクプリンケーキの上にはきな粉とチェリー
おいしかったわ。
イスタンブールではお惣菜とお店のものとホテルの手作り朝食をよばれたわけだけど、どことも全部おいしかったなあ。しかも安いのよねえ。
毎晩スイカと桃、しかも蟠桃ね、日本では超高級品の蟠桃、あれを食べ倒したなあ。
お惣菜の味付けもよかった。
本屋さん兼雑貨屋さんで可愛いオルゴールなどを見る。
昔梅田の33番街にあった「王様のアイディア」を思い出したなあ。
学校がこんなところにあるのか。にぎわいの中に学校。
ところでイスタンブールの商店はわかりやすい・買いやすい・見やすいので、良いと思うよ。
いよいよ退場。

バスに乗りこみまして空港へ向かいます。

16:55 まだまだ明るい暑い時間帯。
実は昨夜のガラタ橋のレストランでの夕食まで気づかなかったのだが、イスタンブールの夏は20時半くらいまで明るいそうな。わたしらは18時くらいから22時まで毎晩女子会と言う名の女山賊の宴を開いてたので、全然気づかなかった。
そうかそうなのか、20時半まで明るいのか。わたしの季節性鬱もこれだと治るのではないかな。
空港に到着。ガイドのエムラ氏ともサラバ。いろいろありがとうございました。
空港はさすがに値段が上昇。85tlの飲むヨーグルト。しょっぱいなあ。

イスタンブール空港でトルコのお姉さんの係官の人が親切だった。
それから数時間後、税関でまた同じお姉さんに再会。
善い人でしたなあ。

22:28いよいよフライト。後ろに誰もいないので下げてのさばる。
隣のカップルの彼氏の人が色々親切にしてくれた。
52Gかかってるらしい。

食事出ました。23:30

ビーフシチュー、マッシュポテト、バルサミコ酢のサラダ、アップルパイ
クリームチーズがよかった。バルサミコ酢はニガテ…
航空画像

タシケント上空に差し掛かる。

イスタンブールの次がタシケントなんよねえ。

欧州との位置関係もわかる。

ウランバートルまで来ましたよー ウルムチもこえて…
これはゴビ砂漠か


ですね。予想以上に大きいゴビ砂漠

ようよう北京に近づいてきた。
そういえば我々はPekin発音だけど、英字ではBejingベイジンなんだよな

シェンヤンだ。この地図表現ではイスタンブールからシェンヤンが緯度が同じに見えるな。
遂にイスタンブールが地図から消えた。
シルクロードを越えているのだなあ…
8/26ですね。

6:30朝食 ゆるゆるのバナナプリン、シナモンロール、オムレツの下にはポテトフライ、トマト、ブロッコリーなど
ジュースはドン・シモンのオレンジジュース。このシリーズは皆美味しい。
紅茶にはカットオレンジを入れたわ。友人のOさんはフルーツダメなのでわざわざ席を立って持ってきてくれたのよ。わたしなぞはおかずが口に合わないとフルーツばかりになることもあるから、人は色々あるものです。

旭川や東京の表示があるねえ。

一番向こうがアスターナ…

もうあとちょっとか。
ところでこれは大韓航空なので仁川に降りてから乗り換えですわ。

徐々に仁川インチョンに近づく…


イスタンブールからインチョン


意外に遠い感じもしなかった。
これはやはりロシアを飛ばないからなんだな。
あの延々とシベリアの上空を行ったのはもう…
村上もとか「龍 RON」を思う。
物語の終盤、昭和20年8月18日、龍は妻子共々テムジンという腕利き操縦士の操る皇帝専用の小型飛行機で新京の飛行場から飛び立つ。
途中ソ連機や米軍機に追われたり撃たれたりしながらも必死で飛行し続け、ついにチベットのラサに到着する。
そして56年の歳月が過ぎる。
その間に龍一家はずっとダライ・ラマ14世に仕え、亡命時には陸路でインドに逃れ、最後はようよう自由の身となってブータン(龍の国)に龍は妻と共に移住する。
その頃日本では龍の孫息子でインド人の父を持つ青年が祇園で小鈴とその孫娘に面会し、龍が心に常に刻んだ「道の為来たれ」の石碑を見に行く。青年が龍が死んだと報告したのが嘘だとその場で小鈴は知り、未だ龍の帰らぬことを想う。また小鈴の生んだ冬馬は種子島でロケットの打ち上げに成功する。
同時刻、遠いブータンで真昼に龍夫妻はそのロケットの光をみる。
「星…?まだ空が明るいのに」
「ああ、あれは新しい星。人類が生んだ星や」
ここでわたしは何度読んでも涙がこみあげる。
もうすぐ仁川に着く。







ようやく仁川に着く。
んん?タッチ&ゴーでもするみたいな…おいおい。
地図を見ると日本海ならぬeast seaなのもご愛嬌ということで。
税関も通る。こっちは28度か。涼しいやん。韓国の税関のお兄さんも親切。
あっスマホがこのタイミングで韓国時間に変更してる。
次は仁川から関空。はしっこの乗り場へ向かう。
アンソニー・ホプキンス助演の「アーマゲドン・デイズ」をちら見してから今度は2012年にベン・アフレックが監督・主演の「アルゴ」をみる。1979年のイラン革命時のアメリカ大使館員の脱出話。劇中で「猿の惑星」出てきた。髭のベン・アフレックかっこいいな。

しかし79年のファッションがイライラするのでダメ。
チャンネル替えたら「孤独のグルメ」してまんがな。
やっぱり面白いし美味しそう。ヒレカツいいな。しかし低温揚げとか赤み見えてるの怖すぎる。
ここでランチ出た。やきめし、筍、参度豆、牛肉の大和煮、パイン。
例によってOさんからパインの追加がくる。
食べ終わってまたドラマ見てたらまさかに関空着陸してるやん。
衝撃一つなかった。凄い技術やな。

荷物もさっさと出てきた。
わたしは新阪急ホテル行のに乗る。18:30発。
泉州は雨模様だがキタは夜の闇。19:37発に乗るがなにやら遠雷?
ピカピカするだけでなくなにやらドーンドーン…
あっ花火か!


伊丹の花火だと気づくやわたくし帰宅した途端にチャリで猪名川へ走りましたがな。
タフというよりラフだな。


花火はチラチラ見えたが、何やらおかしいな…

あ、稲光。雷雲やんかー
帰宅してからお風呂入って膚のあまりのピカピカツルツルにびっくり。
人生でここまでピカピカツルツルなんはいつ以来か。
あまりにイスタンブールで汗かきすぎたんやなあ…
これはガラタ塔そばのお土産屋さんで購入したモザイクのコースター

良い旅でした。
長々とお付き合い、ありがとうございました。
実に長々と続きました。
ここまでおつきあいありがとうございます。
前回はイスタンブールの新しい博物館をみて「ウォォォ」になったところで終わりました。
その続きです。

太陽の下のモスク
暑さに負けてモクズにもならず、モスグ離トルコしてモズクの国へ帰るのです。
残念なのはついに路面電車に乗れなかったことかな。

タクシム広場へ向かう。

これが革命記念碑

その周辺のにぎやかさは大都市のそれ。

建物は昔のものも元気。


この辺りはショッピングストリートでもある。
何故かキティちゃんがいる。

旗がパタパタ。



あーこんな繁華街のど真ん中を走るかー

かっこいいな

店先には猫



旗の影
お菓子屋さんのウィンドー





モザイクタイルのような綺麗さがあったね。
そうそう、色彩感覚は違うけれど、李朝の宮廷料理を今に伝える店が鶴橋にあって、そこのチヂミなんかも本当に綺麗な見栄えだった。
ランチに向かいます。

繁華街でもやはり安い。セルフサービスのお惣菜イートインでランチ。
ちょっとおまけしてもらった。ありがとう。

210tl1050円くらい。
ピロシキみたいなのとナス・トマト炒め、マッシュルームの酢の物、ミルクプリンケーキの上にはきな粉とチェリー
おいしかったわ。
イスタンブールではお惣菜とお店のものとホテルの手作り朝食をよばれたわけだけど、どことも全部おいしかったなあ。しかも安いのよねえ。
毎晩スイカと桃、しかも蟠桃ね、日本では超高級品の蟠桃、あれを食べ倒したなあ。
お惣菜の味付けもよかった。
本屋さん兼雑貨屋さんで可愛いオルゴールなどを見る。
昔梅田の33番街にあった「王様のアイディア」を思い出したなあ。
学校がこんなところにあるのか。にぎわいの中に学校。
ところでイスタンブールの商店はわかりやすい・買いやすい・見やすいので、良いと思うよ。
いよいよ退場。

バスに乗りこみまして空港へ向かいます。

16:55 まだまだ明るい暑い時間帯。
実は昨夜のガラタ橋のレストランでの夕食まで気づかなかったのだが、イスタンブールの夏は20時半くらいまで明るいそうな。わたしらは18時くらいから22時まで毎晩女子会と言う名の女山賊の宴を開いてたので、全然気づかなかった。
そうかそうなのか、20時半まで明るいのか。わたしの季節性鬱もこれだと治るのではないかな。
空港に到着。ガイドのエムラ氏ともサラバ。いろいろありがとうございました。
空港はさすがに値段が上昇。85tlの飲むヨーグルト。しょっぱいなあ。

イスタンブール空港でトルコのお姉さんの係官の人が親切だった。
それから数時間後、税関でまた同じお姉さんに再会。
善い人でしたなあ。

22:28いよいよフライト。後ろに誰もいないので下げてのさばる。
隣のカップルの彼氏の人が色々親切にしてくれた。
52Gかかってるらしい。

食事出ました。23:30

ビーフシチュー、マッシュポテト、バルサミコ酢のサラダ、アップルパイ
クリームチーズがよかった。バルサミコ酢はニガテ…
航空画像

タシケント上空に差し掛かる。

イスタンブールの次がタシケントなんよねえ。

欧州との位置関係もわかる。

ウランバートルまで来ましたよー ウルムチもこえて…
これはゴビ砂漠か


ですね。予想以上に大きいゴビ砂漠

ようよう北京に近づいてきた。
そういえば我々はPekin発音だけど、英字ではBejingベイジンなんだよな

シェンヤンだ。この地図表現ではイスタンブールからシェンヤンが緯度が同じに見えるな。
遂にイスタンブールが地図から消えた。
シルクロードを越えているのだなあ…
8/26ですね。

6:30朝食 ゆるゆるのバナナプリン、シナモンロール、オムレツの下にはポテトフライ、トマト、ブロッコリーなど
ジュースはドン・シモンのオレンジジュース。このシリーズは皆美味しい。
紅茶にはカットオレンジを入れたわ。友人のOさんはフルーツダメなのでわざわざ席を立って持ってきてくれたのよ。わたしなぞはおかずが口に合わないとフルーツばかりになることもあるから、人は色々あるものです。

旭川や東京の表示があるねえ。

一番向こうがアスターナ…

もうあとちょっとか。
ところでこれは大韓航空なので仁川に降りてから乗り換えですわ。

徐々に仁川インチョンに近づく…


イスタンブールからインチョン


意外に遠い感じもしなかった。
これはやはりロシアを飛ばないからなんだな。
あの延々とシベリアの上空を行ったのはもう…
村上もとか「龍 RON」を思う。
物語の終盤、昭和20年8月18日、龍は妻子共々テムジンという腕利き操縦士の操る皇帝専用の小型飛行機で新京の飛行場から飛び立つ。
途中ソ連機や米軍機に追われたり撃たれたりしながらも必死で飛行し続け、ついにチベットのラサに到着する。
そして56年の歳月が過ぎる。
その間に龍一家はずっとダライ・ラマ14世に仕え、亡命時には陸路でインドに逃れ、最後はようよう自由の身となってブータン(龍の国)に龍は妻と共に移住する。
その頃日本では龍の孫息子でインド人の父を持つ青年が祇園で小鈴とその孫娘に面会し、龍が心に常に刻んだ「道の為来たれ」の石碑を見に行く。青年が龍が死んだと報告したのが嘘だとその場で小鈴は知り、未だ龍の帰らぬことを想う。また小鈴の生んだ冬馬は種子島でロケットの打ち上げに成功する。
同時刻、遠いブータンで真昼に龍夫妻はそのロケットの光をみる。
「星…?まだ空が明るいのに」
「ああ、あれは新しい星。人類が生んだ星や」
ここでわたしは何度読んでも涙がこみあげる。
もうすぐ仁川に着く。







ようやく仁川に着く。
んん?タッチ&ゴーでもするみたいな…おいおい。
地図を見ると日本海ならぬeast seaなのもご愛嬌ということで。
税関も通る。こっちは28度か。涼しいやん。韓国の税関のお兄さんも親切。
あっスマホがこのタイミングで韓国時間に変更してる。
次は仁川から関空。はしっこの乗り場へ向かう。
アンソニー・ホプキンス助演の「アーマゲドン・デイズ」をちら見してから今度は2012年にベン・アフレックが監督・主演の「アルゴ」をみる。1979年のイラン革命時のアメリカ大使館員の脱出話。劇中で「猿の惑星」出てきた。髭のベン・アフレックかっこいいな。

しかし79年のファッションがイライラするのでダメ。
チャンネル替えたら「孤独のグルメ」してまんがな。
やっぱり面白いし美味しそう。ヒレカツいいな。しかし低温揚げとか赤み見えてるの怖すぎる。
ここでランチ出た。やきめし、筍、参度豆、牛肉の大和煮、パイン。
例によってOさんからパインの追加がくる。
食べ終わってまたドラマ見てたらまさかに関空着陸してるやん。
衝撃一つなかった。凄い技術やな。

荷物もさっさと出てきた。
わたしは新阪急ホテル行のに乗る。18:30発。
泉州は雨模様だがキタは夜の闇。19:37発に乗るがなにやら遠雷?
ピカピカするだけでなくなにやらドーンドーン…
あっ花火か!


伊丹の花火だと気づくやわたくし帰宅した途端にチャリで猪名川へ走りましたがな。
タフというよりラフだな。


花火はチラチラ見えたが、何やらおかしいな…

あ、稲光。雷雲やんかー
帰宅してからお風呂入って膚のあまりのピカピカツルツルにびっくり。
人生でここまでピカピカツルツルなんはいつ以来か。
あまりにイスタンブールで汗かきすぎたんやなあ…
これはガラタ塔そばのお土産屋さんで購入したモザイクのコースター

良い旅でした。
長々とお付き合い、ありがとうございました。