ちむわさわさぁ

心躍ること

待ち時間 について

2006-03-16 | rich aroma Coffee
朝から2件、クライアントとの打合せが終わると丁度ランチタイムで
[五穀米 野菜天丼] に腹が鳴った
入店して30分、なかなか来ないわりに店員はぬぼっと突っ立っておられたので
奴の顔と腕時計と交互に睨みを利かせると、飛んで来て「今揚げてます、ごめんなさい」と言われた

ウィークデーのランチタイムに待たされるのは大嫌いである。
特に営業中は電車の時間が気になるので
『5分で座れて5分で「お待たせしました」で5分で食べ終え5分でコーヒー』が理想である。
おかげで社会人になってからというもの、早メシに慣れてしまった。
上司はこれに早ぐそ(失礼)がつくらしい。

五穀米はまぁ美味しかったのだが、
最後の1粒を食べ終えて僅か1.25秒後、件の店員がサッとやってきて丼を下げていった。

誠に勝手だがこの速さは無駄である。
余の速さに、下げられた事に暫く気付かなかった。
店員の背中に何となく「さっきは遅くてごめんね、怒んないでね、頑張るから」
みたいなオーラを感じて、笑ってしまった。


昨日、高知でソメイヨシノが咲いた。
その前の日、東京には雪がちらついた。
春が近い。
[三寒四温]の日本が好きである。
近頃は朝の出勤中に「今日で3日目」と数えるのが日課。
時間をかけて春を待つ、のは好きだ。
会社近くのお濠沿いに並ぶ桜の木の枝、にも蕾がぷっくりと付き始めている。
一雨ごとに麗らかになる陽の温もりに、
今度のランチはゆっくり待ってみよう、と思った。

最新の画像もっと見る

post a comment