蛇の道賀正ひと騒ぎ について

迎春

新年明けましておめでとうございます

本年は極力人任せ、善光寺さんによりますと"自ら壊す"相、が出ましたため
自力でなんとかするのはよして現状維持を目標に
どちら様もどうぞよろしくお願い申し上げます

yuca

 

帰郷してみたら我が街のシンボル丸十温泉が様変わりしており
廃業のち洒落たギャラリー兼カフェ・レストランに、隣の信用金庫は雑貨屋兼オープンスペースに
そこだけアート空間になっていて驚いた。
地元に住まう新春のゆかりはちゃっかりそこでモチを振舞う事をご存知で
お着物でじゃじゃんときみえさんを連れて我が屋に登場し、ガショーとか言っていた。

　
辛みそ、ねずみ大根、練りゴマ、餡子、伽羅ぶき、薬味はご自由にどうぞ。
ゆかりの変な顔はこの正月の見所である。

　
ひょっとこのマネか。年の初めのめでたさに便乗しておつむもめでたくなっている。

 

 

折角なので茶臼山恐竜公園にお茶とお茶菓子を持参で行こう、と言っていたのに
ここの空間が心地良すぎて（あったかくて）勝手に持ち込んだコーヒーをドリップして女子会開催。
半分は古道具や作家さんの作品が売っているが半分は（使い道が決まっていません）という店員さんに、
ブラジルからゆかりがなぜか仕入れたチョコ、しかもお重箱入り、を寄贈して
ここに居座ったわけである。

フロアに使われている床材は、なんと私の通っていた小学校の体育館のもので
バスケットコートに描かれるラインがそのままだったり、椅子が小学校名の焼印入りだったりと
いやに”そそる”、造作であった。
改修工事をしているらしい事もようやくこの時に知った有様で、
こういう些細だがはっきりした変化を見て、都会ぶった田舎産の自分にはっとする。
そして街の風景と干支は順々に変わっていけど故郷が故郷たらんとしている事がありがたい。
奢らず正しく、松柏蒼々として翠なり、
私も人の子なのであった。

今年は雪の少ない信州の正月、陽の高い昼間のうちは持ってきた防寒グッヅをほとんど使わなくて
でもやっぱり朝晩の痺れる冬の寒さが耳たぶにきた。

　
お神酒とお雑煮をいただいて、一年の始まり。

 

ゆかりのへんな顔もここまできたら本物。
ことしもよろしく。